いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

「そばつゆ」を作る・・・いわき

2011-02-20 10:15:37 | 豊間そば打ち道場

「そばつゆ」10リットルを作りました。
2カ月に1回くらい作ります。


だしは10リットル。

だしを取り別なものに布でこした状態です。
「だし]を取り「かえし」でブレンドして
自分オリジナルな「そばつゆ」が出来上がります。
時間はかかりますが至福の時でもあります。
どんな「そばつゆ」が出来るのかと。

昨夜から干ししいたけと昆布を水に浸したものから、
今朝から
「だし」を取りカメに作り置きしました「かえし」とブレンドして、
自分オリジナルなそばつゆを作りました。

だしの作り方:

    ① 水2Lとして
 干ししいたけ・・・・・・・・・・2枚
 昆布(羅臼又は利尻)・・・20g
 かつお本節・・・・・・・・・・約70g
 宗田節・・・・・・・・・・・・・・約30g
 さば節・・・・・・・・・・・・・・約20g

が基本ですが
自分の好みで変えてみてください。

今回はさば節とアジの混合を使いました。
毎回
配分は変えて楽しんでいます。

いのしし君としては「鰹節」が多いほうがいいのですが・・・・・
配偶者は「さば節」が多いほうがいいようです。
少し甘みが出ます。

作り方:

 鍋に一晩「しいたけ」「昆布」を入れておきます。
 それを中火で沸騰するまで煮ます。
 「しいたけ」「昆布」を取り出します。
 3種類の節を入れて最初は強火で、
   煮立ちましたら、
   弱火にし40分以上を煮出します。

   その間、こまめにアクを取ります。
   煮出す時間は個人によりかなり異なります。
   本などでは15分くらいのものもあります。
   日本料理のだしの取り方と「そば汁」のだしの取り方は違います。

   「そばのだし」を取るには、
   いのしし君は、
   時間をかけたほうがおいしいと感じています。   
    それで、いのしし君は、
    時間をかけて「だし」をとっています。

 鍋に布をかぶせ、ゆっくりこします。
 一番だしが取れました
  (二番だしに使いますので節は別の鍋に取っておきます。)
 これと「かえし」を自分の好みに合わせ
   ブレンドしますと出来上がります。

 

「かえし」の作り方とは:

材料:

醬油(濃口・本醸造特級以上のものをお勧め)・・・2
   (いのししは「チョーコー醬油株式会社のむらさき」を使っています。)

みりん                       ・・・225㏄
赤ザラメ(砂糖)                  ・・・335㏄

こいくちしょうゆのJAS規格について

標準・・・・・全窒素分(1,50%以上)
上級・・・・・全窒素分(1,35%以上)
特級・・・・・全窒素分(1,50%以上)
特級のうち
全窒素分1,65以上を特選
全窒素分1,80以上を超特選とされています。

全窒素分とは:旨みの目安のことです。


作り方:

 ①鍋に「醬油」を入れて火にかけます。
  火は中火にします。
  (強火にしますと醬油が鍋の内側に焦げ付いてしまいますので。)

 ②鍋の縁に白い泡が出てきましたなら、「赤ザラメ」を入れて、
  ゆっくりとかき回して溶かします。

 ③「赤ザラメ」が溶け切りましたなら、弱火にし、
  表面が落ち着いてきましてから、
  「みりん」を入れます。
 
 ④弱火にしたまま、しばらく置きます。
  表面が金色の格で覆われてきまして、
  泡の表面が開くようになりますと火を止めて完成です。

 ⑤これをさまして、できれば、カメを利用して、
   保存させます。
   (保存容器はいろいろ試しましたが、
    カメが一番で、今はこれを利用しています。)

 ⑥2か月以上保存してから
  「だし」とブレンドさせて使います。
  今回は3カ月寝かせたものを使っています。


「かえし」の役割とは:

 じっくり寝かせることで、
 醬油の角を取り、まろやかにさせる作用と、
 醬油の劣化を抑える効果もあるといわれています。
 言葉の意味は、「醬油」と「砂糖」と「みりん」を混ぜたもので、
 醬油を「煮返す」から出た言葉だといわれています。

「かえし」と「だし汁」をブレンドして、
おいしい「そばつゆ」が出来上がりました。

シンプルですが、
時間はかかります。
でも味は
ひとあじ違います!!

 

 

コメント
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