拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

「ドラゴンボールZ」名場面 その1

2006-04-05 22:49:23 | テレビ
今日は「ドラゴンボールZ」全291話の中から独断と偏見で名・珍場面を選出し、感想など色々と書こうと思う。見てない人には訳がわからないかも知れないが、少しでも興味を持ったらレンタル屋で軽くチェック入れてみて欲しい。それかスカパー又はケーブルテレビ加入。毎日見れますよ。ついでに「Drスランプ」も見れる。長くなるので数回に分けて書く予定。

其之壱 第2話「史上最強の戦士は悟空の兄だった!」
とにかくこの回は当時4歳である悟空の息子、悟飯の可愛さに尽きる。ラディッツ奇襲とかどうでもいい。亀仙人の家に遊びにきた悟飯は、悟空やブルマ達が世間話をする傍ら、亀仙人のパートナー・海ガメの背中に乗り、浜辺をのんびり散歩する。波打ち際で楽しく遊ぶ。途中、蟹と遭遇し、じゃんけんをするシーンがあるのだが、互いにチョキばかり出し、あいこが続く。悟飯がグーを出すと、蟹が怒って泡を吹きかける…。以上である。第2話はこれが全てだ。いや、でもこの部分は重要です。後にとんでもない成長を遂げる悟飯の原点。

其之弐 第48話「悟飯危うし!死を呼ぶ追跡者ドドリア」
フリーザ軍の動向を陰で身を潜めて見ていた悟飯とクリリンだが、ナメック星人を問答無用で殺し、力ずくでドラゴンボールを奪う残虐な手口に我慢ならず、助けようと飛び出してしまう。なんとか一人のナメック星人の子どもを助け、連れて逃げるが、突然飛び出てきた二人に驚いたフリーザは側近のドドリアに二人を追うよう命令。フリーザ様は叫ぶ。「追うんですよ!ドドリアさーーん!!!」このヒステリックな叫びがこの回の華である。そんなドドリアが細木数子に似ていることは秘密だ。やっぱカリスマだよフリーザ。

其之参 第120話「フリーザを一刀両断!!もう一人の超サイヤ人」
これぞ名場面中の名場面。明らかにこの回だけ作りが違う。まず絵柄が限りなく鳥山先生のものに近い。鳥山先生本人から「漫画も代わりに描いてよ」と言われるほどの画力をもつ作画監督・中鶴という人の手によるもの。とても綺麗。普通にしてても格好良いトランクスがさらに男前になっている。フリーザ様の目の前でトランクスが超サイヤ人に変身するシーンは、いつもと違うBGMも手伝って迫力満点。いや、いつものBGMも良いんだけど、この変身シーン、そしてラストのフリーザ様が一刀両断されるシーンのBGMはカッコよすぎるぞ。フリーザが真っ二つになる演出も冴えてる。ぐっと引き込まれる。作画・BGM・演出すべて完璧な伝説の回。これから重要な役目を担うであろうトランクスの初登場シーンということで、製作サイドはかなり気合を入れたのではないだろうか。しかし今思えばトランクスにとって最大にして最初で最後の見せ場だった。

追記
「ビッグコミックオリジナル」立ち読みしてきた。もちろん『PLUTO』のために。いやぁ…たまらないね、この展開。ついに手塚版原作に出てきた「スルタン」にあたる人物が出てきた。あいつがスルタンであいつがアレでこうなってそれで…わぁお!