拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

今年の曲、今年のうちに♪

2009-12-31 14:16:17 | 音楽
レコード大賞は2年連続でEXILEだそうで。おめでとーございまーす。さて、TBSのレコ大に対抗して(?)、今日は2009年、個人的によく聴いた曲を発表する「拝啓 夏目漱石先生 レコード大賞」をやります。対象となるのは本家レコ大と同じく2009年に発表された楽曲。曲はリリース順に並んでおります。

「Survivor」/東方神起
今年大いにハマった東方神起。2009年に出た楽曲で一つ選ぶとしたらコレかね。流行りまくりのエレクトロ路線を遂に導入。めちゃくちゃアッパーで華やかなダンス曲。少しオートチューニングのかかった歌声と、熱を帯びた生々しい歌声(っていったら変だけど…)の組み合わせ。聴いてて凄く気持ちが良いよ。あと、韓国人ならでは(?)のぎこちないザ行・ダ行・バ行の発音が、この曲には何故かぴったりハマってる。これは彼らにしか出せない魅力だなぁ、と。


「Merry Christmas Mr.Lawrence-FYI」/Utada
アメリカ版2ndアルバム『This Is The One』の中で、特によく聴いた曲。誰もが知ってるピアノのフレーズに、宇多田ならではの魅惑的なメロディーがふわっと乗ってて病みつきになった。歌声もいつになく神秘的に聴こえたなぁ。売れっ子プロデューサー・スターゲイトのアイディアから生まれた名曲。他、「Dirty Desire」「Apple And Cinnamon」など、聴きやすいポップスが満載のアルバムでしたなぁ。未だに『ULTRA BLUE』が一番好きな宇多田ファンとしては正直物足りなかったけど。


「Wait For Me There」/Tommy heavenly6
これといったプロモーションをされるわけでもなく地味~にリリースされたTommy heavenly6の3rdアルバム『I KILL MY HEART』より。スマパンみたいな90年代オルタナ系の音を味わい深く鳴らす、2009年リリース作品とは思えない時代性の欠如した良作。隠れ名盤かもよ。


「SEX BLOOD ROCK N' ROLL」/VAMPS
なんだかんだで聴きまくったVAMPS。今年遂にアルバムが出ました。ほぼ全曲アッパーなロック、ライブで盛り上がるためだけに作られた無茶苦茶なアルバムでしたな。ゴスなメロディーとhydeの濡れた歌唱の相性が良すぎる「SECRET IN MY HEART」「DEEP RED」、ラルク的なゴージャスな解放感漂う「COSMOS」、超イケイケなディスコパンク「TROUBLE」、美麗なBメロが光り輝く「SWEET DREAMS」、切ないギターロック「TIME GOES BY」など良曲盛りだくさんだったが、一曲挙げるならやっぱり、ライブで死ぬほど盛り上がった、曲名からしてVAMPSを象徴するような曲。「ライブはセックスで、アルコールは血なんだ!」と歌い叫ぶ脳天気でバカでセクシーで最高の曲。


「Beautiful World(PLANiTb Acoustica Mix)」/宇多田ヒカル
「なんだよ、新曲が聴けると思ってたのに…」というガッカリ感が無いわけではないが、これはこれで凄く好きだ。新劇場版ヱヴァのエンディングテーマ。あのアクロバティックな展開の果てに飛び込んできたこの曲、心の中で絶叫してました。レッチリっぽい男泣きなギターが、名曲に新たな魅力を注入。「次の宇多田のアルバムでは生バンドをフィーチャーした曲が沢山入るといいなぁ」なんて妄想した。


「NIGHT FLIGHT」/Perfume
ダイナミックレンジの狭いバキバキのエレクトロチューンを果敢に世に送り出してきた中田ヤスタカが突然放ったテクノポップ。アルバム『⊿』に収録。ここまでYMOっぽい曲って今まで無かったのでは。無邪気にブーブーと鳴りまくっていた重低音は控えめに、レトロなシンセを大フィーチャー。1番終わった直後の間奏、2番Aメロのシンセに悶絶しました。なんかもー可愛い過ぎ。これシングルにすればよかったのにね。


「スクールゾーン」/cali≠gari
キャリアが長く、過去を振り返れば名曲・怪曲で溢れるベテランバンドだが、2009年リリースの復活作にもちゃんと素敵な曲が入ってるのが凄いね。ノスタルジックなシンセが印象的なビートパンク。何故か自分の子どもの頃をふわっと回想してしまう魔法のようなメロディー。他にも「-踏-」「ハラショー!めくるめく倒錯」「月光ドライブ」「電気睡蓮」など、新作『10』には宝物みたいな曲がいっぱい詰まってた。そんな素敵なアルバムをめちゃくちゃサラっとリリースする彼らが大好き。


「ONCE AGAIN」/RHYMESTER
久々に出たライムスの新曲。どんなに辛い朝でもなんとか起きられたのはこの曲のおかげ。胸を熱くさせる、高鳴るファンファーレのおかげ。来年出るアルバムも超~楽しみである。


「pink monsoon」/シェリル・ノーム
恐るべしアニソン、恐るべしマクロスフロンティア、ということで。アニメは見てないがこの曲の魅力には負けたぜ。ずぅーんと沈み込むバスドラとふわっふわのシンセと歌声の絡みがたまらん。アルバムを聴いてみたけど、やっぱこの曲がダントツで好きでした。他は…クオリティの高さはわかるんだけど…単純に好みの問題だな。ロックっぽいのとか歌わず、R&Bとかハウスとかに寄った曲ばっかり歌って欲しかったな。歌声が好きなだけに惜しい。


「Shut Up」/安室奈美恵
新作『Past<Future』は、ちょっとエレクトロ寄りになったというか、今までの安室のスタイルにSFっぽいコンセプトを注入したような少し奇妙なアルバムでした。一曲目「FAST CAR」はチャールストン調のピアノがフィーチャーされてて、二曲目「COPY THAT」は往年のスパイ映画を思わせるフレーズがサンプリングされてて…それぞれレトロな雰囲気があるんだけど、以降の曲はどんどん音が鋭くなっていく。そんな中で異彩を放つのがアルバム後半に登場する「Shut Up」。小室プロデュース時代末期を思わせるロックな曲で、「もう放っといてよ、邪魔なのよ!」と熱唱。近年の安室にしては珍しいよ、この熱さは。こういうの聴きたかったんだ~。
  

さよなら2009年

2009-12-27 12:07:31 | 日記
年末なので今年1年を月ごとにザっと振り返ります。こういう記事、2007年に3回に分けて凄く丁寧に書いたけど、去年は書いてなかったみたい。

【1月】
◆スピッツのライブ初体験
わざわざ大阪城ホールまで出向いてスピッツを初体験。大好きな『さざなみCD』中心のセットリストで超楽しめた。スピッツを好きになるきっかけになった「夜を駆ける」まで聴けて感動したなぁ。ライブ前は難波をプチ散策。後日、自分が散策したのと同じ日に、千鳥がなんばグランド花月とbaseよしもとの間の通りで『今ちゃんの実は…』のロケをしてたのを知り、びっくり。

【2月】
◆『ちびまる子ちゃん』の聖地巡礼
JRを乗り継いで清水に行った。綺麗な富士山が当たり前のようにそこにある、素敵な町だった。ショッピングモールの中にある「ちびまる子ちゃんランド」に行って、さくらももこの母校を見て、漫画にもよく出てきた商店街を歩いて…。今度は、映画に出てきた東海大学海洋学部付属の水族館まで足を運びたいものです。

【3月】
◆東方神起in『しゃべくり007』
2009年に一気にファンを増やした感のある東方神起だが、この番組への出演がきっかけで彼らに興味を持った人も多いでしょう。私もそう。くりぃむ有田を筆頭とする最強の中堅芸人7人が、東方神起の良さをガンガン引き出しておりました。「マザーアリタ」に対してメンバー全員がノリノリで手を合わせて拝むシーンを見て、「ちょ、こいつら最高じゃん!」と感動した。そして何回も書くけど、有田や泰造のボケや上田のツッコミに誰よりも早く反応してたユチョンは凄い。それにしても『しゃべくり007』、出るゲストに全く興味が無くても、レギュラーメンバーがきっちり爆笑番組に仕上げちゃうから毎週絶対に見逃せない…。

【4月】
◆就職
今年最大の事件だった。生活がガラっと変わったなぁ。夜12時を過ぎると「やべ、もう寝なきゃ!」と焦るようになった。3分ぐらいで化粧出来るようになった。子ども番組に詳しくなった。神経質になった。

【5月】
◆特になし
この頃の記憶ってあんまり無い。忙しかったし。

【6月】
◆『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
これは燃えたなぁ。結局3回も劇場に行っちゃった。3回目はさすがに付き合ってもらえず一人で行ったなぁ。とにかく新キャラのマリがツボでした。アスカの弐号機を借りて使徒のATフィールドをパリンパリンと割ってくとこなんて初めて見た時は放心状態だった。宇多田の曲も良かったなぁ。早くDVDが欲しい。

【7月】
◆ジャルジャル三昧
ジャルジャルの三枚目のDVDが出たこともあり、それを見まくってた気がする。彼らの年代でコントDVDが三枚も出てるって凄いね。チュートリアルですら2枚しか出してないぞ確か。でも本当、DVDできちんとアーカイブ化していくべき傑作コント揃い。素晴らしいけど、若くして才能を消費しすぎてしまわないか心配になるぐらいだ。芸歴を重ねれば確実に新鮮味は薄れるしなぁ…。

【8月】
◆cali≠gariに病的にハマる
復帰をきっかけに病的にハマったな、本当。2009年下半期の私のアイドルはcali≠gariと東方神起でした。

【9月】
◆キングオブコント
去年よりもお祭りムードが増してて、雰囲気も良かった。出演者たちのプレッシャーなんて一切無視し、普段の特番のようにガンガン進行する浜ちゃんのおかげだろうね。無名の若手・DNAへの「可愛がり」なんてサディスト浜田全開で最高だった。大好きなジャルジャルが不発だったのは見ていて寂しかったが、まだまだこれから!

【10月】
◆cali≠gariのボーカルのソロユニット・goatbedにもハマる
cali≠gari関連のYouTube散策で、当然のようにボーカル石井秀仁のソロユニットgoatbedに辿りつき、まんまとハマった。80'sニューウェーブを現代風に消化したテクノユニット…と言ってしまえば簡単だけど、キラキラな音と石井の妖艶な歌声との相性の良さは、なかなか他では味わえないかもしれない。capsuleともまた違うんだ…。おすすめ曲は大量にあるけど、一番わかりやすいのは渡辺美里の「恋したっていいじゃない」のカバー。原曲の良さをしっかり活かしたアレンジと、石井からは絶対に出てこない陽気な歌詞が絡み合い、ちょっとミラクル起きてます。ちなみにこの曲、原曲は岡村ちゃんがコーラスで参加してるのね。goatbedバージョンにも岡村ちゃんを意識したバックコーラスが入ってる。


【11月】
◆東方神起の今後を心配する
母親に借りた東京ドームや去年のアリーナツアーのDVDを見まくった2009年の秋。それらを見る度に、2010年以降の活動の目処が立たない現在の東方神起の状態を憂いてしまう。いいグループなのに勿体無い…。彼らの現状を知りたくて、ネットで東方神起ファンのブログを散策してました。色んなブログを見て、韓国の東方神起のおっかけの凄さに驚愕。メンバーのあらゆる瞬間を隠し撮りしてネットにアップしてる。プライバシー無いやん…。女の子と遊んだりするのもバレバレだもんな。大変だ。韓国の空港にはカメラを持ったおっかけが集結してるようで、東方神起が来日したり帰国したりする度に大量に写真がアップされるため、彼らの居所もよくわかってしまいます。

【12月】
◆ラルク熱が久々に上がる
新曲発表、tetsu改名、DVD-BOX購入など、久々にブログにラルクネタを書いた12月。来年にはアルバムが出るといいんだけど、期待しすぎず適当に待ってます。VAMPSの活動もまだ続いてるようだしね。


「M-1グランプリ2009」リアルタイム感想

2009-12-20 21:23:47 | テレビ
キングオブコントに続き、M-1グランプリ2009実況感想。乱文な上に無内容ですが、記録として。


・前説くまだまさし(笑)

・え、松ちゃんがいきなり出てきたよ。最初はカウスじゃないとしっくりこない~。

・毎年恒例、「楽屋がシーンとしてる」トーク。

・緊張し過ぎるそのまんま東。今田「速やかに帰ってください」。

・リーダーの落ち着きっぷりが素敵。カウスカワユス。ドス黒いのにカワユス。

・今年はピエール瀧いないのかなぁ。

・マイケル哲夫。西田の今年の「面白い一言」は何かな。

・あ!いたよ瀧。スチャも居る。嬉しい。

・ナイツのネタ、今までで一番好みだな。「ヤホーで検索」シリーズがあんまりハマらなくて、彼らの人気がずっと理解できなかったんだ、実は。

・ナイツ634点。

・敗者復活ノンスタかぁ。ドラマチックっちゃあドラマチックだが…つまらん。一昨年のサンドウィッチマン、去年のオードリーのようなワクワク感が全く無いよ。

・この舞台で、延々高田延彦(だよね?よくわからんけど)の声で漫才。凄い度胸だ。

・東京ダイナマイト614点。

・爆発来ないなぁ。会場は爆笑する気満々なのにな。

・今田が「緊張してたねー」って言う時はフォローモード。残念ながらその時点で結果は、もう見えている。

・ハリセンボン595点。

・鳥人初めてみた。とりじん。西田の声の良さと異様な容姿、哲夫の素朴顔が際立つ良いネタだね~。

・笑い飯668点。

・100点!?M-1終わらす気かシンスケ。

・ハライチ23歳かよ!老け顔…遂に年下ファイナリストが。りあるキッズより若い。

・ハライチのツッコミ、色んな先輩の影響を感じる。

・ハライチ628点。

・モンスターエンジンの背後に散っていったbase芸人が見える。だからなんか彼ら見てると嬉しくなる。

・モンスターエンジン610点。河内弁のせいで(?)点伸びず。

・パンクブーブーウケたなぁ。盛り上がった。

・パンクブーブー651点

・「笑い飯は燃え尽きました」「笑い飯はチャーハンになりました」…私もちょっとそう思う(笑)。応援してるけど。

・敗者復活、「思う存分暴れるがいい!」なんて煽られても盛り上がらんよ…ノンスタは悪くないけど…あぁ、出なきゃよかったのにこの二人。

・ノンスタイル641点。もう一度ナイツ見たかったなぁ。

・「あんた達やっぱフリートークがだめ」。うん、爆発できなかったもんな、今年バラエティーで。

・「去年、一歩の所でオードリーに負けたもんね」…松ちゃんオモロ。ノンスタいじり盛り上がるね。

・いつからか、西田の「お言葉」を待つようになってしまったM-1ファンは多いだろう。「いごっそ頑張ります!」…昔のM-1で聞いたような。
・ノンスタの連覇は無いんじゃないかなぁ…。

・パンクブーブー盛り上げるなぁ。悪ふざけ要素が薄いアンタッチャブル…と言ったら失礼だろうか。

・晴れ舞台できっちりイキリキャラを推す井上。成長したのか。

・「チンポジには負けたくない」「チンポジのことやない」…チンポジチンポジうっせぇよ(笑)。

・優勝はパンクブーブー。ポカンとしとる(笑)。

・やはり燃え尽きた笑い飯。でもこの「やっちまった感」こそが笑い飯って気もする。優勝目前で下ネタというアホなチョイス…最高でした。本当にお疲れ様です。来年から、M-1で彼らを見られなくなると思うと凄くさみしい。今年は「おもてたんと違う」級の迷言が出なかったなぁ。

FIVE LIVE ARCHIVES

2009-12-19 15:55:08 | L'Arc-en-Ciel
ラルクの5枚組ライブDVD-BOX『FIVE LIVE ARCHIVES』を買った。2007年に完全限定生産でリリースされたもので、『Tour'98 ハートに火をつけろ!』『1999GRAND CROSS TOUR』『RESET>>LIVE*000』『TOUR2000REAL』『ASIALIVE2005』を、それぞれ初めてDVD化したBOXセット。発売当時は学生だったもんだから、30000円という値段に怖気づいて購入を長らくためらっていたのだが、先日ボーナスが出たので思い切って中古ショップで買っちゃった。26000円だった。結論から言えば、もっと早く手に入れておくべきものだったなぁという感じ。ラルヲタのくせに何やってたんだ私は。宝物ですね、これ。DVD5枚に加え、ちょっと高級感のある黒の特殊ケース、ツアーのパンフレットを復刻した豪華ブックレットまでついてる。このブックレットはかなり嬉しい。ライブ行ってもパンフ買ったこと無かったもんな。凄く得した気分だ。
それにしても、観ていて懐かしさがこみ上げてくる。今とは比べ物にならないほどメディアに露出し、年末などはそれこそ今のEXILE並みにあちこちの音楽番組に出まくってた絶頂期を思い出す『ハートに火をつけろ!』、私のラルク初体験、「あおなみ線」開通前で、交通の便が超悪かった頃のポートメッセなごやでのライブを思い出す『1999GRAND CROSS TOUR』、2000年になった直後、宇宙初オンエアされた「NEO UNIVERSE」をMDに録音しながら、「なんて名曲なんだ…ちょうどカウントダウンライブでもこの曲やってたりするんだろうなぁ…」と思いを馳せていた中学2年の冬を思い出す『RESET>>LIVE*000』、自分が行ったナゴヤドームのライブを思い出す『TOUR2000REAL』、反日デモが盛んに行われてた頃の中国・韓国に乗り込み一万人規模のライブを大成功させ、以降、日本人アーティストによるアジアツアーを活発化させた『ASIALIVE2005』。どのライブもラルクを語る上で外せないものばかりだ。ライブだけじゃなく舞台裏映像も収録されてるのがうれしい。「これぞラルク!」という感じの、ライブ直前に4人+サポートキーボディストが円陣組んでる姿のユルさ…最高。最近、東方神起のDVDで、彼らが物凄い気合い入れて円陣組んでる姿を見たりしてたから、ラルクのユルさが際立つ。もちろん、そんな舞台裏でのユルさがラルクの魅力だ。
ただ、一部収録がスキップされてる曲もあって残念。特に『TOUR2000REAL』にアルバム『REAL』の名曲「ALL YEARS AROUND FALLING IN LOVE」が入ってないのは痛いね。『REAL』収録曲がライブで披露されたり、映像化されたりすることが最近ではほとんど無くなってしまった。だから『REAL』を引っ提げたツアーのDVDには期待してたのだが…。「bravery」とか「TIME SLIP」とかも観たかったよ…。あと、『ASIALIVE』@上海でのオープニングを飾った「killing me」がカットされてるのは何故だ(笑)!?事情全然わかりませーん。で、カットされてる曲もあれば、ほぼすべてのDVDにしつこいぐらい(…失礼)収録されてる定番曲もあり。「Driver's High」「HONEY」「DIVE TO BLUE」なんて何回DVDに入るんだよ…とか思っちゃったよ。いや、なんだかんだでライブでやると無茶苦茶楽しめる曲だけど、ね。
『Tour'98 ハートに火をつけろ!』におけるyukihiroの前転(いや、でんぐり返しだな)、通じてるのか通じてないのかすらよくわからない中国語でコミュニケーションを取るメンバー達が面白すぎる『ASIALIVE2005』などなど、とにかく見どころが満載だが、5枚のDVDの中でベストだと思ったのはやっぱり『TOUR2000REAL』。大規模でメタリックで硬派なセット、男気溢れる演奏、そして神々しすぎるhyde。yukihiroがギター弾いたり、メンバーが交代で歌ったりと、毎回エンターテイメント性の高い演出で披露される「trick」が、この時のツアーでは4人がそれぞれのパートに専念してハードにガツンと演奏されてるのもポイント高いね。この曲の真のカッコよさを思い出しました。初映像化の「THE NEPENTHES」は文句なしに魅力的だし、トリップ度満点の「a silent letter」も絶品。


追記  
Perfumeの3人は東方神起が大好きらしい。「DVD観賞は日課」「tvxq万歳!」…とのこと。気持ちわかるぜ(笑)。「tvxq」は、「東方神起」を中国式に読んだものを英語表記にした時の頭文字。コアなファンたちはブログとかでみんな使ってるね、この表記。YouTubeで検索するときも欠かせない単語。


集い

2009-12-13 12:42:45 | 音楽
昨日、母の韓流ファン仲間と一緒にカラオケ&飲み会をした。「東方神起のライブ映像が沢山見れるカラオケの機種(PremiumDAM)があるよ」と母に教えた所、強く興味を持たれ、東方神起オンリーのカラオケ会が企画され、最近東方神起をよく聴くようになった私も同行することになったのだ。あぁ、凄く濃い時間を過ごした…。母の韓流仲間には初めてお会いしたのだが、皆様めちゃくちゃ若々しく、そして韓国事情に詳しい。数年前、久屋大通で行われた東方神起のライブイベントで知り合い、東方神起だけでなく韓国ドラマも大好きということであっという間に仲良くなったのだそうだ。こういうネットワーク、うちの母世代で凄く広まってるんだろうな…。
さて、PremiumDAMには、東方神起のライブ映像をみながら歌える曲が30曲も入っている。私はこの日に備えて慌てて彼らの曲の持ち歌を増やした。ある程度難易度が高くて、カラオケ好きの心に火を点ける曲が多く、歌ってて楽しい。この辺はラルクにも通じる所があるなぁ。ラルヲタにカラオケ好きが多いのと同様、東方神起ファンもカラオケ好きなのかも。一人で歌うのは大変な曲、ハモりを楽しむ曲などもあるので東方神起を歌う相方が欲しいなー(めいちゃん、曲覚えてみない?)。
私が昨日歌ったのは「Purple Line」「Survivor」「呪文」「Share the world」「LAST ANGEL」「Kiss the baby sky」「Stand by U」「Summer dream」 。他は全部母達がノリノリで歌ってくれ、約3時間かけて東方神起のライブカラオケを制覇した。映像見ながら当時のライブの思い出話をしたり、メンバーにツッコミ入れたり、ワイワイ盛り上がった。あと、「この頃は良かったよねー…」としんみりしたり。韓国でメンバー5人中、3人が所属事務所に対して訴訟を起こし、現在絶賛空中分解中の彼ら。12月は紅白など日本の音楽番組にチョロチョロ出るけど、来年以降の5人揃っての活動の予定は白紙らしい。あのゴリ押しMAX松浦社長率いるエイベックスも「この状態じゃスケジュール入れられん」と、お手上げだそうだ。これだと、3月にベスト盤出して解散とかもありうるなぁ。ライブ映像見ながら、「いいグループなのに勿体ないね…」としみじみした。一度でいいからライブ行きたかったなー。
沢山映像見て改めて思ったけど私やっぱユチョンが好きだなぁ。歌やダンスが特別上手いわけでもないし、特にイケメンというわけでもない(つーか一番冴えない顔してるなと思ったよ、初めて見た時)。でもどうして君を好きになってしまったんだろう。「しゃべくり007」で、誰よりも早くしゃべくりメンバーのギャグやボケに反応し、有田との「わかったよ」合戦を繰り広げたのを見て「この子が一番日本語を深く理解してるのかもな」と感心して以来、なんとなく気になる存在だったなぁ、ユチョン。一番日本語理解してても発音は聞き取りにくいけどね。曲聴いててもユチョンのパートでは大体「ん?今なんつった!?」ってなる。でも好きだなぁ、あの、ちょっと暑苦しい声。
東京ドームライブの終盤で披露された最後の激しいダンス曲「Break up the shell」の映像のユチョンがたまらなく好きだ。「あー、死ぬわ俺」みたいな顔で踊ってんの。



パーマのかかった髪を後ろで束ねてる人ね、ユチョン。ちなみに、後藤真希の弟によく似てる子は最年少のチャンミン。

『ザッピィングCD』

2009-12-06 21:42:59 | 音楽
ちょうど10年間使ってきたCDデッキが壊れたので、新しいのに買い替えた。ipodが接続できるやつ。う~ん…便利過ぎる…。CD5枚ぐらいをランダムに再生できるCDチェンジャー機能、完全に過去の遺物ですね。薄っぺらいipodにCD数百枚分(…も無いかな、私のは)の音源が入ってるんだもんね。今更ながら、改めてハードディスク搭載プレーヤーの凄さを思い知りました。
新しいCDデッキを買ったので、ついでにCD周りを整理整頓した。よく聴くCDや、買ったばかりのCDは、ついつい机に出しっぱなしにしてしまい、それが平積みされていってエラいことになってたのだ。大掃除シーズンということもあり、普段より気合いを入れてCD整理をしていたら、「こ、これ聴きてぇ!」ってやつを見つけた……「ザッピィングCD」って知ってますか。大分昔に廃刊になった音楽情報誌『ザッピィ』に毎月付いていたCDです。誌面で取り上げたアーティストの新譜の試聴音源やメッセージなどなどがたっぷり収録されてる大変便利なCD。大物から「誰やねん」なアーティストまで、色んな人の曲がちょっとずつ聴けるので暇つぶしにはもってこい。このCDのおかげで一切興味無かったアーティストのファンになる…みたいな事も十分あり得たでしょうね。
その「ザッピィングCD」の、1999年8月号がひょっこり出てきた。私この雑誌を購読してた記憶全然ないんだけどな。CDにラルクの楽曲が収録されてるわけではないし、何故こんなの持ってたんだろ。とにかく聴いてみた。この当時の「新譜セレクション」のラインナップ、有名どころでは浜崎あゆみ「Boys&Girls」、SADS「TOKYO」など。m-floの「been so long」なんてのもあるね。Dragon Ashの『Viva la Revolution』も当時よく聴いてたなぁ…ちょっと恥ずかしい(笑)。後に自分が大好きになるキリンジの「牡羊座ラプソディ」やダンス☆マンの「ワンBOXのオーナー」も1999年の夏。「ワンBOXのオーナー」が収録されてるアルバム『ミラーボーリズム2』を聴いてつんくはモー娘の「LOVEマシーン」アレンジをダンス☆マンに発注したんだよね?物凄い突貫工事だったんだねぇ、マジで。で、マイナーどころでは……下川みくに、Say a little prayer、ディープス、7HOUSE、Tina…みなさん覚えてますか。あ、「LOVE&JOY」がギャルのアンセムになってる木村由姫とかいますね。上戸彩が所属してたアイドルユニットZ-1のデビューもこの頃みたいです。
ラインナップを見てて気づくのが、ヴィジュアル系バンドの多さ。Dir en grey、Pierrot、Plastic Tree、FANATIC◇CRISIS、D-SHADE、Raphael、TRANSTIC NERVE、Laputa、LUCA……『SHOXX』等のV系専門誌ではなく一般音楽情報誌に、これだけのV系バンドが名を連ねている。しかし殆どのバンドが大した成功を収めることもなく消滅している。Dir en greyとPlastic Treeぐらいだな、今も居るの。Pierrotは解散しちゃったけど成功はした。その他のバンドは…。2000年代序盤はヴィジュアル系冬の時代だったが、99年の夏頃は、まさに「終わりの始まり」の時期だったのかも。「ザッピィングCD」、資料的価値ありすぎです。ちなみに現在世界から注目を浴びつつDir en grey、1999年夏はメジャー1stアルバム『GAUZE』をリリース。歌詞が過激過ぎる、と一部で話題になってました。私も怖いもの聴きたさでレンタルして、ちょっとドキドキしながら聴いてたな。懐かしい。





ラルク新曲「BLESS」リリース、そして…

2009-12-01 21:10:16 | L'Arc-en-Ciel
きたきたきた!ラルクが来年1月27日に新曲「BLESS」をリリース!だってさ!嬉しすぎる…12月に突入し、忙しさのピーク極まるばかりという時に、なんという素敵過ぎる知らせ!しかも曲名が「BLESS」て!なんかめでたい!既に名曲オーラ出てんじゃん…。最近、本当にごくごく数日前からラルク、いやj-popの冬の名曲「winter fall」を何度も何度も聴いてて、「あぁー…もう、良すぎるなぁ…たまらんなぁ」と思いまくってたんだよ。そんな時に新たな冬曲がリリースされちゃうなんて。なんつータイミングだよ。怖いよ。この曲を引っ提げて今年のMステスーパーライブにも出て欲しいな。ここ数カ月はカリガリや東方神起に心を奪われてたけど、やっぱラルクは別格だな。リリース情報聴いただけで、もうこんなに興奮しちゃうんだもん(といいつつも、これからさっき買ってきたカリガリの新作ライブDVDを観るんだけどね)。
「BLESS」の作詞作曲はhyde。なんとこの曲、2010年の冬季オリンピックの、NHKの公式テーマソングという大型タイアップが付いている。な、何故にラルクが選ばれたんだ!?謎だ、NHK。北京五輪の時のテーマ曲に選ばれたミスチルはまだわかるけど、ラルク…。まぁ、とりあえずオリンピック関連曲だし、普段の新曲よりは、ラルクに関心の無い人の耳にも届く機会が多いよね。ただ、私、今のところ冬季オリンピックに全く興味が無くて、日本人選手がメダルを取ってから後乗りで盛り上がるような(トリノ五輪でも荒川さんがメダル取ってからやっとニュースとか気にしだした)無責任なスタンスで。こういう人結構多いよね。冬季五輪は特に。日本勢が活躍しないと、それほどタイアップ効果は期待できないだろうなぁ…。ま、どうでもいいけど。久々にラルクの新曲が出る。それだけで私は十分…。
「BLESS」、6日の「サンデースポーツ」で初オンエアされるらしい。一足先に公開されてる歌詞読む限りではなんとなくバラードっぽい…しかもhyde作曲のコテコテバラード「Anemone」みたいなやつ。気になります。私は「winter fall」みたいな、憂いのある8ビートにゴージャスなホーンとストリングスが絡みつく、極上の曲であることを期待してる、一応。それにしても、「winter fall」が世に出てから、来年で12年になるんだなぁ。干支が一回りしちゃった。当時小6で卒業間際だった私が、今では卒業生を送る立場ですよ。時の流れは速過ぎる。「winter fall」って、最初はhydeの歌やメロディーに惹かれてたんだけど、時が経つにつれて、ベースのカッコよさ、スココココンと軽く駆け抜けてくドラムの気持ちよさ、伴奏のピアノの華麗な音などなど、この曲に込められたあらゆる魅力に気付いていったんだよな。8ビートのロックでありながら、「スウィングアウトシスターみたいな曲」を追及した、ラルクの謎のアレンジセンスが光る一曲です。
で、もう一つ、ラルクに関する重要ニュースが。なんとリーダーのtetsuがtetsuyaに改名。ちょっとヘヴィーな理由があるみたいだけど、なんか嫌だなぁ。「tetsu」って字面、凄く好きだった。