4月 IMI Colloquium
日時:2015年4月15日(水)
16:45-17:45
場所:九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所
大講義室1(数理・IMI図書館棟3F)
講師:澤田 正康 氏(ニコンシステム アドバンストテクニカルセンター 数理解析研究室)
講演タイトル:ものづくり現場における数学利用の実際
--光学とプログラミングを題材にして--
講演要旨:
ものをつくるとき、設計から製造までの長い過程の中で、いろいろな問題が生じます。それらを一つずつ解決して初めて製品としてのものが出来上がります。問題解決に投入できる時間や資源に制約のあるものづくりの現場で、問題解決に取り組むとき、数学は強力な味方になってくれます。しかし、技術者が使い慣れない数学を使おうとすると、一筋縄ではいかないのも事実です。光学とソフトウエア開発を例にして、数学が専門ではない技術者が、数学を利用しようとするときに出会う諸問題を、できるだけ具体的に話したいと思います。前半は、光学の数学的な構造を例にしながら、数学で整理された記述は有効ではあるが、技術者がそれをそのまま理解するのは敷居が高い状況を説明します。後半は、ソフトウェアが数学とものづくりのインターフェースとしての機能していることを説明した上で、そこでの数学の役割や期待を述べます。
日時:2015年4月15日(水)
16:45-17:45
場所:九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所
大講義室1(数理・IMI図書館棟3F)
講師:澤田 正康 氏(ニコンシステム アドバンストテクニカルセンター 数理解析研究室)
講演タイトル:ものづくり現場における数学利用の実際
--光学とプログラミングを題材にして--
講演要旨:
ものをつくるとき、設計から製造までの長い過程の中で、いろいろな問題が生じます。それらを一つずつ解決して初めて製品としてのものが出来上がります。問題解決に投入できる時間や資源に制約のあるものづくりの現場で、問題解決に取り組むとき、数学は強力な味方になってくれます。しかし、技術者が使い慣れない数学を使おうとすると、一筋縄ではいかないのも事実です。光学とソフトウエア開発を例にして、数学が専門ではない技術者が、数学を利用しようとするときに出会う諸問題を、できるだけ具体的に話したいと思います。前半は、光学の数学的な構造を例にしながら、数学で整理された記述は有効ではあるが、技術者がそれをそのまま理解するのは敷居が高い状況を説明します。後半は、ソフトウェアが数学とものづくりのインターフェースとしての機能していることを説明した上で、そこでの数学の役割や期待を述べます。