最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

Web のログ

2005年07月04日 22時58分48秒 | Weblog
先日、NIH(アメリカ国立衛生研究所)の研究者からSDPの等式制約についての問い合わせがあった。アメリカNIHの生命科学戦略 ブルーバックスによると、以下のような組織らしい。バイオ関係だろうか何に使用しているのか興味がある。

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NIHは、非常にユニークな機関だ。それは研究の質の高さについてだけではない。同研究所は、米国内外の研究者に対して国の研究費を配分する役割を担っている。NIHの年間予算は270億ドル(約3兆円)で、そのうちNIHの所内で使われるのは10~15%程度。75%はグラントやコントラクト研究のために支出され、残り10%は重要課題によって変動する。
また、NIHの職員のほとんどは博士号を持っているのだという。事務方といえども研究者の視点を強く持った人たちが国の研究費を配分する仕組みになっているわけだ。NIHを通じて、米国の生命科学分野での強さの根源が垣間見られる。
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一応、いままでも Web ログの解析などを行って、ユーザーがどのような組織から来ているかを知るためにもう少し系統的にログの解析を行うことにした。アクセスログ解析ソフトは Webalizerに変えてみた。特徴としては、様々な統計データを html にしてグラフィカルに表示する。また Apache のログを直接読み込むので高速実行ができる。Linux 上だと簡単にインストール&使用ができるが、Windows 上でも動作するようだ。access_log ファイルを読み込んで解析&html化するだけなので確かに Windows でも出来そうだ。

いろいろな統計情報があるが、アクセス元を調べると、だいだい多い順に
1:我々、つまり開発者関係
2:検索エンジン(google, msn など)
3:研究機関
となっている。検索エンジンに引っかからないと訪問する人も少ないので、検索エンジンは歓迎することろだ。リファラーを見ると他のSDPの研究者ページから来ている人も多い。まだ公開していないのに SDPA の online ソルバーに訪問している人も予想より多い。公開を急いだ方が良い。
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