名南将棋大会ブログ 名古屋

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SS1-12 右四間飛車(12)

2023-07-02 | 基本定跡の研究

四間飛車穴熊をもう少し守りを固めてからならどうか。

43銀と12香の形にしてから、穴熊にしてみます。17桂91玉25桂

裏桂で速攻します。24角には45歩と攻めて十分でしょう。35角44歩同角・・・と進むのは後手の一手損です。22角45歩24歩44歩

44同角が最善のようですが、44同角同銀65角

この角の筋は結構受けにくくて、54歩同角43歩ならば44飛と切りなさいと。

44同歩21角成25歩54桂

駒損は取り返せるでしょう。評価値は+376で先手有利です。

戻って65角に54角の受けは

44同角同歩31角32飛97角成

43歩に45銀とさばいていきます。45同銀同飛の図で

評価値は+138、後手が64銀と粘ってまだ難しいみたいですが、先手ペースには違いありません。41銀の割打ちよりも、23銀(31飛には12銀成)42飛34銀不成(25歩には同飛)という展開を良しと見ています。

44歩を同銀と応じられたら、45歩35銀22角成同飛66角

23飛11角成25歩12馬24飛25歩同飛34馬

後手が美濃囲いの場合は先手ペースくらいでしたが、不完全な穴熊は堅くないので、評価値は+428の先手有利です。

その他の後手の変化もあるのでしょうが、舟囲いのままの速攻で右四間飛車が十分に指せます。

 

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