スパコン「京」さらば…跡地には性能100倍「富岳」設置
理化学研究所計算科学研究センター(神戸市)は16日夜、8年間稼働してきた世界トップクラスのスーパーコンピューター「京けい」の運用を終了し、解体・撤去する手続きに入った。30日に電源を落とすセレモニーを行う。
京の跡地には今後、京の約100倍の計算性能を持つ後継機「富岳ふがく」が設置され、2021年頃に本格運用が始まる予定。
京は、国が約1100億円を投じ、理研と富士通が共同開発した。11年3月に一部が稼働し、開発目標だった毎秒1京回(京は1兆の1万倍)を超える計算速度を達成。同年6月に発表されたスパコンの計算速度ランキング「トップ500」で世界一になった。
理化学研究所計算科学研究センター(神戸市)は16日夜、8年間稼働してきた世界トップクラスのスーパーコンピューター「京けい」の運用を終了し、解体・撤去する手続きに入った。30日に電源を落とすセレモニーを行う。
京の跡地には今後、京の約100倍の計算性能を持つ後継機「富岳ふがく」が設置され、2021年頃に本格運用が始まる予定。
京は、国が約1100億円を投じ、理研と富士通が共同開発した。11年3月に一部が稼働し、開発目標だった毎秒1京回(京は1兆の1万倍)を超える計算速度を達成。同年6月に発表されたスパコンの計算速度ランキング「トップ500」で世界一になった。