スーパーコンピュータ「富岳」が機械学習処理ベンチマークMLPerf HPCで世界第1位を獲得
深層学習モデルCosmoFlowの単位時間あたりの学習で世界最高速度を達成
国立研究開発法人理化学研究所(注1)(以下、理研)と富士通株式会社(注2)(以下、富士通)が、スーパーコンピュータ規模の処理を必要とする大規模機械学習処理のベンチマーク「MLPerf HPC」の一つである「CosmoFlow(注3)」において、スーパーコンピュータ「富岳」の約半分の規模(注4)を用いて計測した結果、世界最高速度を達成し第1位を獲得しました。
「MLPerf HPC」は、単位時間あたりに深層学習モデルをいくつ学習できるか(スループット性能)を測定(注5)するもので、「富岳」の並列処理性能をさらに引き出すソフトウェア技術により、他システムの性能と比較し約1.77倍の処理速度を達成し、機械学習を利用した大規模な科学技術計算の分野において世界最高レベルの性能を有していることが示されました。
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