この事件は、一昨日、テレビ朝日が、夜の報道ステーションで、一番早く報道していました。そして、NHKテレビでも、トップニュースとして報道しました。やっと、今日の新聞も報道しています。教員をしてきたものとしても、とてもショックな話です。
東京新聞は、社会面で「教員ら仮名でやり取り グループ盗撮事件 互いに素性知らず?」の見出しで記事が載っています。紹介します。
教員ら仮名でやり取り
グループ盗撮事件 互いに素性知らず?
名古屋市などの教員グループが盗撮した女児の性的画像など交流サイト(SNS)で共有したとされる事件で、教員らが本名を類推できない仮名でやりとりしていたことが、捜査関係者への取材でわかった。互いの素性は知らなかったと見られ愛知県警は押収品などを解析しながら全容解明を目指す。
関係者への取材で、グループの管理者だった森山勇二容疑者(42)=性的姿態撮影処罰法違反の疑いで逮捕=が勤務する名古屋市立小学校を、県警が25日に家宅捜索していたことが判明。名古屋市教育委によると、森山容疑者は学校のナンバー3にあたる主幹教諭で、学校行事で児童らの写真撮影を担当することもあった。
県警への取材では、グループは少なくともの昨年9月に結成され、小中学校の教員10人が参加していた。秘匿性の高いアプリで盗撮画像を共有していたという。学区内や校外学習で撮影されていた観られ、女児の衣服の隙間から下着が見える写真が多数確認された。
女児の顔に別人の裸の写真を合成した「性的ディープフェイク」とみられる画像も確認。チャット上では盗撮画像について「これはいいですね」などと称賛し合う、メンバーのやりとりがあった。
県警は26日、性的姿態撮影処罰法違反で森山容疑者を送検した。これまでにグループメンバーで、横浜市立小学校教員、小瀬村史也容疑者(37)逮捕し、メンバーだった名古屋市立小学校教員の水藤翔太被告(34)=器物損壊罪などで起訴=も追送検している。
キクチの「性的姿態撮影処罰法違反容疑者」との出会いの経験
キクチは、3つの高校で教員をしてきました。最後の3つ目の高校で、「性的姿態を撮影」でつかまった教員を知りました。
3月の卒業式が終わったあと、校長室から「キクチさん来てくれ」との連絡が入りました。
校長室には、キクチが学年主任をしている2学年のクラスの生徒が、校長室で直談判しているのです。
生徒
「なんで私らの担任の先生が、異動してしまうのですか?。あの先生はいい先生で、新年度は3年生で最後の学年です。なんで、いなくなってしまうのですか?」
校長
「学校でもいろいろ事情があって・・・・。キクチ先生も、手伝ってよ」
キクチ
「みんなの気持ちは、わからないではないが、学校にもいろいろ事情があるので、理由は説明できないよ」
こんな問答が30分以上続きました。最後には、生徒さんも、しぶしぶ校長室をあとにしました。そうです、こういう先生は「生徒のウケ」は良い方が多いのです。
この先生は、性癖があったようで、性的姿態撮影の趣味があったようで、茨城新聞女性記者をの「性的姿態」を撮ったのが見つかってしまったのです。
20年以上の前ですから、処罰は甘く、「他校への移動」で済んだのです。
ところが、キクチが教員退職後、県議会補欠選挙に立候補したとき、県庁に立候補届にいったとき、「この先生」だった人から、「やあ~キクチ先生ではないですか。久しぶりです」声をかけられました。
事情を聞くと、教員はやめて、「警備員」をしているとのことです。うわさでは、「私的姿態」撮影の性癖が治らなくて、また見つかり、教員はやめさせられたと聞いていました。
あちらから声をかけられるとは、思っていませんでした。「性癖」は、なかなか治らないものだと、感じました。