【波多野陽】生命がいるかもしれない惑星が1200光年かなたに見つかった。直径は地球の1・4倍で、太陽系外にあり、生命が存在する可能性がある惑星の中では、大きさが最も地球に近いという。米航空宇宙局(NASA)が19日、発表した。
この惑星は、こと座にある恒星ケプラー62を公転している「ケプラー62f」。ケプラー宇宙望遠鏡の観測によって見つかった。岩石でできた地球型惑星とみられ、恒星からの距離が程よく、液体の水が存在できる表面温度を持つ可能性がある。液体の水は、地球型生命の生存に不可欠だ。
すぐ内側を公転する惑星の大きさも地球の1・6倍だった。地球から2700光年離れたはくちょう座の恒星ケプラー69にも、地球の1・7倍の大きさの惑星が見つかった。
これまで見つかっている太陽系外の惑星は木星のような巨大ガス惑星が多いが、ケプラーが2009年に打ち上げられて以来、地球に近い大きさのものも見つかってきている。
出典:http://www.asahi.com/special/news/articles/TKY201304210118.html
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