昨日の東京新聞「こちら特報部」は、国民民主党代表の玉木氏の写真入りで、標記の記事を書いている。長いので、要点を紹介します。
間近に迫る今夏に参院選を前に、国民民主党は比例代表で擁立する立候補予定者に対し、党の理念や重要政策への賛成を約束させる「確認書」の求めている。離党時には議員辞職することを盛り込んだ。だが公認候補が党是を守るのは、そもそも当たり前の気もする。あえて確認書を持ち出すのはなぜか、立候補予定者と交わすこの約束、信用していいのか。(山田雄之)
国民民主党の玉木雄一郎代表
「結党の理念や現在の考え方に合意しているかどうかが、仲間として一緒にやっていく基準になることを皆さまにも共有していただきたい」
主に物議を醸しているのが、元日本維新の会衆院議員の足立康史、立憲民主党にも所属した元衆院議員の菅野志桜里、元参院議員の須藤元気の3氏。
過去に、足立康史は国民民主の支持母体である連合を批判し、菅野志桜里しは既婚男性の交際疑惑が報じられた。須藤氏は原発の活用に否定的だった。いずれも比例代表での擁立が決まった。
政治ジャーナリスト・泉宏氏
「参院選後に政界再編の機運が高まった際に中心政党でありたいもくろみ中、素人ではなく『即戦力』となる人材が必要とし判断した上での擁立だ」と読み解きつつ、確認書について「支援者らの不信感や不安を払拭するためのアピールなのだりうが、党と候補者の間で単なる約束にすぎない。有権者が投票する上で信頼する何の根拠にもならない」と切り捨てる。