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自律成長するAIを用いて移住満足度向上を目指す実証実験を開始

2016年08月26日 00時38分05秒 | Weblog
プレスリリース:
自律成長するAIを用いて移住満足度向上を目指す実証実験を開始
~AIの社会受容性を考慮して移住希望者と移住候補地の適切なマッチングを実現~

【概要】:
国立大学法人九州大学(以下、九州大学)マス・フォア・インダストリ研究所富士通ソーシャル数理共同研究部門と福岡県糸島市(以下、糸島市)、株式会社富士通研究所(以下、富士通研究所)は、人間の好みを徐々に学習し、自ら成長するAI(人工知能)を用いて、地方都市への移住希望者と移住候補地を適切にマッチングさせるための共同実証実験を開始しました。
糸島市では、昨今の地方への移住・定住に関する注目度の高まりにより移住相談が増加しています。しかし、移住希望者は移住先検討の際、地域に密着した情報を得ることが難しく、移住者の満足度が低下することもありました。
今回、移住希望者の好みを自律成長するAIに学習させ、好みに基づいて移住希望者に適切と考える移住候補地の地域密着情報(注4)を提示し、提示された地域の評価を繰り返してもらうことで、移住希望者と移住候補地のマッチングを支援する実証実験を開始します。本実験を通じて、社会受容性を加味したAI技術の開発を行い、今後の移住希望者にとって満足度の高い移住地マッチングを行う仕組みの構築を目指します。
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