今日は日の丸検索エンジン(情報大航海)の話を少し聞いた。この間の CEATEC Japan にも展示があったが、ほとんど素通りしてしまった。いろいろな所で批評されているようだが、確かに研究開発期間が3年では3年目は膨大な報告書の作成と失敗の許されない実証実験であるから、なかなか画期的な成果を上げるのは難しいだろう。研究というよりもコミュニティを維持する目的の方が強い。3年以内に契約した会社が倒産したら困るので、大企業優先でベンチャーなどは排除する傾向にあるそうだ。昔、第5世代コンピュータプロジェクトも失敗しているのが(失敗というと関係者は大変嫌な顔をする。論文はいっぱいありますとはいうのだが...)、失敗の経験からどれだけ学んでいるのかは関係者でないのでわからない。もう始まってしまったので、とにかく頑張って欲しい。
「日の丸検索エンジン」計画は成功するのか (ゲンダイネット)
「日の丸検索エンジン」計画をご存じだろうか。経産省が米グーグルに対抗し、官民一体で次世代検索エンジンを開発する巨大プロジェクトだ。300億円を投じ3年後の実用化を目指すというが、ナゾや不安が多い。
●目的
グーグル、ヤフー、MSNと検索エンジンはたくさんある。“日の丸”をつくる理由は?
「いま世界では、情報がグーグルなどを通じ米国に集中し、管理されているのはマズイという認識が広がっている。フランスは400億円をかけて自国版エンジンづくりをはじめ、中国や韓国はすでに完成に近づいている。この流れに日本も遅れるなという国のメンツがある。また既存の検索エンジンには個人情報が流出したり、特定サイトが除外されるリスクもあります」(ITジャーナリスト・井上トシユキ氏)
「日の丸検索エンジン」計画は成功するのか (ゲンダイネット)
「日の丸検索エンジン」計画をご存じだろうか。経産省が米グーグルに対抗し、官民一体で次世代検索エンジンを開発する巨大プロジェクトだ。300億円を投じ3年後の実用化を目指すというが、ナゾや不安が多い。
●目的
グーグル、ヤフー、MSNと検索エンジンはたくさんある。“日の丸”をつくる理由は?
「いま世界では、情報がグーグルなどを通じ米国に集中し、管理されているのはマズイという認識が広がっている。フランスは400億円をかけて自国版エンジンづくりをはじめ、中国や韓国はすでに完成に近づいている。この流れに日本も遅れるなという国のメンツがある。また既存の検索エンジンには個人情報が流出したり、特定サイトが除外されるリスクもあります」(ITジャーナリスト・井上トシユキ氏)