拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

Time slip with TVXQ!

2013-12-28 01:53:00 | ライブ
12月26日、東方神起デビュー10周年の日に韓国で行われたライブ「TIME SLIP」のライブビューイングを見に、名駅の109シネマズに行ってきた。ライブの生中継を映画館のスクリーンで観れるってやつね。ライブビューイングって最近やたらと流行ってるけど今回が初参加。会場はどんな雰囲気になるのか謎だったけど、私が入った会場は皆座って、赤のペンライト振りつつまったり観てた。ももクロとかアニソン系のライブビューイングのイベントだとみんなノリノリで飛び跳ねたりするって聞いたけど、東方神起はそうじゃなかったみたい。でも入った映画館によって雰囲気全然違うのかも。ガンガン盛り上がりまくってた会場もあったのかもね。一緒に行った先輩と、家でDVD見てるようなノリで、大きなスクリーンに映る素敵な二人を見上げつつ、リラックスしながら楽しんで来たよ。以下、ライブの感想まったり箇条書きします。

■定刻前は先輩とお馴染み?のEXO(SMの期待の新星にして本国でバカ売れ中の若手グループ。日本ではまだデビューしてないけど既にめちゃ人気)押しつけ合いを楽しむ。スクリーンにEXO映る度に「あ、EXOっすよ?好きでしょ?」「いやいやそれあんたでしょ」みたいなくだらないやりとり。我ながらうざい。

■最初は歴代のシングル曲のPVを「HUG」から振り返る映像。いきなり猫と戯れるチャンミン(15)の映像が流れて大騒ぎ。そして「Triangle」のV系メイクで爆笑。

■「MAXIMUM」「I Don't Know」でスタート。聞き慣れた曲が韓国語で歌われるの新鮮で楽しい。

■MCの内容なんっっっっにもわかんねぇ!しかも長い!久々の韓国ライブで、話したい事沢山あったんだねきっと。でも楽しそうな二人見てたら和んだからいいや。

■映像でも二人が韓国語でしゃべるしゃべる。子供時代の写真から練習生時代、デビュー後、みたいな感じで移り変わってたので過去を振り返ってたのでしょう。さぞや感動的な内容だったんでしょうね。字幕付きDVD出してくれ。

■この映像の中で喋るチャンミンがミッキーマウス柄のセーターを着ていた。深い意味は無いと思いたいw

■何度も衣装チェンジあったけどなんだか暑そうなのばっか着てた。韓国寒いから…って関係ないよね室内だし。白いジャージみたいなやつの上にわざわざジャケット羽織ったり、モコモコのセーターやカーディガンだったり。セーターの柄が派手で先輩と密かにゲラゲラ笑ってた。

■衣装変わるたびに髪型もしっかりセットしなおしてた。日本のライブではそんな余裕無いよね。全力で過酷なセトリ完走しなきゃだから。

■「RISING SUN」はラストでリンプビズキットみたいなヘヴィロック調で盛り上げる新アレンジになっててびっくり!ガンガンヘドバンしまくるお二人。

■大好きなケチミー、光らない衣装でやってた。「あ、その衣装でやるんすね」って思わず呟いちゃった。サビが「カジマァァァーーーーアァーー!」ですよ。アガるなぁ。私の大好きな、チャンミンがくるっと裏返るシーンちゃんと映してくれてうれしかった。

■過去に韓国でリリースしたクリスマスソング聴けた。もうクリスマス終わってるけど。昔のバラードはバックにコーラス隊従えてた。しっかりコーラス重ねてた5人時代の曲はこういう演出じゃないと不自然に聴こえるんだろうな。

■話題騒然?のソロコーナー。ユノは自作のクリスマスソングをサンタ姿で。ハーフパンツで生足見せてたわ。SUM41みたいな明るくパンクに弾けた曲を、あっちこっち走りまわりながら歌ってました。これが、ドームツアーでスタイリッシュに「T-style」踊ってた人と同じだなんて信じらんねぇ。

■そしてチャンミンは、真っ白のケンタウロス姿で「野生の馬」という曲をカバー。これは衝撃映像でしたねぇ…爆笑でしたよ。ミンタウロスと化し、胴の長い馬の下半身を引きずりながらキレのあるダンスで熱唱。何やってんすかマジで。ピエール瀧じゃないですか。ミンさん殻破り過ぎっすよ。このミンタウロスの画像、ライブ終わった後Twitterに沢山落ちてたので保存しまくりましたよ。マジで今見られたくないよ私のiPhoneの画像フォルダ。

■後半、日本の曲を歌うブロックがあった。その前に、正装した二人がドームツアーや日産の映像を眺める、みたいなVTRが流れてじーんとした。またこの正装の二人がハンパなくかっこよかったんだよ。ずっと待たせてた韓国のファンに「俺ら日本でめっちゃ元気に頑張ってきたよ!」って報告してる感じで。もっとも、韓国のファンは日本のライブガンガン来て日本語でガンガン歌ってるから、日本での活躍熟知しまくりでしょうけど。

■日本の曲は「ウィーアー!」「OCEAN」「Somebody to love」。ユノの「ウガウガジャカジャカ」は海を越えて母国へ。ラスト、タオルぐるんぐるん廻す時、長い手足をバッタバッタさせて暴れるチャンミンさん。超美形なのに動きがたまにキモい、そんなミンさんが大好き。

■デビュー曲「HUG」を当時の衣装だった学ラン着て歌う。「In my heart In my soul~」辺りで私は密かに泣いてた。だって歌ってる二人がめちゃくちゃ幸せそうだったから。

■新曲「Something」のティザー映像流れた。今日は歌わんのかい!

■ケーキが出て来て10周年をお祝い。周りに煽られて、腕をガッチリ絡めてビール飲んじゃう二人。

■この日の韓国のステージに立つ二人はとてもリラックスしてるように見えた。ちょいバラード多めのセトリのせいもあるだろうけど、大掛かりなセットをバックに計算された演出を寸分の狂いなく次々とこなす必要がある日本のライブと比べると、全体的にかなりシンプルな演出だったからかな。アットホームな雰囲気(つか本当のホームだし)で10周年を祝ってた。最近は戦士のような表情で踊る彼らばかり見てたからほっこりしたな。「韓国のリード曲だったし多分やるだろ」と思ってたストイックの極み&複雑なフォーメーションが印象的な「Humanoids」も無くて、「あぁ、今日のこのステージはこういうモードじゃないんだね」と察した。

■「韓国では大きな舞台でライブしてたけど、日本では新人だったから小さな会場で歌ってた」と、昔よく言ってたけど、もう今は逆だね。日本では数万規模のドームやスタジアムが当たり前で、韓国では小さめのアリーナ。いや、小さくないんだけど、ドームや日産に比べれば、相対的にね。

■彼らが走り抜けた10年のうち、自分がリアルタイムで目撃できたのはほんの一部の時期だけ。「もっと早く見ておけば…」って正直何度も思ってたけど、この特別な年に、素敵な瞬間に何度も立ち会えて、締めくくりでこんな感動的なステージを見る事が出来たから、もうチャラだなって思った。これからは、年を重ねるごとに輝きを増す彼らから、できる限り目を離さずに居たいと心から思う。はぁ…まったく…いつのまに自分の中で東方神起の存在がこんなにも大きくなったんでしょうね…。



【結論】EXOに浮気してる場合じゃねぇ!!!!

今年の曲、今年のうちに

2013-12-26 11:55:01 | 音楽
年末なので「今年の曲、今年のうちに」を今年もやります。記録として。2013年良く聴いた2013年リリースの曲達をざっと並べます。今年の前半、つーか1月~2月頃はOne Directionのアルバムをよく聴いてたんだけど、それのリリースは2013年じゃないから除外。それにしても本当にミーハーなリストね。

「Catch Me-If you wanna-」東方神起
今年はとにかく東方神起熱が再燃して大変な一年だった。この曲は韓国で2012年にリリースされてるけど、日本語verが出たのは今年だから2013年のリストに無理矢理捻じ込んじゃった。この曲以外にも今年出た東方神起の曲は好きなの一杯あるけど、やっぱ聴いてて一番燃えたのはこのケチミーだったわ。中毒性高めのビートと彼らの代表曲「RISING SUN」を彷彿とさせる大袈裟なストリングスとメロディー、そして2人の絶叫とバキバキのダンスが合わさった抵抗不可能な名曲。4曲分ぐらいのダンスの見せ場を強引に詰め込んだ振り付けもアホっぽくて最高で、ライブで見る度に鳥肌立てながら毎回発狂してました。ライブは生演奏なのでさらに迫力増してたな。世界各地をツアーでまわってる東方神起だけど、生バンドと一緒にステージに立ってるのは日本だけなんだよね。日本人に生まれて良かったわ~。今回のツアーでこの曲が終わった瞬間、ふと我に返って「と…東方神起は人を狂わせる…」と何度も思ったものです。ケチミーは末長く歌い踊り続けていただきたいよ、今後も。だから私は東方神起2人の健康を祈らずにいられない。

「Wherever You Are」KE$HA
KE$HAの新作は結構ロックっぽいアレンジの曲が多くて「へぇ…意外だなぁ~…」と思いながらもよく聴いてた。もうちょっとエレクトロエレクトロしてくれてても良かったよ。新しいのも悪くないのよ?決してね。この曲はあんまりロックっぽくなくて、聴いてて切ない気分になるので好きでしたよ。

「グラキャビ」RHYMESTER
今年リリースの新作「ダーティーサイエンス」は久々に男臭いハードな曲と、メロウな曲とのバランスが良くて飽きずに長々と聴けた。過激に楽しい「スクリーム」「ゆめのしま」「ダーティーサイエンス」辺りも大好きなんだが、のんびりムードが心地よい「グラキャビ」とか、「ノーサイド」が好きだったかな。「グラキャビ」は特に、春のホールツアーで座席に座ってまったり聴けたのがすごく気持ちよくて幸せだったなぁ。どんなライブでも座って曲聴いた記憶って無いんだけど、「グラキャビ」は「座って聴いてね~」ってわざわざメンバーが言うから座ったんだよね。素敵な時間でしたわ。

「Mirrors」Justin Timberlake
唐突にリリースされたジャスティンティンバーレイクの久々の新作より。最近俳優ばっかやってたから彼が歌手だってことちょっと忘れてたわ。時代に逆行した贅沢なソウルミュージックの数々に心を揺さぶられて聴いてて何度も泣きそうになった。アルバムの曲はどれも良いんだけど、このベタなまでにドラマティックな王道バラードが一番好き。ふと入った店とか、ラジオとかでこの「Mirrors」や、先行シングル「Suit&Tie」を不意に耳にした時は、耳に全神経を集中させて曲に浸ってた。新作収録曲は6分オーバーぐらいは当たり前の、凝ったアレンジ構成の曲が多め。「Mirrors」も、途中で呪文のように「You are,the love of my life」というフレーズが繰り返される部分で曲調がフッと変わる。そこが本当に好きなんだよ~。祖父母にささげたという、ひと組のカップルの出会いから結婚、死別、その後までの何十年の歴史を辿ったPVも何回も見まくりました。ミラーハウスでジャスティンが踊るシーンが神秘的で素敵。

「GET LUCKY」Daft Punk
「今は白人ミュージシャンが古き良きブラックミュージックを現代によみがえらせるのが世界的に流行ってるの?」と思わされたジャスティン、そしてダフトパンクの新作。ダフトパンクが生演奏でディスコって何の冗談かと思ったけど、彼らが子どもの頃愛したであろうソウルミュージックを、世界中から名プレイヤーかき集めて再現した新作って、金持ちの彼らにしか作れないですね。心地よく踊れてスペイシーハグな楽しい曲がいっぱいつまってて最高でした。

「The Phoenix」Fall Out Boy
朝の目覚めのBGMとして大活躍だった曲。なんか激しくたたき起こされてるような感じで目覚めに丁度良かったの。本当に「ビクっ!!」とするので朝から心臓に悪かったけど。

「JOY」SMAP
年末に「シャレオツ」という90年代SMAP信者ホイホイなファンキーな名曲がリリースされたが、今年のSMAPの名曲選ぶとしたらやっぱ50枚目のシングルジョイジョイ!かねぇ。曲自体凄く良いんだけどこの曲はPV素敵でしたね。流行りのフラッシュモブを取り入れ、大勢のエキストラ達と賑やかに踊ってて曲にピッタリ。SMAPのPVって印象に残る作品少ないから「JOY」の仕上がりは嬉しかった。そしてこの曲をスマスマで披露した時も、毎回凝った演出してくれてて見逃せなかった。夏祭りバージョンとか、フジテレビ練り歩きバージョンとか生放送バージョンとか…。色々あったけど一番気に入って何度も観たのはフジテレビ55周年記念バージョン。過去のフジのバラエティやドラマ、歌番組の映像の中に現在のSMAPメンバーが入り込んで「共演」しながら歌うっていう。とっても感動しました。特に今のSMAPが、昔の自分たちが出演したドラマの中に入り込むシーンや、91年のCDデビューイベントに入り込んで一緒に歌うシーン。こんな演出できるアイドルこの人達しかいませんねぇ?あと、この曲を提供したのが若手ガールズバンドの子で、彼女が「JOY」について「オリジナルスマイルみたいな曲を作りたくてと語ってて、「子供の頃SMAP聞いてた世代の子が彼らに曲を作るような時代になったんだなぁ…」としみじみしちゃった。

「AHEAD」VAMPS
超久々のVAMPSの新曲。前のフルアルバムから約3年ぐらい期間空いてたもんね、気づけば。一聴するとなんてことないいつものノリノリの曲に聴こえるけど私これめちゃくちゃ好き。VAMPSでベスト3に入るぐらい。終末を見据えて精神的にギリギリに追い詰められながらもタフにぶっ飛ばして爆走してる感じで、聴いててやたらドキドキするのよ。ていうか私はHYDEが声を張り上げて言葉にならない感じでシャウトしてるだけで5億点!(宇多丸さんがよく使う言い回し)な人間だからさぁ、「AHEAD」はイントロでもう5億点よ。ラルク活動休止中は色んなアーティストに浮気?するけど、一番好きなボーカリストはこの人…って再認識させられてしまう。

「Supernatural Love」安室奈美恵
今年の安室様のアルバム「FEEL」は名盤だった。一曲なんてとても選べない。安室様の今年の充実ぶりはつい最近ライブの感想記事で書いたばかりなのでそちら参照。アルバム全曲良かったよ!その後出た配信シングルも良かった!そんだけ!

「ひとつ」般若
新作「コンサート」より。般若のアルバムにひっそり収まってるミドルテンポな曲が凄い好きなんだけど、これもそんな感じ。ピアノをフィーチャーした静かめのトラックに乗せて自分の出自や人種問題について淡々とラップした曲。こういうのは問答無用でグッと来るな。

「CANDY」中島健人
Sexy Zoneのラブホリ王子様こと中島のソロ曲。シンディーローパーとかマドンナみたいな80’sエレポップにのせて本人作詞の激スィートな世界観が爆発する怪曲。80’sエレポップリバイバルといえば私はトミーフェブラリー思い出すけど、彼女は意図的にあのキャラと世界を演出してた。でも中島の場合は「あれ、もしかしてこいつ素でこういう奴なのかも…」と見てる人に思わせるほど、王子様キャラを全力で引き受けている。「CANDY」は甘い曲なんだけど、ダンスはキレキレで衣装は普通の爽やか大学生風ってのも絶妙なバランス感覚で良かった。ステージで王子やりながら常に笑顔と汗を振りまく中島、男の中の男だなと思いますよ。ただ今年セクゾンが出した曲は去年一昨年に比べるとあまり自分好みじゃなくて少し淋しかったな。残酷過ぎる3トップ2ボトム(+推されまくりジュニア勢)体制も疑問だし。

「HANDY MAN」Perfume
Perfumeは毎年一曲以上は「これっっっ!良いっっ!」って曲が今まであったんだけど今年は個人的にそれが無くてちょい残念だったかな?相変わらず良いんだけども際立って「これ!」ってのが無かったような。新作「LEVEL3」で一番聴いてる曲って「Spring of life」のアルバムバージョンだったりしますから(あのアルバムアレンジ良いんだよ~ランニングのBGMにぴったし)。で、「Spring~」の次に好きだったのはこの「HANDY MAN」かな。ちょっとケルト民謡っぽく聞こえるシンセがクセになる楽しい曲。

「Everybody」SHINee
今は東方神起に手一杯なので他のK-popしっかり聴く余裕全然無いし別にそれ程興味無いんだけど、彼らの後輩のSHINeeやEXOの新作PVは一応サラっとチェックしてる。SHINeeの「Everybody」はその中で結構気に入ってよく聴いた曲。先にリリースされた韓国語verを聴いた時は「あぁ、耳に残るノリの良いエレクトロねぇー」程度の認識だった。でもその後YouTubeでたまたまこれの日本語verを聴いて、Bメロの「君が奏でる笛の音が 夢を奏でる笛の音が」「僕が奏でる笛の音で」というフレーズが何故かツボに入ってしまった。すげぇ凛々しい声での「笛の音が~」が連発されてて何か笑えてきちゃったんだよね。最初は「何で笛の音連呼してんだ?」って謎だったんだけど、韓国語verの対訳みたら「ハーメルンの笛吹き男」がモチーフになってるっぽいことに気づいて「なるほどー」と。だから笛がこんなに…。歌詞がきっかけでSHINee聴くってちょっと珍しい気がする。

東方神起のイベント@神戸ワールド記念ホール 2

2013-12-01 15:52:11 | ライブ
前回の続き。部屋のコーディネート、アンケートクイズ、椅子並べ替えに続き、2人のソロコーナーに入る。チャンミンのコーナーはファンとの卓球対決。事前にファンクラブ会員内の予選を勝ち抜いたファンがチャンミンと対決する。4000人以上の中から勝ち抜いた人と対決ということで「…勝てるわけねーだろ!」というテンションで挑み、埼玉のイベントでも全敗だったチャンミン。今回の神戸では初の男性ファンが登場。経歴紹介で「2009年にインターハイ~」とか言われてた若い青年だった。そして、スポーツウェアに着替えたチャンミン登場。か、かっこいい~!韓国でスポーツ番組出てるからジャージ姿は見慣れてるけど、生で見るとめちゃめちゃ眩しかったですわ。キラキラ。しかし今日の相手が男性だと言うことで「おいおい待てよwww勝てる訳ねぇっしょwww」という情けないテンション。「ファンの皆さんは僕が負けるの観て楽しいんですか?」…楽しいに決まってんだろ。「男と男の真剣勝負!」ということで、盛り上がりまくる試合。当然チャンミンは得点されっぱなしで、その度に「ダァァー!」とか「ヌァー!」とか叫びながら悔しがる。だんだん息があがってきて、顔色も高揚してきて、汗が滴って、でも目はキラキラで…悔しがってぴょんぴょん跳ねたり転がったり…このチャンミンの可愛さは……悶絶ものでした。ミタコトナイヨアンナカワイイミンサーン!!途中、ハンデとして、「こんな卑怯な手を使ってまで…w」と、5点分だけスリッパで卓球してもらえることになったチャンミン。ここで順調に点を稼ぎ、1点差に持ち込むが、結局負ける。「ダァー!」と叫びながら持ってたラケットを床に放り投げ、すぐ自分で拾いに行くミンさん。そして相手のファンとガッツリ握手とハグをする。
チャンミンの卓球コーナーの次はユノさんの料理コーナー。「明太子クリームパスタふわとろたまごのせ」をつくるらしい。さっそく明太子や大葉を包丁で刻む様子がスクリーンに映ると、「だ…大丈夫か…?」という感じでザワつく会場。パスタを熱湯に投入するのもぎこちない。明太子クリームにバターを入れる際、バターをおたまにのせ、パスタ茹でてる熱湯に湯煎にかけて溶かすユノ。ここで鍋がうつるが、パスタの上半分が湯の中に入ってなくて普通に固いまま。大丈夫か?そしてバター、明太子、生クリーム、マヨネーズをボウル内で混ぜ合わせ、そこに茹で上がってるかどうか謎なパスタ、そしてさっき切った大葉と海苔を投入…おいそれ後から盛るやつじゃね?客席がザワつく度に「大丈夫!僕はユノシェフだから!」とユノ。次にふわとろたまご作り。フライパンに大量のバターを溶かし、たまごをボウルに割り入れて、何故かそこたまごをボウル内で溶かずに、そのままフライパンにドーン!ここで最大限のどよめきが。そんなの気にせず、フライパン内でたまごをかき混ぜる。気づけばふわとろではなく普通の卵焼き状態になってる所にパスタも混ぜ、くるっとひっくり返して完成。み、見た目……。そこへチャンミンが登場して試食タイム。試食前にコンロに目をやり、「火は消しました?」と火の元をチェックするミンさん。「味は美味しいけどパスタが固い…」とのこと。パスタの固さは本当に気になったようで、その後何回も「パスタ固かった」を連呼していた。「この後で歌うのに、歯の間に固い麺がはさまってて…歌ってる時に見えたらどうしよう」と気にしてました。
最後はライブコーナー。一曲目は今年のツアーでやらなかった「B.U.T」だった!大好きな曲だけど生で観たことなかったから、二人のダンスを「うわぁ…PVとおんなじ振り付け…素敵!!」と凝視してしまった。盛り上がることも忘れて。続く「SCREAM」も、激しいダンスを観察するように観ちゃった。なんかいつものライブとは違うテンションだったな自分。一旦二人はステージ裏に行き、スクリーンには「Very Merry Xmas」のカップリング曲「White」のPVが。未発表のPVで、先週埼玉行った人達が「神PV」「すんげー可愛い!」と騒いでた通り、めちゃ良作でした。ツアーのバンドメンバーと一緒にスタジオに入り、彼らに囲まれながらあたたかな雰囲気で2人が歌う、という、一発撮りっぽい感じのPV。ツアーのダンサーさんと撮ったPVはあるけど、バンドメンバーとは無かったもんね。これ早く何かのDVDに入れてくれ~!PV上映の後は未発表バラード曲を歌うソロコーナー。まずはユノが「繋がれた船」。昔だったらジュンスがしっとり歌い上げそうな王道バラードを、ユノがしっとり歌う。本当に表現の幅が広がったんだなぁと感動しました。ドキドキした。チャンミンはギター弾き語りで「Gold dust」。綺麗なファルセットが印象的で、ペンライト振るのも忘れて真剣に見入ってました。弾き語り姿もキマり過ぎだし、本当、どんだけ人の心を奪ったら気が済むんですか、あんた…………。歌い終わると、「まだぁ歯に麺がはさまっててぇ」…台無しだよ。だがそこがいい。
再び2人揃って出てきて「Winter rose」と「Very Merry Xmas」をメドレーで。この二曲は歌える時期が今しか無いので貴重ですね。「Winter rose」めちゃ好きなので聴けて本当に感動した。ちょうど、このイベントの前、これらの曲聴きながら神戸の街を散歩してたので、生歌聴きながら見てきた綺麗な景色を…その日出来たばかりの思い出を心に浮かべてました。ラストはTIMEツアーでも最後に歌った「In our time」。そして最後の挨拶。「これから飲み会とか増える季節なので、みなさん飲みすぎず、風邪などひかずがんばってください」とチャンミンさん。「僕たちは韓国人ですけど、日本のファンの皆さんを家族のように思ってます」とユノさん。そして2人が去り、怒涛のイベントは終わった……。
終わった後は日帰りだったので駆け足で会場出た。最寄り駅のポートライナー乗り場小さかったし、ホームに規制かかったら厄介だわーと思って。でも心はこのイベントの事で一杯で、ずっと「どうしよう東方神起可愛過ぎるどうしよう………」と動揺してた。新幹線に乗って席に着いても動揺してて、買ったグッズ見たりTwitter見たりしてたらあっという間に地元着いた。夢みたいな時間だった。

記録を書きながら、ふと、「本当の意味の日韓交流ってこういうことだなぁ」とあらためて思った。片方が一方的に「どう?これいいでしょ?受け入れて!」って押し付けるんじゃなくて、互いの良さを引き出しあって支えあう感じ。韓国で生まれ育ってスキルを徹底的に仕込まれた最高の素材の2人を、日本のスタッフが全力で支えて素敵な作品やステージを演出する。韓国人スタッフ主導の時でも華々しく活動してる2人だけど、日本人の手がさらに入った時の活動は、スケール感も動くお金も違い過ぎる。そんなの良いものが生まれるに決まってる。日韓の歯車が物凄く上手く回った、その集大成が今年の日産で、その後夜祭みたいなのがこのイベントだったのかなぁとか、ぼんやり思った。

東方神起のイベント@神戸ワールド記念ホール 1

2013-12-01 15:28:30 | ライブ
11月30日、東方神起のファンクラブ限定イベントを見に神戸まで行ってきた。場所は神戸ワールド記念ホール。日本ガイシホールと同じくらいの小さめアリーナだった。東方神起に限らず、こういうファンクラブ向けイベント行ったのって初めてだったんだが、終了後しばらく動揺が止まらなかった素敵イベントだった。

会場着いて、身分証と会員証を見せてチケットを発券するとアリーナ席!まぁCブロックだったから一番後ろのブロックだったが、それでも会場狭いのでめちゃ近い。中央だったし一列目だったし見やすくて良かった。客電が落ちて、アリーナ席の通路をセグウェイに乗った東方神起が駆け抜ける。サーっとステージまで行ったチャンミンさん、多少操作にモタついたのか、まだ通路に居たユノさん。ステージ上からユノに向かって「早くこ~い」的な感じで、地引き網を引くようなジェスチャーするミンさん。いきなり可愛すぎた。以降、司会のみんしるさんを交え、東方神起がファンと色んなMISSIONに挑戦する、という流れでイベントが始まった。

最初は、ファンの私物を借りて、2人がそれぞれの部屋のこたつのコーディネートをする企画。いつものバックダンサーさん達が出てきて、ユノチームとチャンミンチームに分かれて2人をアシスタントしにくる。「チャンミンチームファイト~」と、ユルく気合い入れるチャンミンに対し、「ユノチーム!ファイト!!」と大声出すユノ。それを聞いて、大声で気合い入れ直すチャンミンチーム。そしてアリーナ席に降りて来て、借り物を物色する2人。ファン達はそれぞれ2人に持ってって欲しい物を高く掲げてアピールする。皆さんのふなっしー所持率の高さにワロタ。2人は知ってんのかな、ふなっしー。元メンのジェジュンはふなっしーと交流あるけど(笑)。クリスマス系の飾りに重宝するサンタ帽とかトナカイぬいぐるみ、ユノへのアピールのONE PIECEグッズとか、チャンミンへのアピールのワインや酒、イチゴグッズなどなど、皆いろいろ持ってきてた。そんな中、ぬいぐるみ系をガンガン借りまくるユノ。チャンミンはゆっくり吟味しながら制限時間ギリギリまで客席をウロウロ。ステージに戻り、大量のぬいぐるみを慌ただしくこたつにセッティングするユノ。酒の瓶などをこたつの中央に並べ、傍にバスケットボールと金メダルを置いてシンプルにサッサと完成させるチャンミン。本当に正反対だなこの2人。チャンミンはファンに借りたフランスパンを無断でちぎり、司会のみんしるさんに叱られていた。
そしてコーディネートの解説。「彼女に振られたバスケット選手の部屋」がテーマらしいチャンミン。「振られて一人で酒をたくさん飲んだ男です。クリスマスを楽しく過ごす人も居ますが、そうじゃない人も居ます。それを表現しました」とのこと。ユノは、「サンタクロースの部屋」ということで、部屋主のサンタがいない間、ぬいぐるみ達がトイストーリーのように動き出して三角関係を繰り広げてるという設定を必死に説明していた。
次の企画は、ファンへの事前アンケートの結果を、2人で考えて当てるクイズ。「結婚したい男性の職業は?」という質問で一位になったものを、「医者」「パイロット」「東方神起」「歌手」の中から当てる。「これは東方神起でしょ!僕は東方神起に誇りを持っているから」と即答するユノさん、「いや違うでしょ…」というチャンミンさんを放置して勝手にボードに答えを書く。しかし正解は「パイロット」と聞き、膝から崩れ落ちる。チャンミンさんは「やっぱり!絶対にパイロットか医者だと思ってたんです!」。「…じゃあ僕、この先の10年でパイロットの免許証取ります!東方神起でパイロットだったら最高でしょ?」と宣言するユノさん。「なんでモテようとしてそんなウソつくんですか?」とつっこむチャンミンさん。「無理なら「すいません嘘言いました」って早く言ったほうがいいですよ」と追い詰めるミンさん。「い…いや…10年あるから……なにがあるかわかんないっすよぉ」と苦笑いするユノさん。そうだよな。韓国軍の空軍とか入っちゃったりしてな(笑)。
次は、5つの椅子を製造年が古い順番に並べ変えるゲーム。一つ一つの椅子に触れ、検討をつける2人。木の椅子をコンコンと叩き、「これは…木ですね」とユノ。「見ればわかりますよ」とチャンミン。スケルトンの椅子の名前が「ゴーストチェアー」と聞き、「確かに!ゴーストみたいに目に見えない椅子ですね」とゴーストの真似をするユノ。「いや、見えますよ」とつっこむチャンミン。正解発表で一つ一つの製造年を聞き、70年前の椅子だとわかると「お疲れ様です」と椅子に敬語使うユノ。

……本当、挙げればキリが無い程、些細なやりとりが面白すぎた。こんなのが延々と続くのよ。最高でしょ。長くなりそうなので記事分けます。