ルネサスがAI向けMPUハイエンド品、NVIDIA組み込み品より小電力
ルネサス エレクトロニクスは、AI(人工知能)/ビジョン処理用マイクロプロセッサー(MPU)「RZ/Vシリーズ」のハイエンド品「RZ/V2H」を2024年2月29日に発売し、量産を開始した。同社独自の汎用アクセラレーター「DRP(Dynamically Reconfigurable Processor)」と、DRPベースのAI処理専用アクセラレーター「DRP-AI3(DRP-Artificial Intelligence3)」の両方を搭載している。DRPとDRP-AIの両方を搭載した製品は今回が初めてである。新製品は次世代ロボティクスなどに向ける(図1)。