ロシアの次世代有人宇宙カプセルの打ち上げは、計画されていたロケットとは異なるロケットに搭載される。このロケットはもともとは無人宇宙船を打ち上げる予定であった。次期宇宙カプセルは6人乗り。試験打ち上げは2018年に予定されている。打ち上げ機はアンガラA5(Angara)となった。
新型有人宇宙カプセルはACV(Advanced Crew Vehicle)と呼ばれ、ロシアの別の新型ロケットRus-Mで打ち上げられる予定であった。Rus-Mはソユーズ有人カプセルを打上げているサマラ宇宙センターのソユーズFGロケットの改良型。しかしRus-Mは昨年中止となり、一方でACVは打上げロケットが特定されないまま開発が継続されていた。
ACVは6人が搭乗できると同時に、約500kgの物資も輸送可能である。また月まで飛行することも可能。ACVはソユーズカプセルと同様に着陸時に推力を使用する。
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