相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

「有鹿神社」の別当寺「海老山満蔵寺総持院」

2023-01-29 09:27:16 | 寺院
海老名市河原口に神仏分離まではすぐ隣に鎮座する「有鹿神社」の別当寺であった真言宗寺院「海老山満蔵寺総持院」は鎮座している。創建は天平勝宝6年(754年)。本尊は虚空蔵菩薩。天正19年(1591)徳川家康より「寺領十石の朱印」を拝領している。江戸時代には近隣の「相模国分寺」、座間の「星谷寺」、厚木の「飯山観音」など19末寺を有していた大寺で更に明治初期に海老名氏の菩提寺「宝樹寺」を併合した。「山門」より入山すると境内正面には入り母屋造りの「本堂」、そして本堂右には庫裏、前には東大寺型「八角大灯籠」、海老名市内で最古といわれている「子育地蔵尊」がある。境内には蓮鉢がいくつ並べられ蓮が咲く7月には多くの参拝者で賑わう。(2301)
 
 
 
 
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海老名の巨刹「天王山宗珪寺」の威容!!

2023-01-29 07:32:10 | 寺院
海老名市下今泉、永平寺、総持寺を本山とし小田原市板橋の「香林寺」の末寺、海老名の大寺、曹洞宗寺院「大王山宗珪寺」は鎮座している。伝によると壽翁による開山であることから室町時代頃(1336-1573)の創建と推定される。本尊は木造釈迦如来坐像。以前は海老名市河原口の森の中にあったが平成20年(2008)に圏央道建設のため古き堂宇は解体され、現在の海老名市下今泉へ移転した。築15年を経過、まだすべてが新しい。相模原茅ヶ崎線/県道46号線通りに海老名方向に246号前を過ぎた右側「三川公園」横を流れる鳩川の上流に広大な寺地(目測敷地4~5千㎡)を有している。重厚な「山門と鐘楼を兼ねた「中門」」(仁王門)と入り母屋造りの「本堂」(仏殿)が一直線に並んだ独特の伽藍配置となった威容である。直線上に並ぶのは中国の宮殿や官衙の配置と同じ思想が起因している。本堂左に「庫裏」「方丈」か「法堂」と思われる建物がある。山門と中門の間の参拝路は舗装され周りは砂利が敷きつめられ、その外周には灯篭が100個以上建てられている。広大な寺域は外周塀で囲われ、境内に建つ伽藍の威容には財力の豊かさ窺わせる。三川公園近くの「龍昌院」は当寺末である。(2301)
 
 
 
 
 
 
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「足利氏満」が開基の「万松山長松禅寺」

2023-01-28 08:33:19 | 寺院
相模原市南区新戸に建長寺末寺の曹洞宗寺院「萬年山長松禅寺」は鎮座している。南北朝時代から室町時代にかけての武将「足利氏満」が開基となり室町時代(1350~60)に創建。本尊は薬師如来である。当寺には市最古重文財指定の足利氏満が書いた「寄進状」が保存されている。「山門」より入山すると正面に宝方造りの屋根を持つ「本堂」、左手「鐘楼」、その一角にはいろんな表情の「羅漢像」が幾体も置かれている。山門前に「おびんずるさん」と「六地蔵」が祀られている。江戸時代に当寺は「寺子屋」を開くなど教育の場であった。参道や「山門」前、境内の「庫裡」の周辺には多くの樹木が植栽されており、今は百花に先駆けて咲く「梅」が紅白とも開花へ向けて蕾を大きく膨らませている。(2301)
 
 
 
 
 
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かつての新戸村の鎮守「白山姫神社」

2023-01-28 07:34:12 | 神社
相模原市南区新戸JR相模線相武台下駅の近くにかつては新戸村の鎮守であった「白山姫神社」は鎮座している。当寺は「白山大権現」と呼ばれていた当社の創建年代は残された棟札より享保8年(1723)頃とされ新戸村の鎮守として勧請されたと考えられる。また当地にあった関東総奉行内藤清成の陣屋に祀られたか或いは陣屋廃絶後に祀られたかと推定される。その証として「陣屋稲荷」という小さな稲荷社が境内にある。祭神は伊佐那岐命、伊佐那美命、菊理比売命である。石段を上ると「鳥居」があり、正面に「拝殿」がある。境内には御神木の大きな「ケヤキ」「トチ」の木が並んで立つ。当社の向かい側には「万年山長松寺」がある。ここに新戸・磯部・当麻・大島などの各村々を支配するために設けた屋敷があったと言う。(2301)
 
 
 
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「宗珪寺」末の「上郷山龍昌院」

2023-01-27 09:32:42 | 寺院
海老名市上郷に河原口村(下今泉)「天王山宗珪寺」末の曹洞宗寺院「上郷山龍昌院」は鎮座している。能山雲元(元和6年=1620年寂)が開山となり創建した。本尊は釈迦牟尼佛像。「三川公園」から数分のところに構えられている赤い銅板屋根の 「山門」より入山すると境内正面に入り母屋造りの「本堂」、右に庫裏がある。境内の庭は植木も多くよく手入れされ、また10個近く「蓮鉢」も置かれており7月の開花時は美しい「ハス」や「芙蓉」の鑑賞に多くの人が訪れる。境内社として「白山社」がある。(2301)
 
 
 
 
 
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