いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

いわきが生んだ製薬王「星 一」の講演会に参加!!

2011-02-16 09:15:02 | いわきの講演会

いわきではすっかり忘れられていましたが、
最近復活の動きが出てきました。
うれしいことです。
「親切第一」で生きてきた一生といえます。
長男にも「親一」とつけましたが。
作家の星新一はペンネームで、新を使っていました。

若くしてアメリカの渡米。
コロンビア大学を卒業しました。

野口英世との交流と財政的援助は有名です。

星製薬を国内有数の会社に育てますが
のち、政争に巻き込まれて傾きます。


星薬科大学を設立して多くの人材を育てました。


第一次大戦で敗れ困窮を極めたドイツの学会に
現在のお金で30億円以上のお金を援助しました。

政争に巻き込まれ裁判闘争に。
星製薬が傾く原因になりました。
現在の小沢問題と同じ構図です。
無罪でも影響大の典型的な例でした。
当時も今もマスコミなどはおおるだけあおり
無責任のひとことにすぎないようです。

衆議院に三回・参議院に一回当選しています。



ペルーに持っていました土地を活用しようと昭和25年11月17日羽田を発ちました。
ロサンゼルスで26年1月19日に亡くなりました。


星一の長男がショートショートを開拓した
星新一さんです。
星一も小説を書いているそうです・・・大正7年発行「三十年後」という題で。
読んでみたいですね。
上記の写真は、会場でパネルで紹介されていたものです。
よくコンパクトに星一のことがまとめられていまして、
まとめるのに大変な苦労したと思います。
感謝いたします。

先日
いまではいわきでも忘れられ感のあります
いわきが生んだ製薬王「星一」の講演会がラトブで開かれました。
主催者の予想を越える参加者で会場を交換しても超満員で、
180名くらいの参加者ではないでしょうか。

「いわきの生んだ星一(ほしはじめ)の人と生涯」

講師は三澤三和先生(星薬科大学薬理学教授)でした。

      主催は星プロジェクト実行委員会でした。

1)世界で学ぶ夢
2)企業家としての夢・・・星製薬所を設立
3)教育者としての夢
4)星一の哲学・・・・・・・・親切第一を主義に
5)世界奉仕の夢
6)政治家としての夢・・・衆議院3回・参議院1回の当選
などのテーマで
いわきに生まれましたが、
世界を求めて世界を駆け抜けた大巨人のお話
三澤先生は
テーマごとに丹念な資料を基にコンパクトにお話しされました。
今回だけでなく次回も聞きたい内容でした。

長く埋もれていましたが、
近年やっと光が当たるようになりました。
今後とも顕彰していく必要があります。

いのしし君は
高校時代の国語の先生で、星一の故郷の錦出身でもありました
鷺先生(のち、岩手大学教授)に、
高校時代
新しい分野で、
いわきにかかわる作家(星新一)が新しく出てきたのを紹介されて、
それ以降、星新一の作品はほとんど読んでいました。

「人民は弱し官吏は強し」
「明治・父・アメリカ」
なども当然読んで星一のことは知っていましたが、
なぜいわきで知られていないのかと疑問に思ってきましたが
今回の講演会で
星一の一生が少しわかりましたので、
これからも調べていきたいと思う講演会になりました。

親切第一!!

三澤先生
史料に基づく丁寧なお話しありがとうございました。

コメント (2)
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