小室逮捕以来、CD棚から過去の小室プロデュース作品を引っ張り出してきてちょろちょろ聴いている。小室ファミリーで好きだったのは安室ぐらいだからリアルタイムで、新品で買ったCDは安室のばっかりだが、ブックオフの中古盤まとめ買いセールやハードオフの叩き売りワゴンで手に入れたアルバムが何枚かあるのだ。我が家にあった小室プロデュース作品は以下のもの。※が付いてるのは中古で買ったやつ。
■安室奈美恵
『SWEET 19 BLUES』
『Concentration 20』
『GENIUS 2000』※
『break the rules』
■華原朋美
『LOVE BRACE』※
『storytelling』※
『nine cubes』※
■globe
『FACES PLACES』※
『Love again』※
『Relation』※
こんなもんか。これは多いのか少ないのか。安室の『SWEET~』は初めて買ったCDなので思い出深いな。買ってから12年経ったのか。干支一周!『Concentration 20』収録曲は、人生初ライブだった名古屋ドームでのライブでたくさん歌われてたな。いまだに色々覚えてる。『GENIUS 2000』は…すっかりラルヲタになってた頃に出たアルバムだな。リアルタイムでは出たことすら気づかなかったかも。ラルクだと「NEO UNIVERS」とかがヒットしてた頃に出たアルバムだからね。忘れた頃にブックオフでさりげなくゲット。『break the rules』は、当時の最新シングル「PLEASE SMILE AGAIN」が好みだったので普通に買った、2000年末に出たアルバム。小室プロデュース最後の作品でもある。「小室哲哉最後の輝き」とでも評したくなるほど良曲揃いなのでいつかレビューしたいなぁ。華原朋美のアルバムは叩き売りされてたやつをゲット。朋ちゃん…リアルタイムでは、歌番組などで見せる鼻持ちならない態度に、子どもながらにイライラさせられたりしたが、「I'm proud」とかは普通に好きだったな。あれ、小室作品でベスト3に入るでしょ、出来の良さでは。『LOVE BRACE』は今田・東野にどつかれつつも悪態ついてたパンキッシュアイドルから歌手・華原朋美への華麗なる転身と成功の物語をまとめた、ドラマチックなコンセプトアルバム。「あー、ラブラブだったんだっけね、当時…」と非常に感慨深くなる。で、続く『storytelling』で暗雲がたちこめ(「Hate tell a lie」など)、『nine cubes』でぶっ壊れる、と。『nine cubes』は迷盤・珍盤・怪盤・奇盤として一部(J-POP収集家)で有名ですな。クオリティ低いなんてもんじゃない。ボーカリスト・華原朋美の長所をスルーし、短所だけを煮詰めてつくったような怪曲が並んでいらっしゃる。超久々に聴いてみて改めてびっくりしたぜ。小室が逮捕された時、朋ちゃんのファンは「『nine cubes』なんて駄盤を作った天罰だ!」と思ったに違いない。これもアルバムレビューできたらいいな。globeのアルバムは……何分もあるインストや、やたらイントロ長い曲がたくさん入ってるので、TKサウンドが好きな人なら聴いててかなり楽しめるのだろうが、まぁ…思い入れないからな、私。今となっては「あほだなぁ~」にしか聴こえない曲があるなぁ。
最近はカラオケに行くと「やっぱTKっしょ」という流れになり、回顧タイムが始まったりもする。友人が歌う「I'm proud」を聴いて涙したり(キー高いから私には歌えない)、trfの能天気なパーティーチューンに爆笑したり、全盛期安室の曲のオケのド派手さに恐れ慄いたり。globeの曲で出てくる本人映像をしみじみ見たり。今20代~30代ぐらいの人がカラオケ行くと、大体こういう流れになるんじゃない?デンモクで履歴とか見ても結構小室系の曲入ってるしさぁ。
追記
そういえばライムスター宇多丸師匠のラジオで、逮捕後に組まれたTKサウンド分析特集で(岡村ちゃん特集といい、本当えらいよこの番組…)、「日本のヒップホップは、小室さんが全盛期にエイベックスにもたらした利益の恩恵を確実に受けている」と語っていた。昔から、バリッバリの商業主義な面と、商業的には厳しいけどスタッフが個人的に好きなものを推す音楽至上主義な面を両立してきたエイベックス(社長・MAX松浦イチオシのユニット、ガール・ネクスト・ドアはスベり気味)エイベックスがパトロン的役割をしたおかげでクラブミュージックが盛り上がったというのは事実だよなぁ。あの会社のバイオグラフィー凄く面白い。トラブルだらけ。
■安室奈美恵
『SWEET 19 BLUES』
『Concentration 20』
『GENIUS 2000』※
『break the rules』
■華原朋美
『LOVE BRACE』※
『storytelling』※
『nine cubes』※
■globe
『FACES PLACES』※
『Love again』※
『Relation』※
こんなもんか。これは多いのか少ないのか。安室の『SWEET~』は初めて買ったCDなので思い出深いな。買ってから12年経ったのか。干支一周!『Concentration 20』収録曲は、人生初ライブだった名古屋ドームでのライブでたくさん歌われてたな。いまだに色々覚えてる。『GENIUS 2000』は…すっかりラルヲタになってた頃に出たアルバムだな。リアルタイムでは出たことすら気づかなかったかも。ラルクだと「NEO UNIVERS」とかがヒットしてた頃に出たアルバムだからね。忘れた頃にブックオフでさりげなくゲット。『break the rules』は、当時の最新シングル「PLEASE SMILE AGAIN」が好みだったので普通に買った、2000年末に出たアルバム。小室プロデュース最後の作品でもある。「小室哲哉最後の輝き」とでも評したくなるほど良曲揃いなのでいつかレビューしたいなぁ。華原朋美のアルバムは叩き売りされてたやつをゲット。朋ちゃん…リアルタイムでは、歌番組などで見せる鼻持ちならない態度に、子どもながらにイライラさせられたりしたが、「I'm proud」とかは普通に好きだったな。あれ、小室作品でベスト3に入るでしょ、出来の良さでは。『LOVE BRACE』は今田・東野にどつかれつつも悪態ついてたパンキッシュアイドルから歌手・華原朋美への華麗なる転身と成功の物語をまとめた、ドラマチックなコンセプトアルバム。「あー、ラブラブだったんだっけね、当時…」と非常に感慨深くなる。で、続く『storytelling』で暗雲がたちこめ(「Hate tell a lie」など)、『nine cubes』でぶっ壊れる、と。『nine cubes』は迷盤・珍盤・怪盤・奇盤として一部(J-POP収集家)で有名ですな。クオリティ低いなんてもんじゃない。ボーカリスト・華原朋美の長所をスルーし、短所だけを煮詰めてつくったような怪曲が並んでいらっしゃる。超久々に聴いてみて改めてびっくりしたぜ。小室が逮捕された時、朋ちゃんのファンは「『nine cubes』なんて駄盤を作った天罰だ!」と思ったに違いない。これもアルバムレビューできたらいいな。globeのアルバムは……何分もあるインストや、やたらイントロ長い曲がたくさん入ってるので、TKサウンドが好きな人なら聴いててかなり楽しめるのだろうが、まぁ…思い入れないからな、私。今となっては「あほだなぁ~」にしか聴こえない曲があるなぁ。
最近はカラオケに行くと「やっぱTKっしょ」という流れになり、回顧タイムが始まったりもする。友人が歌う「I'm proud」を聴いて涙したり(キー高いから私には歌えない)、trfの能天気なパーティーチューンに爆笑したり、全盛期安室の曲のオケのド派手さに恐れ慄いたり。globeの曲で出てくる本人映像をしみじみ見たり。今20代~30代ぐらいの人がカラオケ行くと、大体こういう流れになるんじゃない?デンモクで履歴とか見ても結構小室系の曲入ってるしさぁ。
追記
そういえばライムスター宇多丸師匠のラジオで、逮捕後に組まれたTKサウンド分析特集で(岡村ちゃん特集といい、本当えらいよこの番組…)、「日本のヒップホップは、小室さんが全盛期にエイベックスにもたらした利益の恩恵を確実に受けている」と語っていた。昔から、バリッバリの商業主義な面と、商業的には厳しいけどスタッフが個人的に好きなものを推す音楽至上主義な面を両立してきたエイベックス(社長・MAX松浦イチオシのユニット、ガール・ネクスト・ドアはスベり気味)エイベックスがパトロン的役割をしたおかげでクラブミュージックが盛り上がったというのは事実だよなぁ。あの会社のバイオグラフィー凄く面白い。トラブルだらけ。