24日の14時から大樹町でXバンド地上局の開所式が開催された。
新聞にも掲載されたんで報告する。
【25日:十勝毎日新聞】
宇宙への窓 衛星データ受信地上局が完成
2011年08月25日 15時13分
【大樹】次世代超小型衛星システムの開発を進める「次世代宇宙システム技術研究組合」(東京、山口耕司理事長)と東大が町内に建設していた人工衛星データ受信用地上局が完成し、24日午後2時から現地で開所式が行われた。
超小型衛星からのデータを受信する地上局と、あいさつする中須賀教授
同組合は2012年12月に超小型衛星1機を海外から打ち上げる予定。その後、同地上局が本格的に稼働し、超小型衛星から画像データなどを受信する。
開所式には関係者や地域住民ら約50人が出席。次世代超小型衛星システムなどを研究する東大の中須賀真一教授は「宇宙開発が皆さんの役に立つ世界となるようにしていく」と述べた。来賓として出席した伏見悦夫町長は「大樹から日本の宇宙開発に貢献できれば」と歓迎した。
同地上局は旧大樹駅舎(町寿通1)に隣接する町有地に設置。高さ約3メートルのコンクリート製の土台に、直径4メートルのパラボラアンテナが取り付けられている。総工費7000万円。開所式では実際にアンテナを動かし、人工衛星を追う様子を披露した。
同組合に参加し、道産人工衛星の開発に取り組む「北海道衛星」(本社大樹町、社長・佐鳥新道工大教授)が同地上局の運用に協力する。社屋の旧大樹駅舎に必要な機材が置かれるという。
同組合は10年3月に人工衛星関連の企業などで設立。安全性以外の面で汎用(はんよう)品を増やし、コストを削減する「ほどよし信頼性工学」を導入した超小型衛星の開発に取り組んでいる。13年度末までに超小型衛星を数機打ち上げる予定。
【25日:北海道新聞】
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