最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

ファンドセミナーPart2: さきが け・CRESTを目指して

2013年02月02日 00時33分01秒 | Weblog
OR学会の皆様:

お世話になっております、情報研の宇野です。

昨年度、あまり前例を見ない「ファンドセミナー」なるものを開催し、
ファンドなど申請書の構成の仕方を通じて、研究の展開や構成の
スキルを育てるというセミナーを行いました。これが成功したか
どうかは未だ分かりませんが、今年ももう一度、今度はもう少し
具体的に内容をフォーカスしたものを開催したいと思います。

内容は、今年度さきがけ・CREST領域の解説と、どのような点に
注意してストーリーを組み立てるべきか、という点についての、
(ある程度主観的)な解説と、グループ討論によって、実際に
どのようなストーリー建てができるか、どのような分野の組合せによる
シナジーが得られそうかを、具体的に議論します。

時期的に多少参加が難しいかもしれませんが、〆切りに
合わせた結果このようになっています。遠方の方には旅費を
補助しますので、ご連絡下さい。

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日程: 4月5日 11:00-17:00
  (遠方の方のため、グループ討論は午後からにします)
場所: 国立情報学研究所 1208号室
参加申し込み: uno@nii.jp までお願いします。
 (参加人数把握&ある程度のグループ分けをあらかじめしておきたいので)
 申し込みせず当日飛び入り参加でもOKです。
参加費: 無料
旅費補助: 補助します。宇野までご連絡下さい。

URL: http://research.nii.ac.jp/~uno/salfund/fundseminar.html
プログラム:
11:00-12:00 情報提供: 今年度のさきがけ・CREST、書き物のコツ
13:30-15:00 グループ討論1
15:30-17:00 グループ討論2

 ※ 終了後、懇親会を予定しています。

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CREST・さきがけ等ファンドに向けた議論会

研究者にとって、自身の研究の見せ方、説明の仕方は重要なもので、他人にわか りやすく、興味を持ってもらえる技術は高めて損のないものです。また、自身の 研究を他分野のほうに進め、応用先を見つける、新しい技術やアイディアを手に 入れる、共同で新しい研究を作り、研究の目標を定めてストーリーを組み立てて いく、といった作業も非常に大切で、縮こまらずに研究を常に大きく広げてゆく のは研究者として大事な姿勢と考えます。
このような力は、特にファンドを取る際にも重要となります。ファンドは研究の サポートを得ると言うことだけではなく、議論の機会を与え、また新しい研究仲 間や新しい研究の方向性を与えるものでもあります。今回はJSTの大型ファンド であるさきがけやCRESTといったファンドを仮想のターゲットとし、研究プラン の可能性を議論し、それぞれの研究者に新しい研究の方向性を発見してもらい、 同時に研究の展開力を高めていくことを目的とする討論会を企画いたします。 ファンドの仕組みと状況、内容に関する補足説明を行った後、グループに分かれ て討論会を行います。
申し込みは、情報学研究所 宇野(uno@nii.jp) までメールでご連絡下さい。ま た、参加者には、ある程度の研究内容プラン、融合研究のアイディア、研究の将 来展望などの中から、自分が意見を持てる点について、A4で1枚程度に(ポンチ 図、大事だと思う点の箇条書きなどの形で)用意していただき、それを討論で材 料として使わせていただきます。

日程: 4月5日
場所: 情報学研究所1208会議室(参加人数により近場に移動の可能性あり)
参加費: 無料
プログラム:
 11:00 – 12:00 開会あいさつ&今年のCREST・さきがけの状況  宇野 毅明 (情報研)
   12:00 - 13:30 昼休み
13:30 - 15:00 グループ討論1
   15:00 - 15:30 中休み
15:30 - 17:00 グループ討論2
   懇親会

★ 旅費希望の方には援助いたします。宇野までご連絡下さい。
★ 参加者は、ファンドに応募するとしたらどのような研究ができそうか、リサー チプランと、応用のストーリー、研究展開の方向性、協力関係、などをまとめた 紙を用意してもらいます。自分が大事にしたい点や聞きたい点も書いて下さい (A4で1枚程度)。
★ 可能性は低いですが、申し込みが殺到したときは、適当に打ち切りさせていた だきます。
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コメント
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