菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

秋篠宮の「大嘗祭への公費支出に異議」は平常感覚

2018年11月30日 19時09分05秒 | 国政
 しんぶん赤旗は、秋篠宮の記者会見を次のように報じています。

 皇太子の弟である秋篠宮は、29日、53才の誕生日(30日)にあたり、宮廷で記者会見し、皇太子が即位後に臨む大嘗祭(だいじょうさい)への公費支出について「(手元金の)内廷会計で行なうべき」と異議を唱え「身の丈にあった儀式」とするのが本来の姿ではないかとの考えを示しました。

 こうした考えは宮内庁の山本信一郎長官らに伝えましたが「話を聞く耳を持たなかったことは非常に残念」と苦言を述べました。

 大嘗祭への公費支出をめぐっては、宗教的色彩が強い儀式であるため、憲法が定める政教分離に反するとの批判があります。政府は、来年11月の大嘗祭では現天皇の前例を踏襲し、公費である宮廷費を支出するとしています。

 秋篠宮は会見で、代替わりの行事に関する記者の質問に「宗教色が強い大嘗祭を国費でまかなうことが適当かどうか」「すっきりしない感じは今でも持っています」と発言。大嘗祭は一度きっりの大切な儀式」としつつ、前回も公費支出は反対の立場だったと話しました。

 注)大嘗祭 
   天皇が神と一体となり、そのことによって民を支配していく権威を身につける儀式として位置づけられてきたもの。前回は、宗教上の儀式として見られることから「国事行為としておこなうことは困難」(閣議口頭了解)とされましたが、事実上の国家的行事として公費(宮廷費)がつぎ込まれました。

 天皇といい、皇太子といい、秋篠宮といい、天皇家の人々は、きわめて常識的に「憲法に対峙」している感じを受ける。
 その一方、右翼といっていい位置にいるのは、安倍晋三を先頭とする安倍政権の面々であることが、ますます鮮明になってきている。



 


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 桜川市は静かな県議選挙 | トップ | 岩瀬東中第一回同窓会の記事... »
最新の画像もっと見る

国政」カテゴリの最新記事