拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

20th L'Anniversary LIVE@味の素スタジアム①

2011-05-30 16:08:25 | ライブ
勢いに乗って早速「20th L'Anniversary LIVE」@味の素スタジアムの事を書きます。とりあえずライブ前まで。いやぁ〜、伝説の夜でしたねっ!hydeさんの雨の演出、激し過ぎでしたねぇ。

東京駅について、とりあえず新宿のホテルに向かう。雨はそれほど酷くないが、傘はとりあえず必須なレベル。新宿、初めて行ったので軽く迷ったぜ。迷いながらも「あ、ここの上がルミネtheよしもとか」「ここが笑っていいともの…」「ここが歌舞伎町かぁ」等とミニ見物。ホテルのフロントにはラルヲタらしき人々がチラホラ。部屋でほっと一息ついてから、いよいよ味の素スタジアムのある飛田給駅を目指す。
京王線ホームでは「本日イベントのため、準特急が飛田給駅に臨時停車します」「現在飛田給駅大変混雑しております」などのアナウンス。祭モードが盛り上がりますね。車内には当然ながらラルヲタがぎっしり。すでにレインコートを着用してる人も居た。FC東京のフラッグが至る所に飾られている飛田給駅に着いてビックリ。すぐそばに味スタがある割に、駅が普通過ぎる!味スタ周辺は本当に普通の住宅街って感じだったから、イベントさえ無ければこの規模で良いんだろうけどね。駅ではキオスクの店員さん達が元気にお茶やおにぎり、傘やレインコートを売り込んでいた。駅から味スタまでの歩道には、傘をさした黒いラルヲタの大群。あぁ、お騒がせしてすみません。途中、部活の試合帰りっぽい中学生集団とすれ違う。もちろん、彼らは一様に怪訝そうな顔を浮かべていた…。
味スタに着き、ラニバ仕様のゲートをくぐり、グッズ売り場へ。年末の幕張のグッズ売り場で3時間待たされて以来、軽くトラウマになっており、「無理して並んでまでグッズ手に入れるのはやめよう…」と誓った私だが、今回は売り場も広く、並ばずに余裕で買えた。ただ、時間が遅かったのでサイリュームと携帯充電器が売り切れていた。サイリュームが売り切れてて残念に思った人は多いだろう。サイリュームに関しては、次のツアーでは確実に手に入れてライブで使いたいって人は、裏技として、今のうちに通販で買っておいて次のツアーまで取っておくってのが良いんじゃなかろうか……と、連れが行っていた。私にはそこまでするほどの必須アイテムではないかなぁ(笑)。結局ショッピングバッグとマフラータオル(白×金)とラル缶買う。雨天を気遣ってか、売り場の店員の女の子が、ショッピングバッグに手荷物をまとめて入れてくれた。優しいねぇ…。
15時半過ぎ。さらに強まる雨脚。とりあえず入場し、わずかにある屋根のあるスペースでマフラータオルを巻き(汗拭きではなく防寒用)、レインコートを羽織り、荷物の整理。その後トイレへ。仮設トイレがずらっと並んではいたけど、そこには大行列が…。思い出す幕張の記憶(笑)。既にびしょ濡れだったので、「この状態なら万一失禁したってバレないよねぇ」等と下品な会話しつつ、結局40分ぐらい並んだかなぁ?
開演15分前にアリーナに入場。見渡せば、その場に居るほぼ全員がレインコート装備の壮絶な光景。こんなのなかなか見れないよ!アリーナには芝生を守るために板が敷いてあり、とりあえず足場ぬるぬるは免れた。ただ、当たり前だが椅子はびしょ濡れ。深い水溜まりができていた。「どうせレインコート着てるし」と仕方なくその上に座り、開演待ちしてたあのひと時、ちょっと心が折れそうになった(笑)。普通に開演押すし、雨脚は強まるばかりだしね…。時々、スタンド席の方から歓声があがる。関係者に豪華な人々がいたのでしょう。後で聞いたら、DAIGO、青木隆治、yasu、VAMPSといった、お馴染みHYDEファミリー(笑)が来てたみたいね。
大雨の中、時計や携帯を見る余裕が無かったので何分押したか定かではないが、かなり待たされてから、遂にライブがスタート!

…続くはずです。

あれから3年

2011-05-29 00:55:39 | L'Arc-en-Ciel
2008年、アジアとフランスを巡る世界ツアー中に、「2011年までライブを休止します宣言」をし、沢山のファンを落胆させたラルク。休止前最後の京セラドームライブは、お預けをくらった寂しさ、選曲の豪華さ、パフォーマンスの凄さなどが入り交じり、ラルク本人達含むその場に居た多くの人々が涙してしまった感動的なものだった。ライブ終了後、京セラドーム付近でファン達がざわついていた。視線の先を追うと、虹のようにカラフルにライトアップされたドーム。感動がさらに増した。hydeの「待ってる人が居る限り何処へでも行く」「大きな船になってまた帰ってくる」というMCが、新大阪から新幹線で帰る私の心にずっとずっと残った。

あれから3年。

「3年も待てないよ…」と嘆いてたし、多分過去の日記にもそう書いてあると思うけど、振り返ってみれば本当あっという間だった。自分が就職して多忙になってしまったからそう思うんだろうな。そしてHYDEのソロワークVAMPSを楽しめたから。「ラルクとVAMPSじゃ、グランパスとFC刈谷ぐらい違う…」なんて、とんでもなく失礼な発言を当時は周囲にしてた事もあったが、本当さーせんっしたっ!VAMPSめっちゃ良かったっす。ラルクの居ない寂しさを、しっかり埋めてくれたどころか、逆に今、VAMPS休止がちょいと寂しいぜぐらいになってる。まさか大阪と博多に遠征までしてライブ行くことになるぐらいハマるとは思ってもみなかった。
ソロの合間に出たラルク関連のリリースも盛り上がった。テレビではペプシのCMが大量に流れた。オリンピックタイアップの「BLESS」では、何故か母までラルクにハマった。そいえば近年、ラルクものまね芸人が脚光を浴びる機会も増えたなー。今年は初っ端から幕張でニューイヤーライブ(その前に10年ぶり紅白)、そのライブ終演直後に発表された20周年ラニバーサリー@味の素スタジアム。無事チケットを取り、それを直前に控え、ワクワクしまくっている。それが今の状況であります。
ただ、3月の東日本大震災直後は、正直ラニバの事などすっかり忘れていた。しばらくして震災による節電、自粛ムードが蔓延してきてから、「ラルクのライブも無くなるかな?でも仕方ないのかな…」なんて心配してたら、収益全額寄付という男前過ぎる情報をサラっとアナウンス。これは凄く嬉しい知らせだったな。
きっと、沢山の濃~いファン達が、この3年間で膨らんだりこじらせたりしたラルク愛を胸に抱いている。みんな尋常じゃないぐらい期待している。それを受け止めるプレッシャーを匂わせず(少なくとも幕張では)、いつもナチュラルな態度で人前に出てくる。必要以上に力まないけど芯は激熱。そんなラルクが大好きなんだよー。
私が行くのは二日目。初日は、初期ラルク中心の、まるで1996年頃にタイムスリップしたかのような神選曲だったようで、正直「ずっりぃ~なぁ(苦笑)」って感じだが、行けるだけでも喜ばないとね。どーでも良いが、「風にきえないで」をやらない理由って何かあんのかね。一応シングルなのに頑なにやんないね。封印?たまたま?
天気は生憎の雨。アリーナだからずぶ濡れね。サッカー場だから下は芝生?足場悪そうねぇ。しかしhyde氏曰く「雨は演出」だそうだから仕方ない。レインコートで対応してやらぁ。でもその演出、控えめで頼みますよ?