拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

VAMPS@山中湖

2013-09-01 20:57:54 | ライブ
8月11日、VAMPSのライブを観に、山梨県の山中湖まで行って来た。「今年は山中湖畔で野外ライブやるわよ!」というアナウンスがあった時、「はぁ、遠すぎるし野外嫌だし山梨暑いしまぁ当然行かない方向で」としか思わなかったのだが、山梨在住のお友達まゆこちゃんが「行こうよー!」と誘ってくれて、行く事になりました。いざ行く事が決まると単純なものでワクワクしてくる。今年は地元のVAMPSライブ一回しか行けてないしな。
当日はまず高速バスで甲府へ向う。体力温存のために寝ようと思ったがあまり寝られず、結局iPodで「小島慶子キラキラ」聴いてたら甲府に着いてしまった。バス降りたら暑いのなんのって!40度くらいあんじゃねーか!ってぐらいの熱気に包まれた駅前でフラフラしつつまゆこちゃんと合流し、甲府名物の鳥もつを食べて、クルマで山中湖に向かった。途中、過去にシークレットでVAMPSが降臨した伝説の?KAZOOホールを見たり、美味しいジェラート屋さんに連れてってくれたりと、早速甲府を楽しんだ( ´ ▽ ` )ノもうちょっとで会場着くよって所でお茶など買いにコンビニに寄ったら、外は結婚涼しくてびっくり。富士五湖近辺は避暑地で標高も高いから、下界の甲府とは随分気候が違うらしい。雨上がりだったから余計に、かな。
山中湖に着き、風景の写真撮ったり物販見たりと一通りフラフラしてたら、ラジオDJのやまだひさし氏を発見。特設ブースを出してサイン入りの著書を売っておられました。「残り三冊だよ!握手と写真撮影もつけるよ~!」と元気に呼び掛けてらっしゃいました。金髪でした。それを横目に雨上がりでぬかるんだ芝生を歩き、会場へ。ゆるい傾斜のある、湖のそばの野外ステージは爽やかな雰囲気。晴れてれば背後に富士山見れたみたい。芝生濡れてるし、滑らないように気をつけて跳ばないと~とか喋ってるうちに開演!バギー乗ってステージ袖に登場し、「LOVE ADDICT」で一気に盛り上げまくるのだった。
以降盛り上げ曲が続き、狭いZEPPでは無縁だった開放感を味わいながらワーっと騒いでた所に、HYDEソロ屈指の名曲「Season's call」登場!スケールの大きい会場でこの曲、合うに決まってます。美しく爽やかでロマンチックなあのイントロが鳴った時、「っっっしゃあああ!!」と思った。多分ライブで一度も聞いた事無かったのよね。この曲のクライマックスでHYDEおじさんが「ゥアァアァア~~!」と言葉にならない感じで気持ち良さそうに声を出す部分がたまらない。吹いてくる風も気持ち良い!続いて新曲「AHEAD」、一聴して「あぁ、いつものVAMPSだねぇ」と誰もが思う曲なんだけど、なんだろう…胸に低音がガツガツきつつ、スピード感満点で、そして相変わらずHYDEおじさんが叫んでて、なんだかめちゃくちゃ好きな曲。
中盤は静かめな曲をしっとり聴かせるコーナーが登場。日も落ちてきつつあり雰囲気とっても良かった。去年大好評だった矢沢永吉のカバー「時間よとまれ」では、さっきまでの喧騒が嘘のように静まり返る。これだよこれ。こんな雰囲気を簡単に作れちゃうのが、他の人には無い、HYDEおじさんだけがもつ凄い所だよ。続く「MEMORIES」はちょっとハワイアンボッサなアレンジになってて、イントロ聴いて「あ、これは違う」と少しガッカリ…原曲の切なさが消えた気がしたのよごめんなさいね。でもその後の「MY FIRST LAST」はバッチリでしたねぇ。こういう、HYDEおじさんの核というか、死生観みたいなのがゴロっと表出したような曲は、VAMPSでしか表現できないんだろうなぁと思う。4人の思想を絶妙に絡みあわせるラルクでは多分難しい。しっとりコーナーを締めくくったのはキャンプファイヤー的な雰囲気も感じる「MISSION」。これもラストの「NO WALL」の絶叫が素晴らすぃ。
以降は再びバカ騒ぎ曲を連発で一気に駆け抜ける!ライブの幕開け時に聞くことが多かった「DEVIL SIDE」がここで来ると新鮮。完全に会場の熱が上がり切った時にこれやられると本当おかしくなりそうです。続く新曲「REPLAY」もすっばらしい!出だしはヘヴィーでセクシー、でもサビでは一気に景色が広がって幻想的になって、間奏でまたヘヴィーに戻って…みたいな。とにかく素敵な曲なのよ。「TROUBLE」はかなりEDM寄りのアレンジになっててこれまた最高~。時代の流れとともにどんどんアップデートしてけばいいと思う。みんなでガンガン足踏みする「REVOLUTION」は久々。この辺はずーっとぴょんぴょん跳んだり叫んだりしてたから基本はめっちゃ熱くて汗だくなんだけど風が吹くと寒くて、「これ完全に体調崩すパターンやん」とか少し思ったけど気にしないYO!
盛り上がり曲ゾーンが終わり、一息ついた所で「ギターの上手い友達」ことkenちゃん降臨!メンバーにお中元?を配った後、「ここが日本で一番おっぱい揺れてるって聞いたんできました!」との名言を残し、ラルクの名曲「I'm so happy」と 「HONEY」をプレイ!目の前に広がる贅沢過ぎる光景に心ときめかせながら、少しだけラルクが恋しくなってしまった。ラストはみんな大好き「SEX BLOOD ROCK'N ROLL」でドタバタ騒いで終わり。野外なのでもちろん花火でシメです。

さてさて、ライブが終わった後帰路に着くわけだが、案の定駐車場から脱出するのに時間がかかった。小一時間ぐらいかな?脱出した後は何故か車内で
小島慶子キラキラのポッドキャストを聞きながら、夜ご飯を食べにロイヤルホストに向かった…ライムスターの宇多丸さん激推しのオニオングラタンスープを食べるために。夜10時近くになると外の気温はだいぶ下がり、パーカー着ないとやってらんないほど。そこでホッと一息入れつつご飯食べて、甲府に向かう。まゆこちゃん運転本当にお疲れ様!同じ山梨でも甲府に戻るとやっぱり暑かったわ。