うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

フロマージュ

2017-10-09 19:14:53 | グルメ
ワインがあればチーズを食べたいと思いますが、十分に頂いた後でもデセールを外すわけにもいかずなかなか食べることが出来ません。
しかし、いい状態のチーズがあれば少しはいただきたいものです。
色々なタイプの中選んだのは、エポワスとサント・モール、特にエポワスは熟成してトロトロになっておりなめらかで濃厚な味わい!
チーズと同じ産地のブルゴーニュの赤がたまらなく合います。このワインはただのブルゴーニュルージュなのですが、プリミエクリュぐらいの味わいに感じられます。ソムリエの力量でしょうか?
この時間がこのレストランで最高の時だった気がします。
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ヴィヤンド

2017-10-07 14:26:32 | グルメ
蝦夷鹿というと敬遠する人もいるかもしれませんが、鉄分の多い赤身の癖のない肉です。
以前も書いたと思いますが、レストランではまず牛肉は選択肢から外します。フランス料理は肉のバリエーションが多く普段食べることが出来る牛肉を食べるのがもったいないからです。
今日も鳩と子羊が選択肢としてありましたが、泣く泣く鹿にしたというだけの話です。それでも今までに食べてない物も多くリエーブル(野兎)キジも食べたいと思っています。
そんな蝦夷鹿にはしっかりとしたメドックの赤、赤い肉に赤いワイン、肉のうまみとワインの重さの均等が取れお互いを引き立てています。
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ポワッソン

2017-10-06 20:57:01 | グルメ
長崎産のタカバハタのポアレとバターソース、料理の仕方としては目新しいとは思えませんが、上に乗っているのは帆立そして後ろに隠れているガルニが素晴らしい!ナスをピュレにしてズッキーニやパプリカを小さく切り仕込ませてあります。それも熱々でナスの香ばしさを感じながらメインのハタをいただく形になり、身のしまったハタと柔らかいピュレの食感の違いも味わえます。
合わせていただいたクロージュエルミタージュの白、マコンより厚みがありバターソースとの釣り合いも取れています。
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オードブル

2017-10-05 15:57:15 | グルメ

日本では手長エビと言いますが、イタリアでもフランスでも良く使われる素材です。しかしクルマエビなどのように身に締まりがなくあまりおいしかった記憶がありません。
しかし、ここでは生の新鮮なものを使用しているとのことで、半分生の状態で仕上げてあります。そのため旨みが一番いいところで味わえました。むろん頭の味噌の部分も味わえ今までで一番おいしい手長エビでした。合わせたのはマコンきれいな酸が味わいを引き立てています!
さらに付け合わせもアーティーチョークやそうめんかぼちゃ、ポロネギなど主役を引き立てながら素材の主張が感じられました。

この料理の時、離席したのですが、席に戻ると大きな”かぼちゃ”がテーブルに乗っていました。
さすがにこのまま食べられないだろうと思いましたが、そうめんかぼちゃに関する妻の質問に答える為、わざわざ持ってきてもらったもので、店のサービスに関する考え方が垣間見えうれしく感じました。
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アミューズ ブッシュ

2017-10-04 19:42:16 | グルメ

アミューズ・ブッシュとは「口を楽しませるもの」という意味だそうです。
その意味からすれば、まさにこれはそのものと言ってよいと思います。
一口サイズのキューブを口に含むと溶けたフォアグラの濃厚なうまみと香辛料の香りが口いっぱいに広がります。
料理の始まりとしてはこれ以上のものはありません!
突き出しとサプライズの要素の入った本当の意味でのアミューズ・ブッシュと言えると思います。
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