今日から検討するのは、55銀に65銀とかわす形。これが本命で、後手は玉頭から攻める含みがあるのです。
45歩同歩に同飛も有力ではありますが、45同桂のほうが優ります。
22角44歩85歩(あるいは85歩44歩22角)
この85歩を95歩にするのは明日。85同歩86歩同銀54歩
46銀では勢いがないので、64銀同金53桂成41飛52成桂81飛77金右
銀を捨てましたが66歩をねらいます。ここで95歩は無視して、66歩同銀同金65歩56金
96歩53銀には31角くらいでしょうか。43歩成としておきます。
84歩同歩同銀42と85歩77銀22角62成桂
ようやく局面ははっきりしてきて、先手有利です。評価値は+525 。
戻って
この図から後手95歩は手抜いて先手有利になるようですから、75歩同歩76銀打と絡んでみます。
66歩77銀成同金85桂87金
31角65歩75金64銀
64同角同歩86金同金
75金同金86銀76銀
75銀同銀76金87歩
75金に、やっと73歩の反撃、(73同金には62銀)71金63歩成
評価値は+681の先手有利です。
受ける技術も必要で、実戦ならばどう転ぶかわからないかもしれませんが、互いにミスがなければ先手有利になります。