相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

大船観音の管理寺である「無我相山黙仙寺」

2016-09-27 16:47:11 | 寺院
鎌倉市岡本に「大船観音」の管理寺にあたる曹洞宗寺院「無我相山黙仙寺」はある。明治42年(1909)に濱地八郎信仰の金剛経布教のため静岡県にあった「祐昌寺」移築(=開山)。本尊は釈迦牟尼仏。大船駅より「観音寺」入口の表示を入り右に進むと「無我相山黙仙寺」の門柱。難しそうな山号に用いられている「無我相」は仏陀の最初の説法…人間の心身は「色・受・想・行・識」の「五蘊(ごうん)」の意。ここから無我相山(観音山)への急勾配の300段はあろうかと思われる石段(参道)が続く。その参道には石碑、地蔵、灯篭があり、中でも美しいピンクの芙蓉の花がきつさの救いとなる。上りきった頂上に一つ建つ「本堂」に辿り着くも「本堂」は閉まってなんとも心惜しさを感じつつ下山となった。(1609)












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国の重要文化財の「旧石井家住宅」

2016-09-27 08:31:07 | 建造物
鎌倉市植木に鎮座する「陽谷山龍寶寺」の境内に国の重要文化財の古民家「旧石井家住宅」が保存されている。当住宅は江戸時代には名主であった石井家のもので江戸時代初期(17世紀末)の古民家である。関谷の石井家は後北條時代の地侍から発したと伝えられる旧家で近世はこの地の名主を勤めてきたと。石井家ではこの民家が古くなり建て直すため取り壊わされるの報に当寺の住職が惜しみ昭和44年に移築。家の脇には足で踏んで打つ「踏柄臼」が保存されている。茅葺き、寄せ棟造りの屋根で家屋内は江戸時代初期頃の民家の建築特徴を有するこの住宅は桁行七間半、梁間五間の規模をもった農家で「四方下家造り」の構造となっている。平面は「広間」の奥に「でい」と「へや」が配される「三間取り」である。内部に入るとかなり広いように感じられる。(1609)














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