菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

安倍首相の辞意表明に触れて⑧改憲固執独善的でした

2020年08月29日 11時37分36秒 | 国政
 改憲固執独善的でした

 文筆家の師岡カリーマさんは改憲に固執する安倍首相の政治姿勢が受け入れられなかった。「再選時から『困難な挑戦だから必ずや成し遂げる』と繰り返した。首相は何が何でも改憲に突き進むと、十字軍のような独善を感じ、国民に宗教戦争を挑んでいるように思えた」
 フランスにはフランス革命で掲げた自由、平等、友愛という国是があり、イギリスには古くから議会制民主主義を発展させてきた歴史がある。「日本が誇れるのは平和憲法しかない。周辺地域情勢を理由にして改憲すれば日本の敗北宣言。日本に戦争を仕掛けても損をするだけだと、世界に思わせ、どんなにずるいとなじなれても戦わない。そんな日本式ともいうべき高度な外交を追及し、不戦の道を発展させるべきです。」

 その上で、カリーマさんはこう語った。「安倍政権は問題は大きかったが、その政権を選んだ責任は国民にある。そのことを国民はもう一度自覚しなくてはならないと思う」

 注)
 本来なら、安倍首相退陣の報に接し、すぐにでも、街頭演説にでかけなければならない緊急事態です。
 しかし、天気予報は、「熱中症アラート」を出しています。あと1年で75歳になる私が倒れても様になりません。
 そこで、今日は、私が愛読する「しんぶん赤旗の志位委員長記事」と東京新聞・本音の「コラム欄」の7人のコラムニストたちの記事を書かせていただきました。
じっくりお読み下さい。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍首相辞意表明に触れて⑦事件と辞任気になります

2020年08月29日 11時19分53秒 | 国政
 事件と辞任気になります

 青山学院大学名誉教授の三木義一さんは「健康回復を心から願う」とし、「第二次安倍内閣が発足した当初から健康不安があり、短期政権説もあった。それが連続在職日数の最長記録を更新したことは、相当の努力があったものと思われる」と語る。ただその努力は権力維持にも費やされ、数々の疑惑を生み出した。「疑惑を解明させないため、さまざまな不当不正な手段が用いられた。国会軽視とともに、忖度官僚を跋扈させてきたことは、日本社会に深い傷を残した」

 気になるのは、河井克行・案里夫妻との関係という。「夫妻が配ったとされるお金の出所に首相が関与していれば、事件は別の側面も持ってくる。立花隆氏の著書によれば、安倍氏の祖父の岸信介氏は、ロッキード事件で検察との話し合いで政界を引退したと言われている。辞任の背景にはこうした事情が絡んでいなければよいが」

 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍首相辞意表明に触れて⑥不祥事放置ですか<

2020年08月29日 11時15分21秒 | 国政
 不祥事放置ですか
 ジャーナリストの北丸雄二さんは「最長在任首相の最後のレガシーが『アベノマスク』というのは象徴的だ。国民が求めてもいない意味の分からない政策を、身内の話だけ聞いて決め、その過程を記録に残さず、効果のない無駄遣いに終わった」。これらの特徴は、株価はあげたものの、中小企業や個人にまで効果が行き渡らなかったアベノミクスにも通じる、とみる。
 「首相にはゆっくりお休み下さいと言いたいが、病気辞任だからと森友・加計学園問題や、桜を見る会といった不祥事を放置していくまま、去って行くことは許されない」と北丸さん。

 配備地の民意を無視した末のイージス・アショアの計画撤回や、費用も工期も膨れ上がる沖縄県名護市の辺野古基地建設など、安倍政権下で続く問題は他にも多い。「ポスト安倍とみなされている麻生太郎副総理兼財務財務相も、菅義偉官房長官も政権を支えてきた人たちだ。自民党の新たな世代が声を発していかないと生き残れない。不都合を隠蔽してきた政治にカタをつける必要がある。

 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍首相辞意表明に触れて⑤倫理のたが外しましたね

2020年08月29日 10時57分18秒 | 国政
 倫理のたが外しましたね

 病院での勤務中に「こちら特報部」からの電話で知った看護師・宮子あずささんは「え!」と絶句。だが、すぐさま「いま広がるのは、暴言やヘイトにあふれた社会。インターネットでもみんな一呼吸置いて気持ちを語れず、人の暗部がダダ漏れ。それは倫理のたががはずれた安倍政権と結びついている」と断じた。
 
 「国会でのやじや汚職、不正、オトモダチ優遇は、まさに安倍的な世界、建前が崩壊し、知性や理性の価値を低めてしまったこの負の遺産は大きすぎる。今後、私たちがこの崩壊した倫理観を復興させるのか。大変だが一人一人が政治をチェックしていくしかない」


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍首相の辞意表明に触れて④憲法国民が守りました

2020年08月29日 10時39分22秒 | 国政
 憲法国民が守りました

 ルポライターの鎌田慧さんは、安倍首相が連在任日数の歴代最長記録を更新した直後の辞意表明に、「記録はおめでとうございます。でも考えて見ると何をやったのか。功績が思いつかない」と首をかしげ、「政治家の三代目として生まれ、庶民をどう幸せにするか、ということを最後まで学べなかったように見えるのは残念だ」。

 それは安倍首相の最大の念願だった「改憲」に表れている。「権力を縛る憲法を破ろうというのは、議会制民主主義の根本である法治主義を捨てる姿勢だった。国会の圧倒的多数を占める強い政権でありながら、それでも改憲は達成できなかった。平和憲法を支持する国民の力を思い知ったことだろう。日本の政治の空白期間は、7年余りに及んだ。首相は健康で静かな余生をお過ごし下さい」


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする