相模太夫の旅録=Tabi Log

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梅宗寺横に「南山古梁禅師顕彰碑」と「舘盛静光氏像」建つ!!

2021-11-02 10:08:17 | 石碑・顕彰碑
橋本市上九沢の「梅宗寺」山門(門柱)右に「南山古梁禅師顕彰碑」と20年間相模原市長を務めた「舘盛静光氏」の胸像が建てられている。「南山禅師」は宝暦6年(1756)ここ上九沢村名主笹野政右衛門の次男として生まれ、9歳の時、長徳寺(上大島)で出家し、11歳の時に江戸「東禅寺」で修行する。38歳の時、仙台藩主「伊達重村」公より仙台「瑞鳳寺」14世の住職として迎えられる。54歳の時、京都「妙心寺」に入山し、朝廷より紫衣を賜る。帰藩後瑞鳳寺・覚範寺の両寺の住職、伊達公より顧問格として推重され、その学徳は多くの人々に尊敬されるに至った。「南山」は天保10年瑞鳳寺支院(雄心院)にて84歳で遷化した。この碑は南山禅師の遺徳を称えるため昭和37年に建碑されたものである。碑文「天下有山水 各擅一方美 衆美帰松州 天下無山水」(天下山水あり おのおの一方の美を擅にす 衆美松州に帰し 天下山水なし)と刻まれている。凡人には難解な五言絶句である。また右側に建てられているのは第5代市長の「舘盛静光市長」の胸像である。題字は書家「長嶋南龍」氏、撰文は第6代相模原市長の小川勇夫氏である。撰文には舘盛静光氏は1914年旧大沢村生まれ、大沢村役場に勤務の後、町村合併・市政施行を経て相模原市教育委員、教育長、助役を経て市長。1997年勲二等瑞宝章を受章と記されている。(2110)
 
 
 




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