今日は、「教科書選定」に関して、教育次長と懇談してきました。
今は、4年に1回の教科書選定の季節。各地域ごとに(桜川市は筑西市など5市町と一緒)選定協議会をつくり、そこで選定された教科書が、4年間使用されることになる。ほとんどは、現場の先生方が作る「選定委員会」が決めて、自動的に選定協議会が決定するのだが、時には、教育長などの横やりが入るところがある。それは、歴史・公民教科書をめぐって、圧力がかかるときがあるからだ。
たとえば、先の戦争(65年前の)をどう表現するか。
当時の政府は、大東亜戦争と呼んだ。そのまま表現していいのか。アメリカは「太平洋戦争」と呼んでいる。しかし、それは、1946年からの4年間しか表現していない。15年戦争と呼ぶ人もいる。今は、アジア・太平洋戦争と呼ばれるのがおおいのだろうか。
私は「大東亜戦争」と「 」をつけて呼ぶようにしている。
桜川市では、選定委員会(現場の先生方の委員会)が決めたものを尊重しているとの回答をいただいて、帰途についた。
副教材の展示場(桜川市役所真壁庁舎)