菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

「土生都」の名前の由来=良質の土の産地

2018年07月30日 21時37分49秒 | 桜川市
 私が真壁高校に赴任したとき、「土生都」先生という家庭科の品のいい、本当に家庭科らしい先生がおられました。私は「どいと」と読むのかと、長い間思っていました。
 真壁町には結構多い名前で、それほど珍しくないと思っていましたが、ある新聞の「珍名さんを追って」というシリーズ物(名字研究家・高信幸男)に書いてありましたので、紹介します。

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 茨城県桜川市の旧真壁町地域に「土生都」とかいて「はぶつ」と読む名字がある。全国に約30軒あるがほとんどが桜川市真壁町酒寄地区に存在している。実は、土生都家の元々の名字は、「羽仏」とかいたという。

  江戸時代、旧真壁町に立ち寄ったある旅人に「仏」の文字が入っていることから、縁起を考えて土生都に変えることを勧められたらしい。なぜ土生都だったのかは伝承されていない。

 ただ、この地域は昔から焼き物にする良質の土がとれ、「はぶ」の言葉に「土生」の文字を当てた可能性がある。「土」とは、古代の言葉で良質の土のことをいう。つまり、良質の土が算出される所であったので、「土生」の字を当てたものと思われる。

 「つ」に「都」を当てたのは、この旅人が都に上る途中であったことから「都」の文字を当てたのではないだろうか。いずれにしても、理にかなった名字である。

 土生都さんのエピソードで、東京で「沖縄の方ですか」と聞かれたそうである。「はぶ」から、沖縄の猛毒の「ハブ」と勘違いされたそうである。それにしても、「土生都」の名字を考えた旅人とはどんな人物だったのか知りたい。

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 私の「土生都」さんとの出会いは、真壁高校の先生、真壁町酒寄の十字路の土生都自転車屋さん、真壁町椎尾の土生都レンタカー、桜川市議会事務局長の土生都さんです。

  
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