拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

「Myojyo」との遭遇~「アイドル雑誌」という名の秘境をたずねて~

2006-04-12 23:37:38 | 活字全般
今日、お昼ご飯を食べた後、ある雑誌をネタに友人2人と喋り倒した。存在は知っていたものの、中身を見るのは今日が初めて。その雑誌とは…「Myojyo」…。ご存知だろうか?ジャニーズを中心としたアイドル専門誌である。多分ジャニーズファンの聖典。本屋の棚にずらっと並んでるのを見て「自分には縁の無い雑誌だなぁ…」と思いつつ生きてきたが、めでたく(?)今日初対面。昨日の記事にもちらっと書いたアイドルグループKAT-TUNファンの友人の一人が地元の図書館で借りてきた「Myojyo」を見つつ様々なことを見聞きした。
「Myojyo」には見渡す限り、私の知らない世界がパノラマ風に広がっていた。そう、パノラマ。表紙巻頭特集はもちろんKAT-TUNだったが、表紙をめくったところにそんな彼らのピンナップがでろーんと付いていた。折り込み式のポスターで、ペローンと広げるとメンバーがどーんと現れる。横長サイズでまさにパノラマ。そしてインタビュー記事にいろいろとツッコミを入れつつ結構楽しく読む。
一応テレビはそれなりに見るので、KAT-TUNの2トップ「亀梨君」と「赤西君」は顔と名前が一致する。友人二人はそれぞれこの二人のファンである。この二人はCMなどで本当によく目に入るので、今日はそれ以外のメンバーに注目しようと思った。随時友人による丁寧なる解説が入る。自分が好きなメンバー以外のことも色々と熟知している彼女らに拍手。「中丸君は凄い良い人なんだよ!」という解説がやたらと記憶に残っている。実際に記事を読みながら「確かに…」と思った。「中丸君」は、インタビューでの他のメンバーによるくだらない発言に何度もフォローを入れるなど、尻拭い的な発言が目立っていた気がする。きっと彼が潤滑油のような役目を担っているのだろう。「ダウンタウンのごっつええ感じ」における今田さんみたいな印象。
なぜかヴィジュアル系バンドの風格が漂う「上田君」はつっこみどころが満載だった。彼は蝋燭が好きらしい。火のついた蝋燭に囲まれている写真はなんだかとてもシュールだった。異色の丸刈りジャニーズの「田中君」は、読者からの相談ハガキに謎のハイテンションで答えていた。口調がアホっぽいが、言っていることはなかなか的を得ているのが笑える。 Q「家で飼ってるインコの鳴き声が凄くうるさいんです」田中君「そんな小さいことで悩むな!」みたいな感じだった、確か。
KAT-TUNの次には、やたらとスキャンダルの多いNEWSが載っていた。今日見た雑誌はバックナンバーで、去年の夏前、つまり「フジテレビ・菊間アナとの飲酒騒動」が発覚する前のものだったので、実際に酒飲んじゃったメンバーも写真に写ってた。友人いわく、NEWSのイチオシは「錦戸君」。度重なる不祥事で活動休止に追い込まれたNEWSだが、「錦戸君」は演技が上手いので俳優としてやっていけるとのこと。なるほど…彼の演技は見たことがないが、雰囲気が韓流スターっぽいのできっと演技派もイケるのだろう。ちなみに私が「にしきのくん」と呼ぶ度に彼女に怒られる。
月刊アイドル誌「Myojyo」。読んだことが無かったのでなんとなく「ジャニーズアイドル専門誌かな」と思っていたが、目次見るとそうでもなかった。他の事務所のアイドルもちゃんと載っていた。元No.1ホスト現タレントの城咲仁が載っているのを見つけたときはなぜか腹抱えて笑ってしまった。この雑誌、ネタが詰まりまくっている。これは一人で読むのではなく、みんなでワーワー言いながら読む雑誌なのだなぁ。
昼食時から見始めて、気づいたら3時過ぎてた。喋りすぎー。でも私もラルクについてとか、スピッツのボーカル草野マサムネさんがいかにシャツの似合う人であるかを語りだしたらそれくらいになっちゃうかもなあ。