最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

リニアモーターカーの営業運転

2007年04月29日 22時41分57秒 | Weblog
JR東海がリニアに対して本腰を入れるという噂はかねてから聞いていたが、それを裏付ける話が出てきた。東海道新幹線には N700 系という新型車両が登場するが、カーブの曲率や東京駅等での折り返しなどの諸問題があって、確かにこれ以上の高速化、増発は厳しくなっている。以下の発表にもあるようにリニアが完成しても、需要が大きいので東海道新幹線が要らなくなるわけではない。ただ東海道新幹線も今よりは少しダイヤに余裕が出てくるので、高速化の余地はあるかもしれない。
でも東京から大阪に行く場合などは名古屋で新幹線に乗り換える必要があるわけで、正直これは面倒ではないかと思う。

2025年にリニア営業開始、首都─中京圏…JR東海目標

 JR東海の松本正之社長は26日の記者会見で、超高速のリニアモーターカーの営業運転を2025年に開始する目標を明らかにした。
 東京―大阪間を超電導リニアモーターカーで結ぶ「中央リニア新幹線」構想のうち、まず首都圏―中京圏間で始める考えという。ルートや整備時期、国との費用負担などは、今後検討するとしている。東海道新幹線(東京―新大阪間)は、輸送力のアップや、高速化のための技術改良がほぼ限界に達している。このためJR東海は昨年6月に設置した「東海道新幹線21世紀対策本部」にリニア開発本部などを移管し、将来の強化策を検討してきた。昨年9月には、超電導リニアの走行試験をしている山梨リニア実験線(山梨県都留、大月市)を、現在の18・4キロから42・8キロに延伸し、工事などの費用3550億円を全額自社負担する計画も発表した。
 リニア新幹線は、全線の建設費が8~10兆円と巨額になると試算されている。JR東海はリニアを「東海道新幹線のバイパス」と位置づけ、実現に向けて主体的な検討を進めるとしている。
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