最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

数学ソフトウエアの開発と今後の方向性

2013年07月12日 00時17分44秒 | Weblog
数学ソフトウエアの開発と今後の方向性という題名で 7月17日に九州大学の IMI で講演することになりました。


7月 IMI Colloquium
開催時期 2013-07-17 16:45~2013-07-17 17:45
場所 九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所 大講義室1(数理・IMI図書館棟3F)
講師 藤澤 克樹(中央大学 & JST CREST)

日時:2013年7月17日(水)
16:45-17:45
場所:九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所
大講義室1(数理・IMI図書館棟3F)
講師:藤澤 克樹 氏(中央大学 & JST CREST)

講演タイトル:数学ソフトウエアの開発と今後の方向性
-- HPC 技術の活用、産学連携、教育プログラム --
講演要旨:
我々の研究グループでは1990年代から最適化、オペレーションズ・リサーチ、計算機科学, 建築、制御それに高性能計算などの多くの分野で研究活動を行い、それぞれの分野における研究の発展や産学連携さらに教育プログラムの拡充のために多くの数学ソフトウエアの開発と検証を行ってきている。
本講演においてはこれまでの数学ソフトウェアの開発や普及活動に関する経験や知見等に触れていき、特に重要な三つの活動等について紹介を行う。
1:数理科学と情報科学などの最新の成果を取り入れて、高性能(高速かつ安定)なソフトウェアの開発を行う。
ソフトウェアがスーパーコンピューター上で高性能に動作することによって、多くの分野から注目を集める
ことが可能となり、新規応用分野の開拓にも大きく寄与する。
2:産学連携と新規応用分野の開拓
普及広報活動としては数学ソフトウェアを公開するだけでは不十分なので、産学連携を活用して積極的に新
規応用分野の開拓を行う。
3:教育プログラムの拡充
大学院生や大学生だけでなく、中高生等を含む教育プログラムの拡充と実行
さらに、本講演では数学ソフトウェアに関する今後の方向性についても議論を行う予定である。
コメント
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