名南将棋大会ブログ 名古屋

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将棋が強くなるための記事を書きます。
まずは将棋上達法則を見てください。

SS1-12 右四間飛車(40)

2023-07-30 | 基本定跡の研究

後手の工夫は

序盤の最初で、72玉ではなくて72銀とすることから始まります。弱点は角交換して82角があることですが、この図からならば問題ないでしょう。先手が穴熊以外を選んだら、82玉と入れば同じことになります。

とりあえずの組上がりはこれくらい。82玉と12香は保留してあります。85桂68角84歩

36歩45歩同歩97桂成

後手の攻めは2手早いです。先手も16歩を突いていないから1手分ですが。

97同桂96歩94歩、昨日は77歩のほうを選びましたが、今回は97歩成同香85桂

89桂と受けても駒損するだけなので、89玉くらい。97桂成同銀76香

77桂の受けは同香成~85桂なので、86銀94香77桂

98歩95歩85歩

95同桂は99歩成で終わり。95同銀95香96歩99歩成

99同玉77香成同角同角成同金59角

78飛93桂76銀96香98歩97歩

97同歩同香成98歩96歩

評価値は-100~0の攻防で後手ペースでした。この図から後手としては45銀のさばきがあります。先手としては97歩同歩成98歩96歩9歩同歩成98歩・・・千日手にするしかないか。先手番で千日手では失敗です。後手のほうにはあれこれ攻めの選択肢があったけれど、先手は変化する余地が少ない攻防でした。

つまり先手の穴熊は失敗なので、何か工夫しないといけません。

 

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