拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

ラルクソロ活動だより/犬シーン

2010-05-16 22:59:29 | L'Arc-en-Ciel
●VAMPSの新曲「DEVIL SIDE」。去年よりもさらにパワーアップした、わけのわからない威圧感がたまらないダークな曲。毎度思うけどやっぱHYDEってすげぇなぁ。ちょっと前まで「君へと夢は今 目の前できらめいている」とか歌いながら、アスリート達を祝福してた人ですよ?それが今回、何なんすかコレ。変な人!
そういえばさっき、ラルクのリーダー、TETSUYAソロの新曲「Roulette」を聴いた。もうポップ。ラルクでやるにはちょっとポップ過ぎるくらいの振り切った曲で、「よ!職人!」って感じ。この職人っぷりを自らのソロのみでしか活かさないのは勿体無いかも。アイドルに楽曲提供とか、そういう話無いのかねぇ?
VAMPS「DEVIL SIDE」

TETSUYA「Roulette」

ラルクは奇跡のバンドだ。「DEVIL SIDE」の作曲者と「Roulette」の作曲者が、何の問題もなく普通~に在籍してるバンドですよ。多分、hydeなら「Roulette」も器用に可愛く歌いこなせちゃうだろうな。
VAMPSの去年のツアーのDVDも買った。このツアー、思い出すだけで笑えてくるほど楽しかった。ずーっとニコニコしながら踊ったなぁ。幸せだったなぁ。名場面だらけ。その場に居た誰もが絶叫しまくった「HUNTING」「SEX BLOOD ROCK N' ROLL」、セクシーなコールアンドレスポンスを延々続けた「TROUBLE」、夢見心地な「SWEET DREAMS」、妖しさとスケールの大きさが鳥肌モノの「Life On Mars?」、爽やかさの極みな「TIME GOES BY」…名場面だらけ(二回目)。
それにしてもKAZかっこよすぎ。夢にまで出てきそう。現場でもやっぱりKAZばっかり見てたなぁ。彼が弾くギター、物凄く情動に訴えてくるというか…とにかくまぁ中毒になるんだよぉ。序盤の「COSMOS」~「SECRET IN MY HEART」~「VAMPIRE DEPRESSION」は、もうKAZタイムでしょ。で、ギター弾きながら激しく動きまくるんだけど、表情はあくまでもクール。そんなKAZから目が離せなかったっす。本当大好き。好き過ぎて甲府西中学見に行ったし(笑)…それだけが目的で山梨まで行ったわけじゃないけどね、当然。

●RHYMESTER宇多丸とK DUB SHINEの時事放談「第三会議室」。2004年4月にスペシャのHIPHOP番組「BLOCKS」内のコーナーとしてスタート。2006年、「BLOCKS」の終了に伴い「第三会議室」の存続も危ぶまれたが、直後にスタートした後続のHIPHOP番組「BlackFile」に無事に引っ越し。以降、年を重ねるごとに人気を拡大し続け、気づけば今年で番組開始から丸6年。もはやスペースシャワーTV一番の名物プログラムと言っても過言ではない。看板だよ看板。宇多丸さんはこの6年間で物凄い躍進したなぁ。ライムス武道館ライブ、TBSラジオの土曜の夜の名物ラジオパーソナリティーになった挙句ギャラクシー賞を受賞、得意のアイドルや映画評論の著書を発売、Perfumeの「シークレットシークレット」のPV出演…。で、この春からフジテレビの素人参加型のトーク番組の司会として地上波に降臨。私の住んでる所では見られないけど、評判はイマイチっすね。まぁとにかく凄い出世した。
一方K DUBさんは相変わらずマイペースですな。「第三会議室」スタート以降、パートナーの宇多さんによってキュートな一面を暴かれ、ハードコアラッパーのイメージを素敵に壊し続けてきたK DUBさん。最近は番組に愛犬のチワワを連れてきて「最新犬シーン」を紹介する暴挙(?)に出て、キュートイメージにさらに拍車をかけた…。

チワワに翻弄される宇多さんがすっげぇ可愛い。

いなくなった人たちの話

2010-05-09 19:06:42 | 音楽
かなり今更だが、カリガリの新作『≠』が良すぎて困る。「こ、こんなに自分好みな音楽あっていいんすか?」と戸惑ってしまう。ラルクの「True」を初めて聴いた時を思い出すな。ミニアルバムなので全6曲。このコンパクトさが良いね。軽量で高性能なノートパソコンみたいで。思えばカリガリのアルバムって色々なタイプの曲がありすぎて「全曲好き!名曲!」と自信を持って言えるやつが殆ど無かった。どのアルバムにも最低1、2曲、理解不能な曲があるのだ。去年のアルバム『10』は例外で全曲好きだけど。全体的に石井秀仁色が強くて、青さんの曲もアレンジが石井っぽかったりして、過去作に当たり前のようにあったとっ散らかってる感が無く、逆に異様なまでの統一感があった。青さんより石井派の私としては満足なアルバムだった。その分青さん派、往年のガリストは当然、不完全燃焼だったようだが。
新作『≠』は、石井曲、青さん曲それぞれ「らしさ」全開で、そこに再結成後のカリガリの勢いが加わったノリノリな一枚。武道館ライブで初披露された時から「初期のマッドカプセルマーケッツっぽい」と言われ続けていた青さんのパンクチューン「マネキン」には初期のようなアングラな雰囲気が充満してるし、意味不明過ぎる呪文のような歌詞がのった石井曲の「散影」は、バンドの演奏とうさんくさいシンセの音色とセクシー過ぎな石井の声が渾然一体となった、活動休止開けのカリガリの魅力を凝縮したような名曲だと思う。そして青さんの「オーバーナイトハイキング」!無機質なリズムトラックと哀愁漂いまくりのメロディー&シンセが最高だ。歌詞も良い。あー良い。ここに「続・冷たい雨」が入ってたらマジで完璧な名盤だったと思う。
タワーレコードのサイトには、復活~武道館ライブまでの活動を振り返った石井のインタビューが載っている。これ読んで、カリガリのメンバー間の絶妙な距離感が素敵だなぁと思った。武道館ライブでの「エロトピア」の演出の話。新宿二丁目在住の青さんの提案で、ドラッグクイーンの方々がステージにぞろぞろと登場。一方石井はステージから消え、楽屋から中継で歌った。その事に関しての石井の弁を引用。

「ギタリストが、ああいうおかしな人でね、ああいうことを始めちゃった時に、俺、真ん中に立ってますからね。すごく難しいわけですよ」
「青さん、目立ちたいならどうぞ好きにやってよ、俺、楽屋行くから、って(笑)。そのバランス感覚がすごいいいんです。俺と青さんの間は。そういうところでバンドはすごい揉めるわけですよ。ホントは。そういうのがないですからね。」

ドライ過ぎ。また、アルバム制作時、青さんが作ってた80年代後半の歌謡感全開のアーバン(苦笑)なロック「クロニックダンス」を聴いて、石井は「これはちょっと…」と思いつつも、「まぁ、作ってきたもんは仕方ない」と、文句言わず大人しく歌ったという…。いい関係だね。でもバンドは再び沈黙。あんな素敵なアルバム作っといてツアーやらないなんて、あんまりですよ、青さん。会場が青さん好みのイケメンで埋まるように布教するからさ、ツアーやってよ…(笑)  


追記
東方神起の韓国語の曲を空耳。もう永遠に新譜出ないわけだし、せっかくだから韓国のアルバムも母さんに借りてみよっかねぇ。

語りたい気分

2010-05-05 11:46:51 | 音楽
今年の冬、小学校からの友人らと鍋をやりながら、東方神起の東京ドームライブのDVDを観た。友人らは東方神起ファンではなかったが、ドヤ顔でバキバキダンスを踊る東方神起のリーダー・ユンホが面白いということに気付き、異様に盛り上がってしまった…。「あぁ!ユンホが客を煽ってる」「バラードではユンホが映らない!」「この笑顔!」「このドヤ顔!」などとみんなで突っ込みながら腹筋崩壊。東方神起を観てあんなに笑ったの初めてだ。
そんな友人らと久々に集まりカラオケに行った。それぞれの趣味に走った曲を好き放題歌った後、我々の青春時代を彩ったラルク・GLAYを、PV観てあれこれ言いながら歌い(「SOUL LOVE」でキーボードを弾くTAKUROに向かって「まだ甘いな」って感じで指を振るサポートのDIEさん素敵とか、「DIVE TO BLUE」「Lies and Truth」のhydeがクソ可愛いとか、「Blurry eyes」はメンバー全員変とか)、最後に何故かLUNA SEAシングルメドレーでシめるというのがお約束だが、今回は機種が、東方神起のライブ映像が大量に入ってるPremiumDAMだったのでさらに盛り上がった。

これは「RISING SUN」という曲(冒頭20秒は違う曲)。90年代初期レイブ風のシンセやデシロック風ギター、シリアスなストリングスが派手に過剰に鳴り、途中で強引にレゲエな展開になる、アジア人の雑食性丸出しの曲。VIVAアジア丸出し!彼らの韓国でのヒット曲に無理矢理日本語の歌詞をはめこんで歌ったもの。 本人たちの副音声付の映像。
画質イマイチだからわかりにくいけど、冒頭でど真ん中に立ち、ドヤ顔でポーズ決めてるのがユンホ…みんなに大ウケ。一番最初にラップするのが私の一押しユチョン。ユチョンの次はユンホがラップする。この曲では、日本の連ドラにも出てる人気NO.1、ジェジュンが目立っていない。ジェジュンの売りは歌唱力(というか声質?)なので、激しいダンス曲では脇に引っ込み、ダンスの得意なユンホなどにポジションを譲っている(バラードではジェジュンが頭角を表す)。韓国の曲は適材適所のチーム感が強くて感心させられるなぁ。メンバーの個性と使い所をよくわかってるというか。日本だとジェジュンばかりに見せ場が用意されてる(笑)。
それにしてもこの映像好きだ。前にも記事に書いたけど、ライブ終盤にヘトヘトになりながら激しく歌って踊る東方神起が大好きなんだよー。副音声で本人たちも語ってるが、「あぁ、はよ終われ〜」という思いを必死で見せないように固い表情で歌ったり、一瞬曲調が静かになる部分で全力で休んだり。あと、クライマックスで振り絞るようにハイトーンで絶叫するチャンミンが素敵に可愛いぜ。
カラオケで、ユンホがアップで映る度に一同爆笑、チャンミンが映る度に「可愛い!」「後藤真希の弟に似てる!」「シドのベースにも似てる!」、ジェジュンが歌う度に「イケメンはパートが多いねぇ〜」。私は一押しのユチョンの見せ場の度に「ほら、この疲れきったダンス素敵だろ〜?」と説明したが、わかってもらえず。

これは「Puple Line」という曲。シボレーのCMで垂れ流されてた韓国産の曲で、センター陣取るユンホ、ジェジュンは控えめ。ユンホのラップで超盛り上がる我々(笑)。

これは日本で作った、アイドルマインド全開のキラキラポップス「Share The World」。ジェジュン・チャンミンがキャッチーなサビを独占、他は烏合の衆?

追記 
好き勝手書いたけど、東方神起好きですからね、念のため。