名南将棋大会ブログ 名古屋

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将棋が強くなるための記事を書きます。
まずは将棋上達法則を見てください。

SS1-12 右四間飛車(17)

2023-07-07 | 基本定跡の研究

耀龍四間飛車で、低い陣形での石田流への組み換えも、反撃陣形もだめでした。その中間は専守防衛のような形になるのですが、

54歩を突く形でどうか。反撃力はないので、25桂には22角しかないです。45歩に

24歩44歩同角同角同銀

この図の評価値は+97ですが、これまでのことを思えば先手失敗でしょう。攻め続けるのは面倒そうです。

AIに聞くと

45歩ではなくて15歩を突きなさいと。24歩を突かれたら、13桂成同角14歩22角13歩成

13同香14歩同香同香

12香成や23香を見て先手有利、評価値は+346です。

後手としては24歩を突いてはいけないようで、何か待つのですが74歩だとして45歩の時にどうするか。

はやり24歩はマイナスなので、53金上が最善のようですが、44歩同角14歩同歩13歩

この図の評価値は+401、先手の攻めは切れにくいです。

端攻めがあるならば17桂に14歩でどうか。

25桂22角45歩24歩

44歩同角同角同銀

43歩同金51角

この図の評価値は+245、22飛には55銀と攻められるので、後手としては52飛24角成54歩が最善のようですが、馬ができた駒得、先手ペースの中盤戦です。後手番振り飛車として、これくらいで納得できるのでしょうか? 美濃囲いを放棄する理由にはならないでしょう。

 

コメント
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