さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

今度はピアノ

2005-08-26 12:38:14 | Weblog
こざるは今ピアノに熱中している。
習い始めたわけでもないし、これから先も多分習わせるつもりはない。
だけどピアノいじりが楽しいらしい。

きっかけはジャスコの本屋にあったピアノつきの歌の本で
「おばけなんてないさ」がそこに載っていたのを見て
その曲が弾けるようになりたくて店で必死にやっていた。
鍵盤に「ドレミファソ」とかシールが貼ってあって、
楽譜と歌詞の方にも音階が書いてあり、手元の鍵盤シールと楽譜を
照らしあわさせていくと曲が弾けるようになっていた。

本屋での練習でその曲が弾けるようになるわけもなく
私は帰ってきてから家の電子ピアノに同じようにシールをはり
ドレミファと「おばけなんてないさ」の歌詞を縦に合わせたものを
書いてやり、こざるはそれを見て練習した。

ついに弾けるようになったので、次は「かえるのうた」を教えた。
こっちは断然簡単なのですぐに覚えたから、
「こんなこともできるんだよ」
って両手で輪唱スタイルに弾いてやったところ
これまた不思議で面白いと思ったらしく、今全然無理なのに
両手弾きをしようとしている。
右手につられて左手が動かないのは当然。
しかもどちらも1本指で弾いているから、たくさん間違う。
鍵盤一つに指1本で教えてみたけど、手が小さくて
うまく動かせないので、やっぱり1本指がいいらしい。

これが終わったらハム太郎のテーマソングとか
リクエストした数曲をまた練習するみたい。
かえるの歌の両手版に疲れたらときどきハム太郎を弾いている。

実は私も習ったことがなくて、ある程度大きくなってから
買ってもらったキーボードで弾きたい曲を数ヶ月かかって練習していた。
楽譜も当然読めないので、ピアノピースを買ってきて
音符の下に、今こざるにしてあげているように「ドレミファ」を書いて
何度も練習しながら楽譜全体を暗記するという途方もない作業を
してきた。一番最初に弾けたのは「エリーゼのために」
そのあとリチャードクレイダーマンの簡単めな曲(タイトル忘れた)
そしてベートーベンの月光の一番有名なのと、映画にも使われた
ショパンのノクターン。
今は全部忘れてるけど、実はどの曲も部分ごとにはっきりした記憶が
あって、途中から手が覚えているところまで今でも弾くことができる。
子供の頃に覚えたものがまだ残ってるんだと思うとすごい。

だから、ピアノは習わなかったら上手には弾けないけど
自分の満足レベルでは弾けるようになれるという確信があるので、
こざるにも自分と同じ手法で弾きたいものだけ覚えさせてあげようと思う。

今は1本指でどこまで弾くつもりなのかちょっと興味あるんだよねー。
もし1本指で頑張るなら、「チョップスティックス」を
教えてあげようかな。クインテットCDに入ってるし、1本指でできるし
面白がるかも。まあ、まだ「かえるのうた」やってなさい、とりあえずは。