最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

ビスタ検索機能

2007年06月21日 12時22分27秒 | Weblog
相変わらずトップ企業にもかかわらずせこいことをやっている。以前も隠し API の問題もあったし、会社の体質として変わらないのだろうと思う。会社が成長していく過程ではある程度の強引さは必要なのかもしれないが、トップ企業になって、全てのソフトの開発基盤である OS を提供する場合には、より高いモラルが要求されるような気がするのだが。

米マイクロソフト、ビスタ検索機能を年内に修正

 米マイクロソフトは20日、パソコン用基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・ビスタ」の情報検索機能を年内に修正することを明らかにした。同機能については、グーグルが「競合する検索ソフト会社に不利な仕組み」として米司法省などに問題を指摘していた。マイクロソフトは問題の早期解決で経営への悪影響を回避する。
 問題になっているのは、パソコン内に保存された情報を素早く見つけるための「デスクトップサーチ」と呼ぶ機能。マイクロソフトやグーグルなどが対応ソフトを手がけ、シェアを競っている。グーグルによると、ビスタ搭載パソコンでは、マイクロソフト製以外の検索ソフトは処理速度が落ちるなど使いにくく、事実上、消費者から選択肢を奪っているという。マイクロソフトは年末までに修正ソフトを配布する。利用者が複数の検索ソフトの中から好みのソフトを選んで標準に設定できる仕組みなどを盛り込む。外部のソフト会社などにビスタ上で円滑に動く検索ソフトを開発するための技術情報も提供する。司法省はこうした対応を前向きに評価しているもようだ。
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