足柄上郡松田町松田惣領に松田山の「西平畑公園」、「ハーブガーデン」のエリアの斜面に360本の早咲きの「河津桜」が見事に配置植栽されている。例年だと今頃は「まつだ桜まつり」が開催され、多くの鑑賞、観光客で溢れごった返している頃である。しかし今年は新型コロナウイルス感染拡大防止、また延長された緊急事態宣言によった残念ながら「まつだ桜まつり」は中止となってしまった。主役の河津桜は今年は幾分開花スピードが早いようで既に6~7分咲きとなっピンク色の花びら披露・全開させ見頃のピークを迎えている。「梅に鶯」という諺がある。2つのものが調和している、仲がよくとてもお似合いだ、切っても切り離せないものという意味があるが、鶯ではなく本当は「メジロ」のようである。春の訪れ、河津桜の開花を待ちわびたように羽が緑色をしたメジロが数羽なんとも忙しく花の甘い蜜を吸いに飛び回っている。メジロは花の蜜が大好きで梅、桜、サザンカ、椿と嘴を花粉で染めながら、花から花へ飛び回り夢中で蜜を吸う鳥である。「河津桜とメジロ」と申し分ない被写体であるが、すばしこい動き、警戒心強く一か所に長く留まってくれないのでシャッターチャンスを辛抱強く待つしかないようである。地面や木の枝に「ムクドリ」、「コゲラ」らやってきてくれ暫し「鳥撮タイム」となった。(2102)






