第1ヨハネ2:16
『すべての世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢などは、御父から出たものではなく、この世から出たものだからです。』
この世に生きている私たちはこの世と縁を切って生きることは出来ないです。
神様に背を向けて生きている人間は、この世を愛しながら生活しています。
この世を中心に、自分のあらゆる欲を満たしながら生きることが人生だと思いながら生活しています。
欲を持ってこの世を愛して生きることが、悪いとも罪とも思わず、反対に良いことだと思っています。
罪とは悪いことや道徳、倫理に違反することだけだと思っています。
『肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢』などは必要なものだと思っています。
私自身の成功、私自身の幸せのためにはそれが必要だと思い、さらに追及します。
ですから世を愛する人たちは、神が人間に与えようとする祝福と恵み、救いや命などにはまったく関心がありません。
自分が求める祝福とは根本的に違うからです。
神が与えようとする祝福は目には見えないので、目の欲がある人にはまったく興味がないです。
目に見えるものしか関心がないです。
しかし神が与える祝福の真価を知っている者は、目に見えるものよりも、目に見えないものを求めます。
【関連聖句】
マタイの福音書6:19-20
『自分の宝を地上にたくわえるのはやめなさい。そこでは虫とさびで、きず物になり、また盗人が穴をあけて盗みます。
自分の宝は、天にたくわえなさい。そこでは、虫もさびもつかず、盗人が穴をあけて盗むこともありません。』
《 3分バイブルボイス 》
【堕落】困難な時代がやって来る:第2テモテ3章