高久ストックヤード残土疑惑解明のための百条委員会設置をもとめる、臨時議会が、1月14日開かれました。
3時半から開会となりました。傍聴席はほぼ満席となりました。
まず、川那子秀雄議員が設置提案の理由を説明しました。
それにたいして、私が、設置理由について、いくつかの質問をしました。これは、議員全員協議会では、いろいろと、侃侃諤々の議論が行われているのですが、正規の会議ではないので、記録が一切のこりません。議事録に、この臨時議会ではどのような議論をおこなったかを残す必要性もあり、質問したものです。本来ならば、市役所職員に、いろいろな疑問をぶつけたいのですが、質問は提案者にしかできません。
その後、討論にうつりました。結果としては、否決されたのですから、反対討論があっていいのに、今回は、反対討論はだれもしないのです。そこで、私が、賛成討論をいたしました。
ここで一悶着ありました。最古参の林悦子議員から、「反対討論がないのに、賛成討論できるのか」というクレームがついたのです。これは、昨年の全員協議会(林悦子議員は欠席)で、私が確認しておいたことです。賛成・反対の意見があったときは、反対から討論するというのが、議会の慣例です。しかし、反対討論がないときは、賛成討論できないという決まりはないのです。討論の原則からいっても、そんなことがあってはいけないのです。
その後、採決にうつり、賛成10人、反対11人の1票差で、否決となってしまいました。
全員協議会では、「こんなずさんな事務処理は許されない」と発言した人もいたので、今回は可決されると予想していただけに、ちょっとショックでした。
しかし、これが現実です。この事実を市民のみなさんにお知らせして、市政改革、議会改革をすすめるしかありません。
市民のみなさんの、さらなる応援をお願いいたします。