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菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

共産党はお人よし過ぎたのではないかとの疑問に答えて

2017年10月30日 17時13分23秒 | 国政

 総選挙後の民進党の4分裂(立憲民主党、民進党、無所属、希望の党)の浅ましさを見ると、「共産党お人よし論」が出てくるのは、当然の疑問です。
 とくに茨城県は、選挙区候補は、立憲民主党の候補者がいないため、それがきわだちます。また、立憲民主党の議員の中に、「セクハラ疑惑」議員が出たとなれば心配せざるを得なくなってきます。

 しかし、共産党は、市民と野党の共闘路線を打ち出しましたのです。
今日のしんぶん赤旗は、そのいい例として、高知2区の場合を報道しています。

 高知2区の結果は次の通りです。

 当 92000票 広田 一 無新
 比 71000票 山本有二 自前

 高知県は、選挙区は2つしかありませんが、この21年間、自民党が議席を独占してきました。今回、共産党が候補者を取り下げたため、広田氏が当選したのです。

 しかし、ここで注目しなければならないことは、2人が共同して1本化したからといって、2人の合わせただけの票になるかというと、それ以上の票になるということです。

 前回は、野党候補2氏の得票を合わせても、山本有二氏(元農林大臣)を1万1千票足りませんでした。

 今回は、一本化したら、広田氏が山本氏を2万1千票上回ったのです。1+1が2ではなく、2以上の力を発揮したことになります。ここに共闘の威力があります。

 高知県といえば、小選挙区制導入時の選挙で、故・山原健次郎氏が、小選挙区で初当選したところです。その高知県で、今度は高知2区で自民党の独占をくずしたのです。

 これが、共闘の力であり、共産党の底力でもあります。




   
 

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