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菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

「緊急事態宣言」を浸透させるには?識者の意見

2021年01月12日 10時25分02秒 | 日々の雑感
 1月7日に菅首相が、「緊急事態宣言」をしたが、国民は、なかなか「自粛」をしなくなっている。宣言の実効性を高めるには、何が必要なのでしょうか。きょうのしんぶん赤旗には、3人の識者がのべた記事がのっていますので、紹介します。

・東京大学の渡辺努教授(経済学)【スマートフォンの位置情報からコロナ禍の人の動きを分析】
 「前回は恐怖心が自制させたが、もうその手は使えない。外出自粛の主要因は宣言ではなく、未知のウイルスへの恐怖心だったことが分かりましたが、感染者数と人出の相関が薄れており、恐怖心はすでに弱まっているとみられます。重症化しにくい若者が自粛しないのは合理的で、避難したり、恐怖を煽ったりしても反発を招くだけ。恐怖心と同じく行動変化につながる『利他心』がカギです。第3波を乗り越えるには『他人にうつさないため』という思いやりをどう訴えるかが大切です」

・同志社大学の中谷一也教授(リスク心理学)【マスク着用をめぐる心理学を考察】
「自粛よりも多人数の会食などを正当化する意見に同調する人が増えているよだと危惧しています。抑制には『わがこと』と認識させられるかがポイントです」

・スピーチライター・佐々木繁範氏
「人の心を動かす演説には共感力が大切です。限界が近い飲食店や医療従事者や楽しみたい若者。おのおのに悲痛な思いがある。数字や背景の説明だけでなく、そうした思いに理解を示した上で頭をさげてこそ、『一緒に頑張ろう』という気持ちになる」
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