名南将棋大会ブログ 名古屋

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将棋が強くなるための記事を書きます。
まずは将棋上達法則を見てください。

SS1-12 右四間飛車(30)

2023-07-20 | 基本定跡の研究

今日から検討するのは、55銀に65銀とかわす形。これが本命で、後手は玉頭から攻める含みがあるのです。

45歩同歩に同飛も有力ではありますが、45同桂のほうが優ります。

22角44歩85歩(あるいは85歩44歩22角)

この85歩を95歩にするのは明日。85同歩86歩同銀54歩

46銀では勢いがないので、64銀同金53桂成41飛52成桂81飛77金右

銀を捨てましたが66歩をねらいます。ここで95歩は無視して、66歩同銀同金65歩56金

96歩53銀には31角くらいでしょうか。43歩成としておきます。

84歩同歩同銀42と85歩77銀22角62成桂

ようやく局面ははっきりしてきて、先手有利です。評価値は+525 。

戻って

この図から後手95歩は手抜いて先手有利になるようですから、75歩同歩76銀打と絡んでみます。

66歩77銀成同金85桂87金

31角65歩75金64銀

64同角同歩86金同金

75金同金86銀76銀

75銀同銀76金87歩

75金に、やっと73歩の反撃、(73同金には62銀)71金63歩成

評価値は+681の先手有利です。

受ける技術も必要で、実戦ならばどう転ぶかわからないかもしれませんが、互いにミスがなければ先手有利になります。

コメント
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