拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

90年代邦楽ベストディスク50

2010-03-21 10:15:26 | 音楽
「90年代邦楽ベストディスク50」。配布元はこちら。数年前から出回ってたみたいだから結構有名なのかな。やりたい方ぜひやってみてください。

―Q1 「ベストディスク50」で聴いたものに○、聴いてないものに×をつけてください。

×仲井戸麗市「絵」(90・2・21)   ( )はリリース年月日
○フリッパーズ・ギター「カメラ・トーク」(90・6・6)
×エレファントカシマシ「生活」(90・9・1)
×尾崎豊「誕生」(90・11・15)
○岡村靖幸「家庭教師」(90・11・16)
×真島昌利「HAPPY SONGS」(91・4・10)
×ユニコーン「ヒゲとボイン」(91・9・30)
×麗蘭「麗蘭」(91・10・30)
×ニューエスト・モデル「ユニバーサル・インベーダー」(92・2・21)
×矢野顕子「SUPER FOLK SONG」(92・6・1)
×佐野元春「Sweet 16」(92・7・22)
×ザ・ブルーハーツ「STICK OUT」(93・2・10)
○BLANKEY JET CITY「C.B.Jim」(93・2・24)
×The ピーズ「とどめをハデにくれ」(93・5・21)
×THE GROOVERS「Top Of The Parade」(93・7・24)
○小沢健二「犬は吠えるがキャラバンは進む」(93・9・29)
×カーネーション「EDO RIVER」(94・8・21)
○Mr. Children「Atomic Heart」(94・9・1)
×桑田圭祐「孤独の太陽」(94.9.23)
×忌野清志郎&仲井戸麗市「GLAD ALL OVER」(94・12・7)
○スチャダラパー「5th WHEEL 2 the COACH」(95・4・26)
×真心ブラザーズ「KING OF ROCK」(95・5・1)
×BUCK-TICK「Six/Nine」(95・5・15)
○スピッツ「ハチミツ」(95・9・20)
×Hi-STANDARD「Growing UP」(95・11・1)
×フィッシュマンズ「空中キャンプ」(96.2.1)
×サニーデイ・サービス「東京」(96・2・21)
○hide「PSYENCE」(96・9・2)
×ホフディラン「多摩川レコード」(96・12・16)
×the pillows「Please Mr. Lostman」(97・1・22)
×ザ・イエローモンキー「SICKS」(97・1・22)
×eastern youth「孤立無援の花」(97・2・25)
×中村一義「金字塔」(97.6.18)
○コーネリアス「FANTSMA」(97・9・3)
×CHARA「Junior Sweet」(97・9・21)
×堂島孝平「すてきな世界」(97・11・21)
○Baffalo Daughter「NEW ROCK」(98・1・28)
×奥田民生「股旅」(98・3・18)
×ボアダムス「SUPER ae」(98・5・25)
○CASCADE「80*60=98」(98・6・17)
×JUDY AND MARY「POP LIFE」(98・6・24)
○ゆず「ゆず一家」(98・7・23)
○スボンズ「LET IT BOMB」(98・9・19)
×thee michelle gun elephant「ギヤ・ブルーズ」(98・11・25)
×ギターウルフ「ジェットジェネレーション」(99・1・22)
○椎名林檎「無罪モラトリアム」(99・2・24)
○BUMP OF CHICKEN「FLAME VEIN」(99・3・18)
○宇多田ヒカル「First Love」(99・4・28)
×ザ・ハイロウズ「バームクーヘン」(99・6・9)
○THE MAD CAPSULE MARKETS「OSC-DIS」(99・8・25)


―Q2 「ベストディスク50」にこれを入れろ!これと入れ替えろ!というアルバムがあれば挙げてください。

・L'Arc~en~Ciel『ray』
・SOPHIA『マテリアル』
・電気グルーヴ『A』
・フリッパーズギター『ヘッド博士の世界塔』
・スーパーカー『スリーアウトチェンジ』
・SMAP『007』
ラルク、ソフィアがリストに入って無いのはまぁ納得だけど、あの並びに電気が入って無いなんて。単に見落としただけかな。あと、XとかLUNA SEAとかヴィジュアル系がもう少し増えればバランスの良いベストディスク50になると思う。フリッパーズは『ヘッド博士~』の方が90年代らしいよなぁ絶対。宇多田入ってるし、ロック限定ってわけでもなさそうだからSMAPもいいよね。

―Q3 90年代邦楽で、あなたの心に最も残るアルバムはなんですか?
・L'Arc~en~Ciel『True』
初期ラルクの名作『Tierra』も捨てがたいが、『True』は初めて買ったラルクのCDなので思い出深い。

―Q4 90年代邦楽で、あなたの心に最も突き刺さったフレーズ(歌詞)はなんですか?
・「ブリーチしたり黒い髪だったり 束ねて円メガネ 両耳にピアス開けて でもベロには開けない 痛いから」
(「黒いブーツ」/SOPHIA)
中学生の時ヘビロテだった。90年代末のSOPHIA(『ALIVE』『マテリアル』)の曲は刺さるフレーズ連発だった。ライブにも行ったなぁ。懐かしい。

―Q5 ロックファンとしてのあなたにとって、90年代最も大きかった出来事はなんですか?
hideの死…といってもリアルタイムで悲しんだわけではないが。死後4年ぐらいしてから好きになったので。あと、ラルクのsakura逮捕→yukihiro加入も大きな出来事だな。
 


追記
2008年のラルク東京ドーム公演の映像。このツアーで披露された「MY HEART DRAWS A DREAM」は神だった。本当に感動的だった…なんかU2みたいで(笑)。そのツアーのDVDがやっと31日に出る。

光の声が空高くきこえる

2010-03-19 22:00:31 | 日記
今日は卒業式だった。大人になって初めての、送り出す側として参加した卒業式。6年生、しっかり者もいれば、「こいつ中学でやってけるんだろうか…前途多難だ…」と心配になる子まで、当然様々な子がいるのだが、卒業式ではほぼ全員が強張った表情をしていた。そんな彼らがガチガチに緊張しながら舞台に上がり、卒業証書を受け取っていく姿は、見ていてグっとこないはずがない。さらに、うち学校では卒業証書を受け取ったあと、小学校生活での思い出や将来の夢、決意など、何か一言舞台上で言ってから自分の座席に戻る、というのを行う。声を震わせながら「中学校でも野球部で頑張りたいです」とか「修学旅行で京都の清水寺に行ったのが楽しかったです」とか、自分で考えた一言を言うのだ。こういう事やってる学校どれくらいあるのかな?
「舞台上で一言」は自分が6年生の時もやったので、結構定番の儀式なのだろうか。まぁ、それなりに時間がかかるので卒業生が沢山いる学校では出来ないよな。卒業生たちを見守りながら「あぁ…私もやったやった…」と、12年前を思い出していた。アレは本当に緊張した。しかも私は出席番号が一番最後で、卒業証書を貰うのも最後だったため、締めでお辞儀をしなきゃいけなくて。最後の最後まで気が抜けなくて、ずっとドキドキしてたのを今でも覚えている。
卒業式最大の感動ポイントといえば、やはり「別れの言葉」だろう。「僕たち」「私たちは」「○○小学校を卒業します」「卒業します」みたいなやつね。小学校での思い出を振り返り、在校生へのメッセージを伝え、お世話になった人たちへの感謝を伝える。全員でタイミングを合わせて言うセリフもあれば、クラスや代表者一人ひとりに割り当てられたセリフもあり、ミスは許されないので練習は念入り。要所に卒業の歌の合唱、在校生代表として参加している5年生たちによる「お祝いの言葉」をはさみ、ひたすら感動ムードを盛り上げまくる時間。ここはうっかり泣きそうになってしまった。BGMも凄く良かったんだよなぁ。ピアノ生伴奏による小田和正「言葉にできない」、そしてgreeeen「キセキ」…私は今日初めて「キセキ」を良い曲だと思った。この曲のベタ過ぎる歌詞とアレンジ、魅力を感じない歌声が苦手だったんだけど、シンプルなピアノアレンジだとなんだかやたらと心に響くんだよなぁ。他にも色々、感動的な曲がピアノで伴奏された。
合唱では「COSMOS」という曲が特に印象に残った。合唱コンクールなどでの定番曲らしいけど、私は最近まで知らなかった。混声三部合唱で歌われたんだけど、もう、やばいぞ。「君たちスゲェ!」と思ったぞ。

そいえば6年生たち、みんなそれなりにかっちりとした服装で新鮮だったな。女子はチェックのスカート+ブレザーやワンピース+ジャケットが多かった。男子もブレザーだったり、あとはスーツにネクタイとか。女子はみんな可愛かった。男子はなんかオモロかった。スーツが全く似合わん童顔の奴、「あの、父兄の方ですか?」と声掛けたくなるほど渋くなっちゃった体格の良い奴、スリムなモッズスーツにチェーンつけてロックに着こなす奴…。
卒業式の後、卒業アルバムを見た。ロックなスーツの奴は「おしゃれな人」ランキング1位になっていた。クラブのメンバーで集まって撮った写真に写ってる自分が半笑いの表情を浮かべていて、ここではとても書けない、撮影当日に起きた出来事を思い出し、笑った。そして、学年末に仕上げなくてはいけない色んな書類を書きまくった。卒業式の感慨も忘れて。 



ラルクのベスト/CASCADE

2010-03-13 23:49:17 | 音楽
●ラルクのベスト盤『QUADRINITY ~MEMBER'S BEST SELECTIONS~』。豪華で美麗なパッケージデザインに少し感動した。こだわりまくりでさすがラルクって感じ。そして初回特典のDVD「ザ・ラルクイズ」に少し癒された。ラルクの4人がラルクに関する問題に答えるクイズ番組を収録したDVD。アメリカでのライブの打ち上げで150万使って「とりあえず一番高いワインください」が禁句になったとか、新宿のオカマバーで一番モテるメンバーはkenだとか、ラルクトリビア満載の楽しいDVD。母親もDVDを楽しんで見たらしい。一方CDの方は、リマスタリングされてるだけあって音が確実に良くなってる。素人の私にもわかるほどだ。特に「HONEY」。めちゃくちゃドライブ感増したような。この音源以外聴けないな、多分。ハードコアなラルヲタなら大満足な内容だったと思う。つーか余程コアなラルヲタ以外買わんと思う。高いし。

●最近CASCADEを聴いている。CDを整理整頓してたらひょっこりと彼らのアルバム『VIVA!』『コドモZ』『Adrenaline No.5』が出てきて。多分数年前に中古で安く買ったのだが、全然聴かずにしまいこんでたやつ。中学の同級生でCASCADE大好きな子が居たから彼らのことはなんとなく知ってて、「SOSロマンティック」「Dance Capriccio」「TOKYOダーリン」「コングラッチェ」など代表曲(と言えるほど知られてるのかしら…)のいくつかや「えびす温泉出身」等、断片的な知識はあったんだけど、アルバムをしっかり聞いたことはなかった。「懐かしいなぁ…」思って聴いてみたらコレがまぁ凄く良くて良くて。なんで今までCD棚の奥で眠らせてたんだろ。本当にもったいなかった。「Kill Me Stop」にヤられたぜ。素っ頓狂なボーカル、意味不明な歌詞、クセのあるメロディー。cali≠gariとかもそうだけどやっぱ私、大好きなんだなぁ。こういう80年代ニューウェーブっぽい変なバンド。…私の語彙・表現力不足故、cali≠gariと似たような感想しか出てこんなぁ。音楽そのものは全然違うし、多分ファンもあんまりカブってないと思うんだが。普通のポップスっぽい曲も少なくないからCASCADEの方がまだ聴きやすいかもしれない。でもいきなり初期の曲聴いたら「???」だよな。
持ってたアルバムは三枚だったけど、結局、急いで中古でその他の旧譜買い漁ってしまった。あとYouTubeで動画漁ったり。やっぱ彼らのデビューのきっかけとなった「えびす温泉」の映像が一番興味深いなぁ。番組の存在は知ってたけど見たことはもちろんなかったから。イカ天みたいな番組で、審査員にピエール瀧とかも居たらしいから、きっと変なバンド見世物市みたいな番組だったんだろうなぁ、きっと。



過去のアルバムを一通り聴いたから、再結成後に出たやつもぜひ聴いてみよう。4月には新作も出るみたいだし、良いタイミングでハマれて良かった。それにしても私、今年ものすごい勢いでCD買ってるなぁ。iTunesで「2010年に追加した曲」で検索かけると大量に出てくる。

クインテット/ラルクがペプシに/興味

2010-03-06 21:22:41 | テレビ
●今の仕事に就いてから、子供向け番組を少しずつチェックするようになった。初めのうちは「へぇ~、あの子たちコレにハマってんのか、なるほどねぇ…」と、やや客観的な視線で番組を見つめていたのだが……出会ってしまった。とってもすんばらしい番組に。NHK教育で夕方5:50からやってる「クインテット」。「アキラさん」こと音楽家の宮川彬良が、4体のパペット人形の演奏家たち(スコアさん、フラットさん、アリアさん、シャープさん)とクインテット(五重奏)を組み、歌や楽器演奏、ミニコントなどを披露する人形劇音楽番組である。これに出てくるパペットたちの演奏シーンがもう可愛くて可愛くて。ピアノ担当のアキラさんと、それぞれの担当楽器(バイオリン、チェロ、クラリネット、トランペットなど)を持ったパペットたちがクラシックの有名曲を演奏するコーナーなんて、可愛すぎておかしくなっちゃいそうだ。演奏シーンでの人形たちの手や指の動きはとても細かく、本当に楽器を弾いているような、不思議な躍動感がある。NHK教育テレビの本気を感じさせる番組だ。





これを見てる子ども、絶対クラシックや楽器が好きになっちゃうよなぁ…。あと、アキラさんのピアノに合わせてパペットたちが童謡や番組オリジナルソングなどを歌うコーナーも素晴らしい。山手線の駅名を延々と挙げながらアキラさんの弾くピアノの周りをパペットたちがぐるぐる歩き回る「鉄道唱歌 山手線」を初めて見た時は悶絶した。



何年も前からやってた番組なのに、最近まで知らなかったなんて本当に勿体無いことしてたなぁ。大人も夢中になれる良い番組だと思う。

●ラルクがペプシNEXのCMに出てますね。全盛期にBOSSやキャノンのプリンターのCMなどに出演していたものの、近年そういう場には全然出ることがなかったラルクが、今になってこんなメジャーなCMに出るとは…。99年に出演したBOSSのCMとか覚えてますか。「悪かったなぁ…調子に乗って」という、凄く感じの悪い(笑)セリフをhydeが吐くCM。ポップジャム騒動があそこまで話題になったのは、このCMでラルク=感じ悪い奴らのイメージがついたせいだと思うんだよなー……ってどうでもいいか、11年も前の話。ペプシだよペプシ。「I LOVE ROCK'N'ROLL」を豪快にカバーしながらペプシを飲むラルク。ワイルドですなぁ。そして何を歌ってもカッコいいねhyde。ラルヲタ歴が長く、hydeの歌声に慣れ親しみまくってきた私には、彼の歌声に抵抗する術は無い。Greeeenの「キセキ」すら、hydeが歌えば「良い曲じゃーん」とか思っちゃいそうだ、私。

●昨年末に関西ローカルで放送された「楽屋ニュース」で市川AB蔵ことレイザーラモンRGの「手羽あるある」のせいで、最近バービーボーイズに興味が出てきた。歌も演奏もめっちゃかっけぇ。