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菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

桜川市中学生議会を見る

2025年08月08日 13時40分03秒 | 地方政治
 今日は午前10時から、岩瀬庁舎3階の市議会場で、桜川市中学生議会が開かれました。キクチは、中学生議員がどんな質問をするのかに関心があり、毎年見にいいいています。キクチの一般質問の参考になるからです。
 今年も、中学生議員の質問項目を紹介します。

 会場の風景


議長 橋本心花(岩瀬西中)

質問者と質問項目

1,齋藤仁胡(岩瀬東中)
 ●環境整備について
2,池田椛(岩瀬東中)
 ●部活動の地域展開について
3,藤田真央(岩瀬東中)
 ●財政について

4,川股優愛(岩瀬西中)
 ●熱中症事故防止について
5,足立莉望(岩瀬西中)
 ●医療機関について
6、鈴木慶一(岩瀬西中)
 ●子育て支援による少子化対策について

7、池田百栞(大和中)
 ●大和体育館のトイレについて
8,一木梓紗(大和中)
 ●道路設備について
9,長島彩香(大和中)
 ●地域活性化について

10、石塚カン太(真壁学園義務教育学校)
 ●真壁の地域イベントについて
11、関志龍(真壁学園義務教育学校)
 ●観光資源への中学校生の関わりについて
12、長谷川裕子 (真壁学園義務教育学校)
 ●中学生による当地グルメの開発について
13 大関爽斗(真壁学園義務教育学校)
 ●中学生の居場所の整備

注)今の若い人は、キラキラネームが多く、パソコンで名前を打つと、なかなか出てきませんでした。「完」の旧字は、キクチのパソコンではでてこなかったので、「ひらがな」にしてあります。スミマセン。
 9月議会では、りんりんロードの発着点のトイレが、未だに和式になっているので、これを質問する予定です。大和中学校のトイレも問題があるようです。キクチは脳梗塞になって以来、しゃがんで使う、和式トイレは使えません。いいヒントをいただきました。


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東京新聞・社会時評「『表現の自由』は『差別の自由』ではない」ー安田菜津紀

2025年08月08日 12時13分22秒 | 地方政治
 今日も、参政党批判の記事を紹介します。

 選挙と「日本人ファースト」
「『表現の自由』は『差別の自由』ではない」
 安田菜津紀 
 
 選挙期間中、怯えてくらした外国人がいた

 「早く選挙期間が終わりますようにって、こんなに願ったのは初めてだったー」
 日本生まれの外国籍の友人が、「毎日外にでるのが怖かった」とメッセージを送ってきたのは、参院選の投票締め切り直後のことだった。本来選挙は、民主主義を支える大切な仕組みの一つのはずだ。けれどもその選挙期間中になぜ、怯えてくらさなければならない人々がいるのか。

 参政党が盛んに掲げた「日本人ファースト」というスローガンについて、「どこが差別なのか」という意見も時折耳にした。そもそも差別とは、その言動の「意図」の問題ではない。人種差別撤廃条約第1条でも、排除や平等な権利を害する「効果」そのものを問題視している。

 こうしたスローガンがもたらす「効果」とは、「命に序列を作っていい」を社会の中までまかり通らせてしまうことではないか。公党が発するメッセージでは、影響は計り知れない。「ファースト」があれば「セカンド」「サード」、あるいな「欄外」も作りだされるかもしれない。エスカレートすれば、」矛先はさまざまなマイノリティ性を持つ人々に広がるリスクもあるだろう。

 参政党候補の「日本人ファースト」は異常

 「日本人ファーストのスローガンそのものも問題だが、それを基盤にした候補者らのデマや差別も深刻なものだった。例えば神奈川選挙区から立候補した初鹿野裕樹氏は7月3日、横浜市内での街頭演説で「外国人は生活保護を受給する権利がないにもかかわらず保護という観点で(受給でき)、日本人はなかなか受給できない」と言い放った。

 外国人への生活保護の支給が憲法違反だとする判断はこれまで行われていない。1954年の厚生省通知に基づき、各自治体は外国籍者に対しても一定の「準用」を実施してきた。福岡資麿厚生労働大臣は7月15日にの記者会見で、「生活保護の取り扱いで外国人を優先することはない」と明言している。

 また神谷宗幣代表は7月8日の盛岡駅前での演説で、「盛岡でも外国人が非常に増えていると思いませんか。ある程度規制を設けないとこの先恐くないですか」と外国人の存在と「恐怖」を結びつけるような発言をした。こうしたメッセージと呼応するように、ネット上でも「外国人が増えると犯罪が増える」というデマが拡散された。

 在留外国人は増加したが、犯罪は減少傾向

 日本の在留外国人数は2004年時時点では1万4千人(登録外国人数)、24年末には376万9千人となり、20年間で大きく増えた。一方、刑法犯で検挙された外国人の人数は、減少傾向にあることが法務省の「犯罪白書」で示されている。

 それでも外国人が「社会の脅威」であるかのような「イメージ」がばらまかれ、選挙運動がヘイトとデマの拡声器として化している中、冒頭の友人は外国であるために、投票を通して意思を示すことが困難な人々に、選挙を通して差別の矛先が向けられるーこの非対称性こそ暴力的ではないか。

『表現の自由』は『差別の自由』ではない

 改めて明確にしておきたいのは、『表現の自由』は『差別の自由』ではない
ということだということだ。そして駅前等で候補者たちのヘイトスピーチに触れにあよう、時間をずらして行動する人、そもそも誓うに寄ることさえできない人たちがいるように、矛先を向けられた側の「自由」はすでに奪われている。

 一方、排外主義に対抗する意味で、「日本が外国人労働者なくして成り立たない」という現状が強調されることもある。しかし外国人差別があってはならないのは、その人たちが「労働力として日本の”国益”に貢献しているから」ではない。人権には何かの「対価」として、誰かから「与えられる」ものではない。

 日本政府はこれまで、観光客のみならず、技能実習生や留学生など、外国人を積極的に呼び込みながら、定住支援は自治体や学校、NPO任せにしてきたのではないか。だからこそ監視を強める「司令塔」を置く前に、「困りごと」を相談でき、人権侵害を受けた場合は迅速に救済される窓口を早急に設置することこそ急務ではないだろうか。
(やすだ・なつき=フォトジャーナリスト)
注)
 文中の小見出しは、キクチの責任で付けました。

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参政党躍進が意味するものは 民主的営みの欠乏 ー倉橋耕平(創価大学准教授)

2025年08月07日 14時03分37秒 | 地方政治
 今日の東京新聞は、「参政党躍進が意味するものは 民主的営みの欠乏」の見だしで、倉橋耕平氏(創価大学准教授)が書いています。少し長くなりますが紹介します。

参政党躍進が意味するものは 
 民主的営みの欠乏 
 倉橋耕平(創価大学准教授)

 参院選における参政党の躍進が連日メディアの話題をさらっている。かれらは何者でどういう志向性の持ち主なのか。参政党の発表しているものを見る限り、党のイデオロギーは「極右」であり、選挙結果を見る限り特定の誰かを代表しているのではなく「まんべんなく」多くの票を集めた。「彼/彼女ら」をいち早く特定して自分から切り離して安心したいという欲望がこれらの問いを加速させているかの様だ。

 「反人権的」すぐそばに

 つまり参政党への過剰な言及は「反人権的」な思想を持つ他者が私たちのすぐそばにいるかも知れないという緊張の裏返しなのではないか。
 これまで右派イデオドロギーを持つひとはが自民党に投票しても、自民党の派閥やアジェンダは広いため、投票者のイデオロギー自体が目立つことはなかっただろう。
 しかし、参政党は自民党議員でも大々的に言えなかった「非国民」「国家主義」「核武装」といったワードや外国人を排斥する「日本人ファースト」言説を選挙戦に掲げた。自民党の極右部分を切り出したかのような政党であり、これを直接支持するか、極右思想には興味はなくともそれを許容してしまえるひとたちが、私たちのそばにこんなにもいたことが炙り出されたのだ。

 この十数年間、私たちが「父がネットウヨ」問題を諦めてきた。離れて住む親のことだから触れずに済ませてきたということもあるだろう。しかし、今回の参政党の得票数の多さは、ちちどころではないかもしれないころまできたということもきた感がある。

 自分のパートナーが、兄弟姉妹が、子どもが、教え子が支持していたら・・。実際、選挙期間中、Xに流れる女性たちの投稿が気になった。夫が参政党の動画を見ていることに戦慄する、という内容のものだ。とはいえ、相手は逆張りの無敵論法(反自民、反左翼、反メディア、反人権、反ぎグローバリズム)ゆえに、何を言っても取り合ってくれそうもない。

 私が考えてみたいのは、この参院議選が私たちにもたらした、親密な、隣の人が参政党なる言説を支持しているという緊張感、不安、恐怖についてである。 
 参政党の掲げる「正義」は、公的領域におけるそれである。それを熱望する心性に、私的領域における正義が抜け落ちている、ということが先の投稿が示していることだ。私の知人から聞いたケースにもそういうことがあった。
 スマホで参政党候補者が写る画面を見続ける夫にたいし、このままではパートナシップが危ないことを告げ、選挙後に話し合ったという。夫は落ち込みつつも、子どもへの影響を心配する妻の言葉を受け、SNSから離れることにしたという。隣にいる人がどういう思いを抱いているのか、その想像力をもたないまま公的領域の「正義」だけを追求していたというわけである。

 私的領域の正義こそ

 過激な主張をする新興生徒が受け入れられると、その原因は民主主義の暴走にある、と受け止められがちである。しかし、実態は逆ではないか。つまり「民主的な営みの乏しさ」こそ、今回 の事態を許してしまったのではないか。
 ゲッペルスが「冗談だ」と皮肉ったように、ナチスのファシズムは民主主義を武器として生まれた。プロテスト活動や政治運動に精をだすことも重要だ。しかし、ハードルは高い。私たちが足元から抵抗できるのは、自分の身近な新満圏や私的領域の正義をどう達成するかを考え、民主的な営みを絶やさないことだ。今回このことを改めて学んだ気がする。


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「 Team HIDEKI News 」が送られてきました

2025年08月07日 08時00分44秒 | 地方政治
 昨日、配達地域指定で、「 Team  HIDKI News 」が送られてきました。そういえば、10月に市長選挙があるのです。
 
 今年は、6月の東京都議選、7月の参院選、9月の県知事選と選挙の年です。
キクチは、病気にならなければ、全部に応援に行きたかったのですが、残念ながら、参院選挙で、高橋誠一郎候補のポスター貼りと、高橋誠一郎候補が岩瀬駅前で遊説した時の、応援演説しかできませんでした。9月投票の県知事選挙も、ポスター貼りはする予定です。

 10月の桜川市長選挙ですが、近所の方々に、「今度の市長選は、どうなっているの?」「今まで、対抗馬に出ていた人は、今回も立候補するの?」と聞かれます。キクチは「分かりません」と答えるしかありません。

 今までの市長選挙では、3人が立候補していました。長年に渡って何回も立候補していた人は、「参院選の開票日」に「開票参観人なっていたのですが、『大きな声』を出して、退出を求められた」との情報が入っています。

 今まで2回立候補した人は、初立候補の時は、事前に議員辞職しなかったので、補欠選挙はありませんでした。2回目の立候補の時は、事前に辞職したので、2人の欠員ができ(1人は病気で死去)、中田拓也氏と川股隆氏が無投票で議員に当選しました。
 
 今年の桜川市長選の立候補者は、これらの情報から、推測するしかありません。


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「80年後のメッセージ」ー斎藤美奈子氏のコラム

2025年08月06日 08時49分11秒 | 地方政治
 今日の東京新聞は、「80年後のメッセージ」と題して、斎藤美奈子氏が書いていますので紹介します。

「80年後のメッセージ」
 斎藤美奈子

 4日の衆院予算委員会で、戦後80年に際し「何らかのコメントを出すべきではないか」と質問した立憲民主党の野田代表に対し、石破首相は「二度と戦争を起こさないための発出は必要だと思っている」と答えた。

 与野党トップの珍しい連係プレー。2日の朝日新聞が1面で「首相 戦後80年文書見送りへ」と報じたのを見てガックリきていた私は思わず「よっしゃー」と叫んだ。

 1995年、戦後50年の首相が「自社さ」連立政権の村山富市氏だったのは今思うと天の配剤だった。95年は阪神大震災とオウム真理教事件の都市で、戦争を総括しきれなかったウラミが残る。それでも首相がアジア諸国の人々に対し「植民地支配と侵略」への痛切な反省」と「心からのお詫び」を表明したのは大きな意味があった。

 戦後60年の小泉談話がこれを踏襲したのは当然だった。だが、戦後70年の安倍談話はこのレベルから後退した。「我が国は、先の大戦における行いについて、繰り返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきました」と「もう謝罪はしたといいたげにに述べ「積極的平和主義」という軍事を連想させる語で止めた。これを上書きする使命が石破首相にはあるはずだ。

 6日は広島、9日は長崎の原爆から80年の日だ。両式典で首相が何を語るかも世界は注視している。
(文芸評論家)


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