神奈川県愛甲郡愛川町半原と相模原市緑区青山、更に愛甲郡清川村宮ヶ瀬の3市町村に跨る一級水系 相模川水系中津川に建設された東京、横浜から50km圏内の相模川水系中津川に位置する首都圏最大級の多目的ダム「宮ヶ瀬ダム」はある。堤高156.0mの重力式コンクリートダム、総貯水容量約2億トンという首都圏最大の宮が瀬ダム2000年(平成12年)12月に完成した。ダム使用されたコンクリートはランドマークタワーすべてをコンクリートで建てた重量と同じである。4月~11月、毎週水曜日、毎月第2日曜日、毎月第2第4金曜日に観光放流が行われている。ダムのビューポイントには課外授業の生徒でいっぱいである。いよいよ午前11:00~放流である。その放流量は1秒間に30m3という想像を絶する水量が織り成す、迫力あるダイナミックな人工瀑布となったよう。2本の白い水の帯&線筋がどんどん太くなりゴーゴーという轟音とともに大量に流れ落ちた川底からは水しぶきがまるで煙か霧のように舞い上がる。なんという迫力か?ダムを真正面から見られる定番のビューポイント「堤体正面の橋の上」に立つと放流されて落下する水がつくり出す優雅なシルエット、翼を広げたようなダム堤体が美しく調和している。着水時の豪快な水音や水しぶきを上げる6分間の壮大な放流ショーは臨場感溢れ、そしてダイナミックで迫力満点であった。(1609)









