拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

近況

2009-11-22 00:21:06 | 日記
●劇団大人計画の宮崎吐夢(とむ)の新作DVD『何度も店じまい』、最高だ。2004年ごろからリリースされている『店じまい』シリーズはどれも素晴らしく、リアルタイムで堪能してきた。でも、慌ただしく毎日を送る社会人となった今の自分は、過去とは比べ物にならないぐらいこのDVDに入れ込んでいる。このDVDは過去最高に私の心を打つものであると思う。仕事から帰って心身ともにヘトヘトで、人と話すのも面倒で出口が見つからなくて…そんな時でも、この『何度も店じまい』見たら「あぁ、まだ私は頑張れる…」と思えるんだ。ありがとう吐夢さん。
肝心のDVDの内容は…ほぼ下ネタだらけの歌とフラッシュアニメ集(笑)。琉球音楽のリズムにのって下品な単語を連呼しまくる「ちんすこうの花」「ちんじるまんじる」(タイトルがもうアウト)、FMの音楽番組のフワフワしたノリをパロった「IMOKO」、和風なトラックに延々と問いかけがループする「…右大臣?…左大臣?」、解散の危機にある冴えないギターポップユニットの緊迫ドラマ「ストリートミュージシャン」などなど…とにかく爆笑できる作品がずらりと並ぶ。特に琉球シリーズは最高だな。耳にひたすら心地よい三味線と琉球民謡メロディーに乗せて、至極くだらないことが歌われて…。聴いてる間中ずーっっとゲラゲラ笑ってる。いやぁ…お笑いって素晴らしいですねぇ。一学期はジャルジャルのコントDVDに救われ、二学期は吐夢さんに救われ。興味あったらYouTubeとかで検索かけてみてください。

●『HUNTER×HUNTER』復活みたいですね。またもやmixiニュースになってた。最新刊も出るとか。さすがに1年以上も開くと、前回の10週連載の内容全く記憶にないわ。ブログに感想残してないかなー?とか思ってアーカイブ探したけど、まともに内容書いてるやつは無かった。「イカルゴとプロブータ戦が二週続いてがっかり」的なことは書かれてたけど。結局イカルゴは勝ったんだっけ?ゴンはピトーの治療を待ってるんだっけ?あれ、キルアは…何してたっけ?シャウアプフがモラウの煙を抜け出した事はなんとなく覚えてる。

●cali≠gariが2月11日の建国記念日に日本武道館でライブだと。期間限定の再結成だったけどその期間が延びて(?)新しい音源もリリースされるとのこと。う、嬉しすぎる。当日は祭日だから仕事休みだけど翌日は普通に仕事。スケジュール的にはキツいけど…チケット取れたら行こうと思う。大好きだけど、絶対にライブを見ることは出来ないだろうと諦めてたバンド。そんなバンドが武道館ライブ…行くしかない。cali≠gari…武道館埋まるかな?本人たちは「5000人は入らないと赤字だからよろしく」「埋まりません、此処だけは」などと自虐気味だが、なんだかんだで埋まると思うんだけどなぁ。
それにしても、奇怪な楽曲ばかりを生み出し、「僕たち国家の猥褻物」(「エロトピア」)「ソープ通いと女装が天国で」(「マグロ」)等と歌う彼らが、よりによって建国記念日に、武道館の日の丸の下でライブですか…。

●cali≠gari熱は相変わらず熱いのだが、最近、東方神起熱も結構上がってきている。「母親が大ファンだからその影響で聴いてる」というレベルじゃなくなってきた。初期のアルバムはそんなに好きじゃないんだけど、R&B寄りポップスがぐっと増える3rdと4th辺りは凄くよく聴く。あと、ライブのDVDも結構観てる。前に東京ドームライブのDVDの感想を記事で書いたけど、あの頃よりも真剣に観てる(笑)。東方神起についてはまたゆっくり書こうかなぁ。

●今年は萩尾望都デビュー40周年だから、単行本がいっぱい出るな。嬉しい。12月には『スフィンクス』が出るのね。手に入りにくかったエッセイ集も再販されてるみたいだし、早く買わねば。

「マクロス」知らないけど「ランカ・リー」という名前はいつのまにか記憶していた

2009-11-08 22:35:47 | 音楽
ふと、「最近しょっちゅうiTunesに曲入れてるなぁ」と思い、2009年1月から今日までにiTunesにインポートした曲を検索したら、634曲だった。2008年は219曲、2007年は257曲だったから、近年と比べるとかなり多い。気づかないうちに色んな音楽詰め込んでたんだな…。新年早々70年代ディスコ風歌謡曲にハマったり、長らく放置されていた電気グルーヴやRHYMESTERの旧作を一気に入れたり、母親に借りた東方神起を大量投入したり、Tommy hevenly6やブリグリ、そしてトミーのルーツであるStrawberry Swithch Bladeを入れたり、ジャルジャルのDVDについてたショートコントCD入れたり(これがまた量が多い。ショートネタばかり50トラックぐらい…)、何故かやしきたかじんや山口百恵のベストをレンタルしたり(ほぼ聴いてない。たかじんの「東京」ぐらいかな)、ハロプロ入れたり(話題の藤本美貴と、今となっては味わい深過ぎるユニット・W)、スピッツの旧作入れたり(毎年秋になるとスピッツの旧作を買い足してる。まだコンプリートならず)そして現在絶賛中毒中のcali≠gari及びボーカリスト石井秀仁のソロニューウェーブユニットgoatbedも大量に…。
社会人になって、気になったCDはあんまり躊躇せず買ったりしてるからか、今年はiTunesとipodフル稼働の1年だったなぁ…と今になって気がついた。CDが売れない時代と完全に逆行してるぞ、私。ただ、新譜はほとんど買ってないけど。ラジオ聴いてても(毎朝20分ぐらいFM AICHI聴いてるだけですが)ピンとくる曲全然無い。でも気になるアーティストもいる。最近、というかここ2~3日の間聴きまくってる曲、シェリル・ノーム starring May'n の「pink monsoon」。夏にエヴァ新劇場版見に行った時、毎回予告編が流れていた映画『マクロスF 虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~』の挿入歌。『マクロスF』見たこと無いから詳しいことはわからないけど、劇中に出てくる歌手だよね、シェリル・ノーム。「月島きらり」とか「大崎ナナ」とか「レイラ」とかと同じラインだよね。



私は『マクロスF』の予告編を見るたびに「よくわかんないけど曲カッコいいー!!」とひそかに熱くなっていた。ドスンと沈み込む低音を劇場で聴いた瞬間「おぉ?誰の曲だ??」とドキドキしたものだ。でも曲名もアーティスト名もわからなかったからしばらく忘れていた(直後にエヴァで興奮するから「マクロス」の曲のことを忘れてしまうのは当然だ)。しかし最近になってYouTubeで再会し、聴きまくり。横ノリの似合う音の隙間がたまらん…抑えめなハイトーンボイスも痺れるなぁ。もうすぐアルバムも出るみたいだね。シェリル・ノームのアルバムと、中の人May'nのアルバムと。シェリル・ノームの他の曲はYouTubeで聴いてみたんだけど、あまりピンとこなかった。アルバムはどんな感じかな。「pink monsoon」みたいなR&Bっぽいアレンジの曲が多ければ絶対買うけども。
最近、メロディアスなR&B系の曲が結構ヒットしてるけど、どれも「女の子が歌詞聴いて共感できるかどうか」に重点が置かれたものばかりで、音に鼓膜を心地よく刺激される快感を味わわせるようなトラックは全然作られてない気がする。今時の子は携帯電話で音楽聴くから、そんなに凝ったトラック作っても意味無い…とでも思ってるのかな。「pink monsoon」並みに痺れる曲が増えればいいのに。