拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

あーみんの輪を広げたくて/「春麗お断り」

2006-04-21 20:38:42 | 漫画
●私は薦めたがりである。漫画やテレビ番組で、自分がとても気に入っていて、なおかつ周りの人が全く知らないものはあらゆる人に薦めないと気が済まない。実際それを頻繁にやると相当欝陶しいだろうことはわかっているので実行に移すのはかなり少ないが。ちなみに自分の好きな音楽は全く人に勧めない。相手も気に入るだろうという自信が全く無いからだ。偏りすぎだもん…。
ヴィレッジヴァンガードで岡田あーみんの「ルナティック雑技団」を発見したときは驚いた。こんなマニアック漫画がまだ増刷されているなんて!すぐに全巻購入し、小学生のころ『りぼん』で読んだ時にはまるで気付かなかった細かいギャグに大笑いし、「知名度の低いこの漫画を自分以外の人に広めなければ。今すぐに!」という困った衝動にかられ、あらゆる人に読んでもらった。あーみんは単行本のあと書きに「読んでみて面白いかったら、保存用・布教用にそれぞれ一冊ずつ買ってくれ」と書いていたが、シャレにならん。本気で複数購入しそうだった。しかも新品で。古本だとあーみん様に印税が入らないじゃないか………やべ、新興宗教の信者みたい(笑)1セットしか持ってませんよ、念のため。「ルナティック雑技団」は私の薦め魔な部分を心地よく刺激した大好きな漫画である。「心地よい針のシゲ~キ~」である。ちなみにヴィレッジヴァンガードの殆どの店には岡田あーみんの漫画が全巻揃っているはずである。ここ最近、初めて訪れた店では必ずあーみん漫画があるか否かチェックしてしまう。学校の近くのヴィレバンにもあるのかな?金沢に遊びに行った時も「金沢店」にずらーっと並んでいた。ヴィレヴァンも「あー民」である。
「雑技団」を貸した人達は皆大人なので、「バカで面白い」と私が一番求めていた感想を言ってくれた。ありがと~。

●「ストⅡ」に費やした時間が全て返ってくるとしたらどれくらいになるだろう。私が小学生の頃バカみたいに流行った格闘ゲームの代名詞「ストリートファイターⅡ」。私がまともにやったゲームってこれぐらいだと思う。家にゲーム機が無いので友達の家でやったりゲーセン行ったりして遊びまくったあの頃。ゲーセンで友達(とは言えないな。格ゲー仲間?)結構増えたなぁ。元気かな、あの子達。一番遊んだのは「ストリートファイターZERO2」だったか?連続技を繰り出すのが気持ちよくてハマりにハマったなぁ。最高じゃん、「スーパーコンボ」。友達同士で決めた「ローカルルール」もいろいろあった。「上級者は春麗を使わない」等、かなり心の狭いルールが多かった。上手い人が春麗使うと必殺技を出さなくても余裕で勝てちゃうから…。春麗禁止令で一番困ったのは私だったのだ。特定の行動をとり続けることによって対戦相手を脱出不可能に追い込む所謂「ハメ技」を認めるか否かでももめてたな。ストⅡが出始めた頃は、ハメ技や待ち技をめぐってゲーセン内でリアルなストリートファイトが繰り広げられたそうだが、個人的には「何がいけないのさ、ハメ技の」と思ってた。
小学6年を境になぜか全くやらなくなったが、今でもシリーズ出てるのかなぁ…。10年近くやってないから今やってみても何もできないだろうなー。