拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

L'Arc-en-Ciel LIVE 2014 at 国立競技場 おまけ

2014-03-29 22:43:15 | ライブ
ラルクの国立競技場ライブは、ラルヲタ友達のまゆこちゃんと一緒に行った。彼女とはSexy ZoneやVAMPSのライブに一緒に行ったことはあるけどラルクを一緒に見るのは初めて。でもねぇ……ほとんどしなかったね、ラルクの話。おかしなぐらいしなかった。だって私も彼女も同じようなものにハマっているからさ。最近彼女は私のしつこい?伝播のせいもあって、セクゾン、東方神起、SUPER JUNIORと順調に沼に足を踏み入れつつある。東方神起に至ってはFCに加入していたし。そんなわけで、ラルク国立が間近に迫っているというのに、なかなかラルクモードに頭が切り替わらなかった。
当日東京で待ち合わせをして、荷物をホテルに置いてから向かったのは、色々と欲しい物が売ってる新大久保であった。といっても、あんまり買い物するの荷物増えてラルクのライブ見るのに差し支えるから私は自重したけど。多くのお店のBGMや店頭の大画面のTVではEXOが激押しされており、いまだに全然衰えないどころか過熱している彼らの勢いを感じた。もうすぐ来日イベントだしな。途中何度も「私たちこれからどこ行くんだっけ?」「多分国立…?」とかそんな会話をしていた。昼過ぎごろ、一瞬小雨がパラつき、「え!??今日のライブ大丈夫!?」と不安になったけどすぐに止んで安心。ツイッターは「さっきの雨は夜に虹を出す演出の準備」という説であふれていた。雨に関しては今回のライブは全く問題にならなかったね。それよりも強風だったよねとにかく。
昼ごはんは、流れ的に韓国料理になりそうだったけど、「ここ!!」っていうお店が見つからず、「気分を変えて洋食にしちゃおうぜ」ということで、コリアンタウンの並びで異彩を放つ洋食屋?喫茶店?に入った。中は表通りを歩いている客層とは明らかに違う人たちがたくさん居て落ち着いた雰囲気。ここで一旦気持ちを国立モードに切り替えるにはちょうど良かったわね。まぁ話題は相変わらず…だったけど。そうそう、ここで私がELF-JAPAN入りしてしまったことを明かしたんだっけ…。
その後、ライブまでまだ時間があったので、東京都庁の展望室に行った。新宿歩いてる時、「そういえばキュヒョンが日本旅行した時都庁行ったよね?」って話題になったからさ。ギュは都庁から夜景を見たけど、昼間の眺めも素晴らしかった。数時間後にライブが始まる国立競技場を見たときはさすがにテンションが上がりました。
ほどよい時間になったので国立競技場へ移動。最寄駅の千駄ヶ谷駅前はラルヲタでごった返していて完全に祭状態。今回は公称で8万人動員らしいしね。それはそれは大変な騒ぎだったよ。のろのろと人の流れについて行きながら歩いてたら、SUPER JUNIORのグッズらしき缶バッジをカバンにつけている女子発見!!「おぉ…ラルヲタELFがここにも…」と興奮した。そして、私も持参してきた、先日ウネコンでゲットしたバッグチャームミラーを目立つようにカバンにつけなおすのだった(なんのために)。
国立競技場の入り口はすぐそばにあるはずなのに、そこにたどり着くための導線は指定されており、物凄い遠回りをしなければいけなかった。「どこまで行けばいいんだよw」と思ったわ本当に。グッズはデザインがイマイチだったので買う気なかったけど一応グッズ売り場へ。そして実物を見たうえで「やっぱいらないね」「ウネコンのグッズのデザイン少し見習って欲しいね」ってなって、さっさと入場した。
本当にライブ前まで、国立の座席に着いて開演を待っている時でさえも、ラルク無関係な話ばっかりしていた。やれぽよよが可愛いだのギュが可愛いだのヒチョルさんチャンミンのこともちゃんと視界に入れてだのチャミ乙だの…それはそれは楽しかったですよ。挙句の果てに、SUPER JUNIOR-Mのお披露目の日が国立の初日だったから、早くフルでMV見たいだのMVのリョウクちゃん仕事出来そう可愛いだのウニョクのバーン可愛いだの仕事出来ないギュかわええだの…。
浅草橋のホテル泊まって、二日目。初日があまりにも寒すぎたので、朝から新宿のユニクロに行って、羽織ものを調達しにいった。hydeも「北海道に行くつもりでライブに来て」と念を押していたしね。一応インナーを二枚重ねてきたけどまだ足りない気がして。寒さが軽くトラウマになってたね。そしてブルーのパーカーを買った。本当は手袋も欲しかったけどもう売ってないと言われた。店内には、自分たちと同じように上着を買い求める遠征組ラルヲタがちらほら居て笑えた。考えることみな同じ…。
その後はカラオケに行った。当たり前のように東方神起やSJばかり歌いまくっていた。あとEXOにもチャレンジしたが難しかった。リズム音痴なんで。隣の部屋からはラルクばかり聞こえてきて、「あの人たちもこれから行く場所同じだねぇ」なんて思った。街にラルヲタがあふれているこの感じ大好きだ。結局3時半過ぎまでカラオケに居て、昨日と同じように千駄ヶ谷に向かった。
というわけで、ラルクのライブを見るだけじゃなく、新たに出来てしまった趣味に関することもたくさん出来た充実した二日間だった。楽しいことがたくさんあるのはいいことだよね。特にラルクみたいにさ、常に活動し続けてくれるようなバンドを愛してしまった私にとっては、ラルク不在時に追えるものがないと困るんだよねぇ。ツイッターとか見てると、多くのラルヲタ達はラルク不在時はラルク以外の趣味に没頭している。女子アイドルだったりアニメだったりジャニーズだったり。K-POP行ってる人ももちろんいるね。それぞれの分野に散らばってた人たちが、「はーい国立でライブやりますよ~」の一声で日本全国、いや世界中から召集されて、8万×2日間の大規模公演が成立する。ラルク関連のツイートを見ながら、「あぁ、そういえばこの人もこの人も本来はラルヲタだっけw」と再認識する作業が面白かった。

L'Arc-en-Ciel LIVE 2014 at 国立競技場 二日目

2014-03-26 21:17:58 | ライブ
ラルクのライブ@国立二日目の感想を、初日と違う部分中心に。初日はバックスタンドで見たんだけど二日目はアリーナBブロック。ステージ近かったし、バックスタンドの演出をしっかり見ることが出来たし、何より風がスタンドほど強くなくてあんまり寒くなかった(重要)!というわけで初日よりも穏やかな気分で見られたかな。

01. CHASE
02. SEVENTH HEAVEN
03. REVELATION
初日は冒頭から「CHASE」でした。私この曲本当に大好きなので「え、ちょっと待ってまだ心の準備が…あわあわわ…」なんて思ってしまったが、始まったら大盛り上がりです。この日は初めにガガガっと盛り上がる曲をやったおかげか、客席もすぐに火がついたかな。「REVELATION」の聖火点灯の掛け声もすごかった。そういえばhydeさん序盤で、「L」のロゴ入りの大きな旗持って歌ってたっけ。あの旗のロゴかっこよかった。あれをグッズのデザインに入れればよかったのn…(ry

04. GOOD LUCK MY WAY
05. BLESS
06. HONEY
07. winter fall
08. NEXUS 4
09. READY STEADY GO
「NEW WORLD」に代わって「NEXUS4」がin。地味に好きなのでうれしかった。あの疾走感たまらないですね。「使い捨てられたって見返してやるさ」って歌詞が好きなの。

10. metropolis
11. 未来世界
12. 花葬
サブステージで披露された二日目のこのブロックは神がかってた。まず、「metropolis」直前のバックスタンドに浮かぶ青白い「L'Arc~en~Ciel」、二日目はしっかり目撃させていいただいた。めっちゃくちゃ綺麗だったぞこれ!!!感動した!写真や映像では伝わらないんだろうなあれは。生で見ないと。鳥肌たちましたよ。東方神起のライブでも、赤い光で「THANKYOU TOHOSHINKI」って出したのを生で見たけど、あれよりもびっくりしたな。何せ広大なバックスタンドをどーんと広く使ってましたから、ラルクは。そして聞こえてきたのが「metropolis」でさらにキャーですよ。「ピ~~ロ~~」って鳴ってるチープな電子音が国立に鳴り響いて笑顔が止まらなかった。「未来世界」ではバックスタンドに可愛いイルカ?の映像が。これも初日は気付かなかった。ドリーミィ…。そして文句無しの二日目ハイライトと言えば「花葬」!これは2011年のラニバツアーでも大好評だったラコースティックverでしたね。早く音源化しろよコノヤロウ。原曲よりも哀愁漂うギターと切ないにもほどがあるボーカルに、気が狂いそうになるほど感動させられた。スタンド一面に赤い花びらが優雅に舞い散る様は息をのむような美しさ。忘れられない光景ですね。

13. MY HEART DRAWS A DREAM
14. the Fourth Avenue Cafe
15. X X X
16. shade of season
17. DRINK IT DOWN
このブロックも良かったなぁ。LEDとプロジェクションマッピングがフル稼働。「MY HEART DRAWS A DREAM」の周遊クジラは、アリーナから見上げながら眺めると迫力満点。この日はクジラの鳴き声もプラスされてた気がする(初日は自分に聞こえなかっただけ?)。「X X X」のピンクオーシャンはいつかまた見てみたいな。クセになりそうな激しい美しさ。

18. EVERLASTING(新曲)
19. Blame
20. Caress of Venus
21. Driver's High
22. Link
23. あなた
このラストの流れは変わらず。「EVERLASTING」は歌詞を構成するワードも少なめだから結構内容よく覚えてる。早くCDが欲しいな。聞きまくりたいよ。ラストは「虹」から「あなた」にチェンジ。「あなた」でライブ終わらすって久々な気がする。「あなた」からのエンヤ「Book of days」は本当に感動するし心が洗われます。

終わってみて思うのだが、今回使われた無線操作で色を統制できるLEDライト「フリフラ」の演出は、アイドルの現場でもよくつかわれているけど、ロックバンドのライブの方が似合うのではないか。いくら演出が美しくても、アイドルのファンは、楽曲に合わせて統制された色のライトを振るよりも、自分の好きなメンバーやグループのイメージカラーのライトを振って、愛を叫びたいんじゃないかと。SUPER JUNIORとかのライブ会場がカラフルに染まる状態とか想像できないもんなぁ。本人たちも会場が青い光で満たされた景色を見るのが大好きなんだろうし。ももクロちゃんのファンだって、自分の推しメンのライト振りまくりたいんじゃないかな。
今回の国立ライブでは、ラルクの名曲達を盛り上げるために、怒涛のLEDの洪水を見せつけてくれた。まるで曲の世界の中に入り込んでしまったかのような不思議な体験だった。美しい輝きだけでなく、ダークな曲では真っ暗になったり、寒色系のグラデーションで曲の雰囲気を表現しているのも見事だった。「Link」の間奏、ドラムソロからベースが入り、さらにギターが加わり…と少しずつバンドの演奏が積み上がっていく場面では、アリーナの中央からスタンドの外側に向けてLEDの光が曲に合わせて広がって行った。演奏と演出が一体となる瞬間だった。二日目の「あなた」の途中で、光の色が(パールサファイア)ブルーから虹色に変化するのは、ブルー=空に虹が浮かぶってのを表現してくれてたんだよね?
ポンチョに映像を投影する演出は、国立のスタンドを360°全てファンで埋められる動員力のあるバンドの特権だと思う。さらに言えば、幻想的な映像が似合うファンタジックな世界をもつバンド。そんなバンド、国内では多分片手で数えられるぐらいの数しか居ないと思う。このバンドを好きで、このライブを見れて本当に良かった。どんなアーティストに夢中になったとしても、結局私が帰ってくるのはここなんだなぁと改めて思った。安心できるのはここなんだと。次のライブは何年後なのか知らないけど、きっとまた会いに行くと思う。4月からツアー始まるし、私はまた東方神起三昧の日々を送ることになると思う。その後にSJの7集が出たらSJ三昧になるかな。SMAPのツアーもあるね。でも必ず、最後にはラルクのもとに帰ってくるから。………だからラルクも早めに帰ってこいよな!フン!!


L'Arc-en-Ciel LIVE 2014 at 国立競技場 初日

2014-03-25 22:16:27 | ライブ
3月21・22日に、ラルクの約2年ぶりのライブ@国立競技場に行ってきた。1月の早朝にツイッターでこのライブの知らせを知り、私は思わず手に持ったiphoneをゴトっと落とすほどの衝撃を受けた。いくら東方神起やSUPER JUNIORに夢中になっていようとも、ラルクがライブをやってくれるなら行かない手はないので当然のように2daysのチケットを取って行ってきましたよ。久々にライブがあるだけでうれしいのに会場があの国立。年季入りまくりの設備は不都合も多いけど(特に狭いスタンド席の窮屈さときたら…)、歴史あるたたずまい、立地や周辺の雰囲気、荘厳な聖火台、そしてスタンド席から見える、ステージ後方の新宿の高層ビル群の美しさ……一部で神聖化されるのもよくわかる特別な空間。老朽化により改築の決まっている現状の国立で見られる最後のラルクのライブは、ラルクにしかあり得ない夢みたいな景色をたくさん見せてくれて、「あぁ、この感じが好きで私はこの人たちをずっと追いかけてきて、これからも目を離さないんだろうなぁ」としみじみするような、素敵なものでしたよ。
今回は事前に、無線による遠隔操作で光るLEDライト付きリストバンドと、ポンチョが配布されることがアナウンスされていた。LEDライトの演出は東方神起の日産スタジアム公演で体験済み。曲調に合わせて美しく色を変えながら光るライトの海に圧倒されながら、私は「これラルクのライブでもやって欲しいよう…」とずっとずっと思っていた。楽曲の世界観の振り幅が大きいラルクなら、LEDを使って物凄い演出をかましてくれるんじゃないかと。でも「ラルクが動く気配無いしなー」って諦めてた。それなのにこんなに早く願いが叶うなんて。ポンチョは初め「防寒具?雨具?」なんて言われていたけど、そうではなく、全観客に白いポンチョを着用させて観客席を真っ白にして、そこをスクリーンに見立てて様々な映像を投影するというビックリ演出のためだった。すごかったよねぇ…あれねぇ…。以下、セットリストに沿って初日の感想を。

01. get out from the shell
02. SEVENTH HEAVEN
03. REVELATION
04. GOOD LUCK MY WAY
05. BLESS
初日はスタンド席で見てた。聖火台に近い、バックスタンドの真ん中あたりなので、ステージからは遠かったけど見晴らしは良かった。オープニング、ステージに現れた4体のカプセルの中からラルクメンバーが一人ずつ登場。2年間冷凍睡眠でもしてたの?ってなぐらい変わらぬファッション&ヘアメイクのhydeの美しさにどよめく国立。バンダナ巻いた姿がかっこいいyukihiroに黄色い声あがりまくり。寒さ対策ばっちりのモコモコファッションのkenちゃんに爆笑。そしてtetsuya氏のキャベツ色の髪の毛にファン動揺。一曲目はまさかの「get out from the shell」で、コアなラルヲタは歓喜。でも「イェェェェェ!!!」って盛り上がる曲でもないから、みんなテンション抑えめで静かに見てる感じだった。そう、初日は中盤まで盛り上がりがイマイチだったんですよw普段のラルヲタの熱狂を考えるとウソみたいにね。強風が吹き荒れて尋常じゃないぐらい寒かったとか、強風に音が流されて音響が悪かったとかが原因かな。特に音響は深刻で、「なんでこんなに音小さいんだ?」って何度も不安になった。ドラムが聞こえてこない瞬間とかもあったしね。爆上げ定番曲「REVELATION」のレスポンスも普段よりおとなしかった。つーか寒くて元気な声でなかった、私はw「国立に火をつけてくれ!」とhydeが煽り、いつもの「オーイ!!」のコールで聖火点灯。聖火もねぇ、強風のせいで途中消えてたよね初日は。「BLESS」はバンクーバー五輪のテーマ曲だったからもう4年ですか、リリースから。冒頭をアカペラで歌ってくれましたね。ドキドキでした。

06. HONEY
07. winter fall
08. New World
09. READY STEADY GO
久々ということでシングル曲が続く。「winter fall」は、あまりにも寒すぎた夜の国立によく似合っていましたね。手足は震えまくってたけど本当に感動しました。臨場感ありすぎ。この曲のスココココンっていうドラムがね、本当に好きでぞくぞくするわ。「New World」はキー下げずに歌っててうれしかった。「READY STEADY GO」が終わってから、配布されたポンチョを着るよう指示する映像が。ポンチョ、面倒くさくて着用してなかったのだが、指示されたら素直に着ますよ。で、観客全員が白ポンチョを着ると、客席が真っ白に。まるで雪が積もったみたいに。これだけで既に素敵な光景だった。真っ白の客席には、さまざまな色の光がパッパッパッパっと投影され、しばらく光のショー鑑賞タイム。もっとも、これらの光は主にバックスタンドに投影されてたので、まさにバックスタンドに居た私たちには何が起こってるのか全然わかりませんでしたが。途中、アリーナ後方のサブステージらしきところに球体が出現し、地球儀のような模様や、「CHASE」に出てきたギョロ目が投影され、キラキラと輝きながら幻想的な雰囲気を盛り上げていく。

10. the Fourth Avenue Cafe
11. 未来世界
12. あなた
いよいよサブステージにラルクが降臨!そして「the Fourth Avenue Cafe」のイントロとともに、手元のリストバンドも輝きだし、ちょっと異常にも思えるぐらいの物凄い大歓声が。「ん?どーした?まぁサブステでフォースカフェはうれしいけど…」と不思議に思ってたんだけど、この時実はバックスタンドに、LEDライトで作った青白い「L'Arc~en~Ciel」の文字が浮かび上がってたのね。バックスタンドに居たから見えなかったんだけどさ!見た人は物凄く感動しただろうね。ちなみに私たちは「n」の上に居ましたよ。そしてキラキラとさまざまな色に輝きだすリストバンド。ブロック毎に色や光り方が異なっていたので、光のパターンの異なる様々なリストバンドが用意されて座席に置かれてたんでしょうね。東方神起の時はここまで複雑な色の配置ではなかった気がする。せいぜいアリーナとスタンドで色が違うぐらいで、光り方の違いで客席にグラデーションの海を作ったりはしてなかったな。ラルクさん本気や…。「歌っていると歌詞に引き込まれて泣いてしまう」とhydeが語った名子守唄「未来世界」では素朴で温かな歌と演奏が国立に広がった。そして「あなた」。客席が(パールサファイア)ブルーに染まった幻想的な空間でファンと大合唱。今回はスタンド360度全てのエリアに客を入れてたから、本当に真っ青な空間にラルクが囲まれてたの。夢みたいな時間だった。

13. MY HEART DRAWS A DREAM
14. CHASE
15. X X X
16. wild flower
17. DRINK IT DOWN
「あなた」の後はまたプロジェクションマッピングによる演出タイム。ここでは客席に巨大なクジラが投影され、国立のスタンドを優雅に周遊していた。やがてそこに「MY HEART DRAWS A DREAM」のkenちゃんのギターのイントロが重なる。な、なんという………。「MY~」はリリース以来ライブでやらなかったこと無いぐらい定番だけど、毎回大きな感動をもらう曲。今回はクライマックスの「夢を描くよ」合唱の時、その後に続く、本来hydeが歌うはずの「Our hearts draw a dream」もファンに歌わせており、一瞬「ん?あれ?」と笑いが起きた。続く「CHASE」は大興奮。ここぐらいになってくるとライブの盛り上がりも通常運転に戻ってきた。レーザービームが交差する中、しっかり「onigokko」叫んできたわよ。懐かしい。この感じ。「X X X」はこの公演のハイライトですかね。LEDは妖艶なピンク色に輝き、激しいギターが鳴る時は激しく点滅。優雅に美メロが歌われる部分では流れるような美しいグラデーションが客席を埋める。本当にドキドキしました。対して「DRINK IT DOWN」ではライトが消えて暗黒を演出。そしてサビの前のキメの部分で一瞬だけチカっと光る赤のライト!かっけぇぇぇ!

18. EVERLASTING(新曲)
19. Blame
「せっかくライブをやるんだから、シングル出そうよってなったんですが……まぁ結果はごらんの有様で…w」と、笑いをとるhyde。しかし国立のためにちゃんと曲を準備してきてくれた。「EVERLASTING」は「これぞラルク!」と言いたくなるようなダークなスローバラード。ねっとり麗しく歌ってましたよhydeさん。忘れたくても忘れられない、離れたくても離れられない関係の相手への愛憎入り混じる想いをしたためた歌詞は意味深。永遠に続く愛や気持ちって美しいものとして描かれがちだけど、そうじゃない時と場合だってありますからね、いくらでも。とにかくめちゃくちゃ良い曲でした。その次は初期ラルクの名曲「Blame」キター!!まぁ、私的には「Tierra」はどれが来ても「初期ラルクの名曲」って言うと思いますが。耳に残るメロディアスなベースのフレーズと、空に突き抜ける「胸のー!!!」がたまりませんね。もう涙目だったわ。

20. Caress of Venus
21. Driver's High
22. Link
神聖な国立で話すような内容じゃない、しかしあまりにもラルク的なkenちゃんの下ネタMCはさんでライブはクライマックスへ。カラフルな光が咲き乱れた「Caress of Venus」、演出の火柱の熱がスタンドにも伝わってきてありがたかった「Driver's High」。この辺りで私の手は寒さで完全にかじかみ、手を挙げるだけで寒いのでずっとポンチョの中で腕組みしてた。「Link」のイントロでは作曲者tetsuya氏のアンプの色でもあるトリコロールカラーに客席が染まってワロタ。間奏ではtetsuya氏のMC。第一声が「わっしょいーーーー!」。私はコレの存在完全に忘れてて、思わず吹いてしばらく腹を抱えて笑ってしまった。健在だわ、この方も。おかげで体があたたまった。

23. 虹
ラストはやっぱりこの曲。客席のLEDが七色に輝き、360度を虹色に染めていました。そうそう、こういうのが見たかったんです。美しい。これぞラルク。

こんなところかな。とにかく風が強くて寒くて寒くて…寒くて。途中「早く終わんないかな…えへ」なんてちょっとだけ思っちゃったよ。内緒ね。

ドンへとウニョク

2014-03-15 23:28:39 | ライブ
ラルク国立目前な今日この頃だが、私は相変わらず沼にハマったままだ。私は毎晩、寝る前に英語の勉強を地味~にやってるのだが、その時傍らで流してるDVDはほぼスーパージュニア関連(それかBSの旅番組)。もう沼から出る気なんて無い。
そんなある日Twitterで、SJのメンバーで、同学年の仲良しユニットドンへ&ウニョクが、日本での全国ツアーのために来日したという情報を見た。彼らがツアーするのは勿論前から知ってたんだけど、リョウクことぽよよ(逆だろ)推しの私は「まぁ、ドンへとウニョクだしなぁー…」とスルーしてた。でもよくよく考えてみると、あの2人がわざわざ名古屋のホールに来てコンサートするなんて結構レアじゃん…?と。んで、ライブ数日前に思い立ってチケット探したら、三階席を定価以下で譲ってくれる人をみつけて……迷わずそのチケットゲットしましたよ。そして二人が出した日本1stアルバムも慌てて購入して、ウネコン(今回のウニョクドンへコンサートの通称)3月6日の名古屋のセンチュリーホール公演に行って来た。以下、その時の記録を残します。
急にチケット取ったのでこの日は一人。「センチュリーホールって高校の時ソフィア見て以来行ってないなぁ」なんて思いつつ最寄駅から会場までテクテク歩いた。周りにはSJの応援カラーのブルーのグッズ身につけた女の子がいっぱい。ファンクラブグッズと思われる、東方神起のBigeastタオルのロゴと色を入れ替えたようなデザインのELF-JAPANタオルを羽織ってたり、去年のツアーSS5のトート下げてたり、みんな何かしら持ってたな。あとはハングルうちわとか。年齢層は全体的に東方神起と比べて少し若めで元気!ピチピチ!女子だらけ!聞こえてくる会話の内容がTwitterやブログやニコ動のツッコミコメントまんまな感じ…濃い…私はここに来て良かったんだろうかと一瞬怖気付いた。グッズ売り場でブルーのペンライトと、あと妙に可愛いデザインのコンパクトミラーを買って、開演ギリギリに席に着いた。
照明が落ち、客席がブルーに染まる。バディものの映画みたいな、それはそれは仲の良さそうでカッコいい感じの映像が流れ始めるともうみんな絶叫。で、ディスコ風の曲にノリながら遂にドンへとウニョクがステージに出現。おぉ…これが本物かぁ…っと、しばらくペンライト振りつつじーっと2人を観察。2人は…結構ちっさいね!小柄な体で、SJのダンス組らしく、チャラ~い雰囲気出しつつもピシピシッと踊っておられました。パフォーマンス中に2人が頻繁に互いにスキンシップを取り合う度に会場発狂。「みなさんこういうのが欲しいんでしょ?」というビジネスな雰囲気も多少感じたが、でも本当に仲良いんでしょうね。MCでは「退場です」というワードが気に入ってるのか多用する2人。「僕らのアルバム買ってない人は手を挙げてください………退場です」のように。あ、ちなみにMCは大部分を韓国語で話して部分的に日本語。韓国語の時は同時通訳が入る。
ライブは当然1stアルバム中心のセトリ。ノリやすいパーティソング多めで聴いてて楽しかったので予習はラクだった。80'sユーロ風のノリと、80'sアメリカンなテイストを最新のエレクトロで割って仕上げたような愉快なアルバム。二人の衣装や演出も英米を行き来してるような雰囲気だった。ノリノリな曲こそが彼らの持ち味なんだろうけど、私は意外にもバラード曲「君が泣いたら」が一番印象に残った。「僕たちSJのメインボーカルじゃないから完璧に歌えないですが…」という頼りない言葉とともに披露されてたけど、たまにかすれそうになる素朴な歌声は妙にツボに入った。この曲をキュヒョンとかがサラっと上手く歌ったらきっと嫌味に聴こえるよ(おい)。ドンへとウニョクが歌うことに意味があるんだろうな。
彼ら二人の持ち歌だけでなく、SJの曲もいくつか歌われた。「Shake it up」とか大好きなのでうれしかったな(冒頭のぽよよのソロが可愛いのなんのって)。ライブの最後の方では、歌ってる2人の後方でSJのライブ映像も流れ、各メンバーがアップで映るたびにみんな「きゃああぁぁぁ!!」。私はここで、ぽよよがアップで映るシーンを何故か見逃すという失態を犯す(本当いつのまに映った?!)。
二時間半ほどのライブはあっという間に終わった。ライブ行くまではそれ程注目していなかった2人の事を好きになれた良いステージだった。このライブの後は、SJのDVDを観る時も自然と2人に目が行くようになった。前はぽよよ中心に観てて、ウニョクが華麗にセンターで舞ってる時すら後ろでモタモタ踊るぽよよを目で追ってたんだ…。でも今は、ダンス中にアイコンタクトを取り合う2人や、ウニョクがMCを仕切るのを楽しそうに眺めてるドンへなどを見ながら「あぁ…いいな…こいつら…」とか思うようになってしまった。SS5大阪の「Dancing out」で、ドンへがウニョクに「ほら早く前に走れや」みたいな感じで蹴られて花道に出て、銀テープがパァン!って発射されるタイミングでウニョクがパーン!って打つマネしてドンへ倒れるシーン凄い好き(なにそれ)。
日本でSUPER SHOW6あったら絶対行くつもりなんだけど、ふと思った。SS6の時、ステージにドンへとウニョクは居るのか?と。この前、私と同い年のシンドンやソンミンが入隊するという記事を見た。そして彼らと同い年の東方神起のユノの入隊が近いこともファンならみんな覚悟している。てことは来年は、ユノ達の一学年下のドンへウニョクも…。SS6がいつ始まるのか知らないけど、今居るメンバー全員揃わない事はもう決まっている。東方神起ファンの私は、SJを好きになる前は「メンバー多いから誰か入隊しても活動止まらなくていいねー東方神起なんて2人だからさぁ…」なんて思ってたけど、全然良くない。特別好きなメンバーじゃなくても、誰かが居ないのは寂しい。SS5では、メインボーカルのイェソンさんが抜けた穴を、歌組のぽよよとキュヒョンが見事に埋めていた(「ノラゴ」のフェイクとか「もうこれからずっとぽよよがやれよ」とか思っちゃったよ兄さんごめんね)。SS6でも、誰かが抜けた穴は誰かがちゃんと埋めるんだろう。でも寂しいよね。寂しいよ。
あの国のアイドルを好きになると、「曲が好き!」「かっこいい!」っていう単純な気持ちだけで応援するのが本当に難しい。余計な心配が、ノイズが多すぎる、色々と。